W杯の組み合わせが決まりました。
我が日本はベルギー、ロシア、チュニジアとの対戦です。抽選会の中継では、最後のチュニジアが決まるまでにナイジェリアがなかなかでなかったので、『こないでくれっ』ってめちゃくちゃドキドキしました。チュニジアで正直良かったと思ってます。
しかし、よく言われていることですが、とても楽観なんてできません。それが日本の現状でしょう。それぞれの国について思うことを書いていきましょう。
ベルギーに関してはシーフォというすばらしい中盤がいた時ほどではないと思っています。どちらかというと負けないサッカーをするチームでしょう。
私の印象では最近のベルギーは力押しだけでパス回しはいまいちなのではないかと思っていたんですが、最近TVでベルギーを見て、ファンタジスタは確かにいないものの、よく組織されていて、ダイレクトのパス回しなどができるチームみたいです。
タレントは不足していても、パワーもパス回しも経験もあるチームだと思います。とても簡単には勝てない相手です。しかし、日本も実力を出し切れば、どうにもならない相手ではないです。
そして、次のロシア。私は一番評価しているチームです。前回フランス大会のクロアチアくらいの力があると思ってます。というのも中盤がものすごい!とてもおもしろいサッカーをしてくれるのではとメンバーを見て期待しちゃいます。
そう思わせる理由はスペインリーグのセルタというチームにいるモストボイとカルピンの存在があるからです。
とくにモストボイはかのクライフが
『フィールドの芸術家』と絶賛したようにみていてとてもおもしろい実力のある選手です。間違いなくファンタジスタです。
カルピンという選手はモストボイは天才にありがちに気まぐれな性格に対して、比較的まじめで一生懸命やる選手だという印象があります。ドリブルもあるし、クロスも正確。いい選手です。
この2人なら、日本にもタレントはいるぜと思うんですが、ロシアにはさらにティトフというゲームメーカーもいるそうです。なんて豊富な中盤なんだ!
さらにGKはヨーロッパでは評価の高いルスラン・ニグマトゥリン。DFにはオノプコ。スペインリーグで活躍中のMFホフロフ。高さのあるFWベスチャツニフ。期待の新星FWイズマイロフまでいます。これは対戦するのでなければ、応援しちゃいたいようなメンバーです。
このおもしろそうな豊富なタレントがフランス大会のクロアチアのような旋風を起こす気を起こさせるのです。
それではロシアに弱点はないのでしょうか?これはスーパーサッカーで放送してたので、見た人もいると思いますが、私の大好きなPixyユーゴスラビアサッカー協会会長が弱点を話してくれました。
それは確かにオノプコ、ルスラン・ニグマトゥリンを中心としたDFは確かに堅いが、豊富な中盤でボールがもてるぶん、すばやい攻守の切り換えに対応しきれないそうです。
日本は高い位置からボールを奪って早く攻めるということを加茂日本代表の時からやってきました。イメージとしてはイタリア戦の稲本のボール奪取から、すばやく縦パスで柳沢という、あのゴールを思い出して欲しいのです。これができれば点がとれそうな気がします。
ちなみに蛇足ですが、私の崇拝するアーセン・ベンゲル監督の教えの一つにボールを奪ったら、すばやく縦パスをしなさいという教えがあります。稲本はアーセナルで練習していることがそのまま出たのではないでしょうか?試合に出なくて心配する人がいると思いますが、ベンゲルを信じて稲本もファンの方にも辛抱して欲しいと思います。私は稲本の成長が楽しみですね。
・・・と話がそれましたが、日本にもチャンスはあると思います。まあ森島がでていてくれることも条件のうちだと思っているんですが、そのことはまた別日に書きたいと思います。
あとロシアはうまくてチャンスを作るけれど、いまいち決定力がないようです。FWの出来次第という面が大きいですね。前回のクロアチアはご存知のようにスーケルという決定力のあるFWがいたから、ベスト4までいきました。ロシアは決定力さえあれば、恐ろしいチームだと思います。とにかく面白い試合になることは間違いないと思います。楽しみながら見たいものです。(多分楽しむ余裕はないと思うけど・・・)
ロシアについて長く語りましたが、チュニジアに関しては正直よくわかりません。
でも監督にアンリ・ミシェルとプラティニをはじめて代表でつかったりしたシャンパンサッカーを展開する素晴らしい監督が就任したので、油断なりませんね。
また蛇足ですが、NUMBERという雑誌のインタビューによると日本をとても評価してくれていますね。トゥルシエと友達なので知っているのでしょうが、名将にそういわれてうれしかったです。(自分にいわれてるわけではないけど・・・^_^;)次期日本代表監督に是非と思っています。2010年くらいまでは外国人監督でいきましょうよ。頼むよ協会!
ってまた話がそれましたが、チュニジアは以前はイタリア人監督で守備が堅い、つまらない・・・いやごほんごほん、失礼、もとい堅実なサッカーを展開していたそうです。それでアンリ・ミシェルは次の段階として攻撃にとりかかりました。年末に行われたスペインのアンダルシア州選抜の親善試合では3対3と派手な試合をやっており、本大会までには攻撃的なチームを作り上げてくる可能性があります。
しかし・・・とはいってもタレントは日本の方がうえだと思っています。いかにアンリ・ミシェルとはいえ、半年でチームを作るのは大変でしょう。私は楽観はしてませんが、一番チャンスのある対戦相手だと思っています。
以上が私の分析です。まだ3カ国とも試合をみてないので、また印象が変わるかもしれません。その時はまた続報としてお伝えする予定です。ベルギーはEURO2000でどうだったか、ミヤに詳しく聞く予定であります。あとはロシアに関しても友人の印象も聞きたいですね。みなさんも情報、感想など気軽に掲示板にお書きください。
結論としては日本にはチャンスはあるけど、楽観するな!・・・です。そして、全試合面白いのでサッカーファンじゃない人も絶対みてください!!これが言いたかったのです。ではまた次のコラムで会いましょう。
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スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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