[02ソルトレイク]大会テーマ”Light the fire within.”に思う。

スポーツ
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 ソルクレイトシティ冬季オリンピックが開幕しました。    いまいち冬季のオリンピックって日本で盛り上がっていないような気がするので、このコラムで熱い風が送れたらいいな、なんて考えているしだいであります。  まずは昨日の開会式は個人的に感動しました。大会のテーマが”Light the fire within.”(内なる心に火を。)というものです。  このテーマを様々な形で描いていったのが開会式でした。  内なる心に火を。というテーマは私個人にとっても人生で大切なテーマですし、今の世界にとってもあらためて一人一人が見直さなくてはいけないテーマだと思います。  というのも、心に火が灯っていれば、なにかをなそうという勇気が出る、くじけた時にもう一度立ち上がる力も灯る、内の心に火が灯っていれば、余裕が出て人にもやさしさであったり、おもいやりという火を移してあげることができる。  人から人へ繋がっていくのが火です。心を暖かくいつも持っていれば、全てに通じてうまくいくのです。  私はこんなテーマを大会開会式で感じました。  まずは先住民から、開拓時代の様子が演じられました。先住民たちの外敵との戦い、開拓者たちのフロンティア・スピリッツという勇気、様々な人の悲しみや強い勇気、そういったものの積み重ねで私達は今こうして生きていられるんだなって、あらためて感じました。  我々が生きるってことはこうした人たち一人一人の気持ちを受け継ぐことに意味があるんだなって思いました。過去の人たちの心や意志を受け継ぐために学校や、教育があるのです。  こういったテーマの中に流れた、スティングとヨーヨーマによる『ブラジャエル』という曲に感動しました。とてもいい曲でしたね。個人的に間違いなく”きになる”ソングになるでしょう。  最後の聖火点火前に流れたのは、心に火を灯して、努力すれば、夢はかなうというものでした。4歳の女の子から、年齢順に5人がスケートで滑り、最後は伊藤みどり選手とメダルを争った、クリスティ・ヤマグチ選手が滑りました。  小さい時からの強い意志となにものにも負けないその競技への思いが積み重なって、運にも見放されずにここまで来れた選ばれし人たちの祭典なんだなって、あらためて感じました。  いやー、本当にいい開会式だったと私は思います。それと比べてなさけなくなったのが我が日本の長野の開会式です。  スモーレスラーと点火の際の伊藤みどりのまるで紅白の時のような、はでな衣装とどうむすびつけたらいいのでしょうか?なにがいいたいのか断片的な印象は拭えません。  日本の伝統文化をただひけらかしただけ。そんな感じさえします。自分たちの文化に自信がない国ほど、自分たちの文化を誇張し、自慢したくなるものです。  これを見た外国の人にますます閉鎖的な印象を与え、まるっきりいいところのないジレンマに陥っているような気がしてなりません。  日本にも海外に通じる坂本龍一(バルセロナ五輪の演出の一部を担当)というアーティストもいることですし、もっと祭典については考えなくてはならないでしょう。  そうなると不安なのは、ワールドカップです。韓国の抽選会もアジアの閉鎖性があったと外国のメディアから指摘されました。開会式も含めて、素晴らしい大会にしなくてはとあらためて感じました。  このオリンピックもワールドカップもひとびとに暖かいずっと続く、火を灯してくれることに期待しています。さらに一人一人がその火を暖めて、大切に人に伝えてほしい。そう願わずにはいられません。

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galthie

スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。 好きなチーム:アーセナル 将棋棋力(2016年1月現在) 【将棋ウォーズ】3級 【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ) 【将棋道場】対局数少なく判定出ていません

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