[04ポルトガル]眠れるライオン、原因は睡眠薬アドフォカートの服用?(チェコ対オランダ)

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さて、ちょっと時間経っちゃった上に、試合内容はガルティエが 見事に書いているので、ここでは、試合についての感想を。 まずオランダ、前半はやっと覚醒したかと思いました。 あれだけのサッカーをやれるメンツはいるわけですよ。 本当に前回とはうって変わって攻撃の美学オランダという感じでした。 見ようによっては3ー4ー3にも見えるポジション取りで、 パスもよく回り、相手陣内でのプレーが多くなりました。 サイドもウイングをサイドバックが追越し数的同等、もしくは 有利な状態にもっていき、ダービッツ、セードルフの運動量と サイドチェンジを含むパスも活きてました。 そして、チームに活気を与えたのは、ロッベンでした。 自分で大会前に期待の若手として紹介しといてなんなんですが、 あそこまでチームを変えるとは…。脱帽です。 スピード、テクニック、クロスの精度、すべてが高レベル。 まだ若いので末恐ろしい…。しかも気の強さも一級品。 交代を告げられたときのあの表情と仕草に、彼の気の強さを見ました。 あの若さであそこまで自分はまだやれるという意志表示出来ませんよ、 自信がなければ。素晴らしいの一言に尽きます。 移籍先のロンドン、チェルシーでも愛されるでしょう。 いかにもイングランドが好みそうなウイングですからねぇ〜。 移籍先にイングランドを選んだのも正解でしょう。 噂ではファン・デル・メイデにもアーセナル移籍の噂もあるので、 実現すれば、来季のロンドンダービーで、 この二人の対決が見られるかも? そうなったら楽しみですね〜。 さぁ、話が少しガタガタガッシャーンと脱線しましたが(笑)、 チェコ対オランダに話を戻しましょう。 オランダの敗因は、どこでも言われてることですが、 監督アドフォカートの不可解な采配でしょう。 なぜ、一番相手に脅威を与えていたロッベンを下げて、 ボスフェルトを入れたのか? あの時間帯、確かにネドベドにあわやというミドルを 打たれたりはしていましたが、オランダもロッベンからのクロスで ファンニステルローイが完璧なヘッド、チェコGKチェフの足での スーパーセーブで防がれましたが、トドメを刺す直前までいきました。 まして、オランダは2点先行しながら1点を味方のミスから取られ、 流れは追い掛ける側のチェコにありました。 この流れを変えるにはもう一点取りセーフティリードを奪うことで 相手の流れを断ち切ることしかなかったように思います。 実際、オランダの選手達はそれを行ない、チェコはトップの二人と ネドベド以外は守備を気にして思うように上がれていませんでした。 ロシツキーやポボルスキーは、 特に攻撃に顔出しが出来ていませんでした。 ネドベドの脅威こそあったものの、そこまで危惧することがあったのか? やっぱり予選で勝てなかったことが影響したんでしょうか? そして、代える選手は他にいたはずでは? 結果論になりますが、 イエローをすでに受けた選手から代えたほうが良かったのでは? 結果、退場になったハイティンハなど。 実際にはボスフェルトを入れたのはネドベドのマンマーカーを やらせる為なはず。にもかかわらず、ハイティンハ退場の場面では ボスフェルトがマークしていなかったネドベドをハイティンハが ファウルで止めざるおえなかったわけで、この作戦は明らかに 失敗したといえるでしょう。 ここ最近のオランダには良く見られることですが、戦術に捉われすぎ、 時に不可解な選手起用をしますよね〜。 セードルフを左サイドに動かして、ボランチをダービッツと ボスフェルトで組むなら、 そのままセードルフと代える手もあったわけだし。 もしくは4バックに戻して、中盤をトリプルボランチ的にして、 コクーがネドベドマンマークをやるとか。 攻撃の手をなくして、守備にいくのは、あまりに早すぎる決断でした。 もしかしたら、アドフォカートの頭にはファン・ガールのW杯予選 ポルトガル戦の悪夢があったのかも? あの試合も完璧にオランダが試合を支配して、両ウイングから チャンスを作って、確か2ー0でリードしていたんだけど、 さらにもう一点取りにいったファン・ガールはあろうことか、 両ウイングをマカーイとファン・ホーイドンクに代えて ウイングサッカーを放棄して、そこからオランダの攻撃が恐くなくなった ポルトガルが攻め立てて、2ー2の同点に持ち込まれちゃったんだよね〜。 より攻撃にいったファン・ガールと守備にいったアドフォガート、 まったく逆な考えに見える二人だけど、二人ともオランダが やってはいけないミスをした意味では一緒。 それはウイングサッカーを捨てたこと。 翼をもがれたオランダはいつも悪夢を見てるのにね。 本来世界誇るべき、ウイングサッカーを小難しい戦術理論で 自ら台無しにしてしまうオランダはもう見たくないなぁ〜。 チェコはオランダに試合を支配されながら、良くあきらめず チャンスをうかがってたなぁ〜。 監督の攻撃的姿勢、積極的選手起用も良い流れを呼び込みました。 そして試合開始直後のロシツキーのプレーには唸りました。 さすが、フィールドのモーツァルト!!ファンタジスタの面目躍如だった。 もっとあの位置でのロシツキーのプレーが見たいなぁ〜。 今大会はネドベドの脇を固める脇役として 地味な仕事に撤してる感があるけど、 前回大会での若さたっぷり、溌剌プレーで、 ポボルスキー二世と言われた頃から、 さらに成長したファンタジスタなプレーを見たいなぁ〜。 ネドベドの持ち味は、強烈シュートに運動量、フィジカルの強さに ある気がするので、彼がボランチ的な役割をして、ロシツキーが トップ下に入るオプションがあっても良い気がするんですけど…。 たしかにフィジカルの強さで、トップ下に起点が作れて、 ミドルで点が取れることは魅力ですけど。 試合中、もう少しこの二人のポジションチェンジが多く見られた方が 相手は嫌な気がするんですけどねぇ〜。 どうっすか、ブリュックナー監督? あとミラン・バロシュは良いFWですなぁ〜。改めて再確認!! レギュラーで出られるチームに行ってもらって、 もっと見たいですねぇ〜、シーズン中に。 彼は日韓W杯予選のベルギー戦で始めて見ましたけど、 その当時からドリブル巧くて速くて良い選手だなぁ〜、 将来楽しみだなぁ〜って見てました。 (この試合では若さから熱くなって退場して自滅しちゃいましたが…) 今はよりFWっぽくなってますね。 見た目も髪を伸ばして、垢抜けて、イケメンになりました(笑)。 チェコは選手層に不安を残してますが、このまま怪我なくいけば、 決勝進出もあるかもですね!? PS;日本戦のチェコを見て、フォーメーションが普段と違うとはいえ、 あんまり期待できないかなと思ったんですが…。 はぁ〜、本当予想はずれっぱなし…(T〇T)。

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miya10costa

ど~も~。きになるブログ新メンバーとして書き込むこととなりました、ミヤ10COSTAで~す。 どうぞヨロシクお願いします。 サッカーを中心にガルティエに負けないように、映画や音楽、時事ネタから果ては芸能スキャンダル、アイドルネタまで(笑)、お気楽に色々書き込もうと思ってるので、お気軽にお気楽に読んでもらえるとうれしいで~す。

コメント

  1. 眼鏡牛 より:
    チェコはユーロと相性がいいですねぇ
  2. miya10costa より:
    >眼鏡牛さんへ コメントありがとうございます。 ホント、チェコはユーロに相性良いですよね。 チームの調子が良いときに、ちょうどユーロ開催の サイクルが来るって感じがします。 ただ、そのせいかW杯には最近縁がないですが・・・。 チェコはチェコ共和国になってから、初めて96年のユーロに出て、 そこから3大会連続で出場してますからね。 ただ、前回は不運続きで良いサッカーしながら、 グループリーグで敗退しちゃったんですけどね。 その屈辱から4年で見事にチームは進化して、 ベスト4、いや、96ユーロ以来の決勝進出も 夢じゃないですからね!! 今度のデンマークとの準々決勝を越えれば、 決勝進出も見えてきそうなので、 明日の試合は注目ですね!! 僕はどっちも好きなチームなので、 なんとも複雑な気持ちで 明日の試合を見ることになりそうです・・・。 眼鏡牛さんはどっちを応援します? やっぱりデンマークですか?
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