予想は見事にはずれたわけですが、一つ私が見落としていたことがあります。それは過酷な環境への耐性というのも選手の能力だという点です。
この記事で高橋尚子を例にラドクリフもとんでもないところにいってしまっている選手だと書きました。高橋がとんでもなく強い選手なんじゃないのかと考えたきっかけは、98年のアジア大会灼熱の暑さで完走も難しいといわれたレースで、自己ベストを出し完走したということでした。高橋が飛び抜けているのは、この過酷な環境でも自分の力を出しきれるという力だったんですね。その力が大きな力となり、五輪というプレッシャーなどコースも過酷なことが多いレースで勝つことが出来たんだなとあらためて思いました。
そのマラソンの経験値と置き換えてもいいのかもしれませんが、他の力は確かに飛び抜けているラドクリフにあっても、その環境への耐性といったものはまだ普通のレベルにあったということなんでしょうね。この力を私は忘れていたなぁとレースが終わったあとの感想です。精神的にもう相当にショックだったと思いますが、また立ち直って、そういった力もつけることが出来れば、本当に誰も追いつけてないような力を五輪でも見せてくれるでしょう。
野口選手はその点見事な走りでした。シドニーまでいかに金をとるのが難しいことかということを見ているので、この2大会連続の日本の金メダルは本当に素晴らしいですねぇ。日本の3人がチームとなったというか、そういったことも感じました。
そして、室伏選手の銀もお見事でしたね。シドニーで見ていたときは力を出し切れずにまさかのベスト8に進めないという結果でした。それから、力をつけ抜群の安定感を手に入れました。それが今回大きな力となったと思います。どんなコンディションでも80メートルを越える投擲をすることが出来る。普段の力を出すのが、いかに難しいかは前回のシドニーでも感じましたが、今回も力のある選手がことごとく80メートルを越えることができなかったことでもわかります。室伏が4年間で手に入れたのは、大舞台でもいつものように力を出せるような安定した実力だと感じました。
体操も鹿島選手が美しい演技で見事銅メダルを取りました。ただ、ウルジカ選手、金の中国の選手と比べると、アピールが少し足らないかなという印象でした。金メダルを取れる実力はあるのは確かなので、今度は勝てる演技というものを今に積み重ねて手に入れるといいのかなと思います。それが鹿島選手なら出来るきがしています。まだ種目別鉄棒、平行棒など残っています。期待したいですね。
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galthie
スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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コメント
女子マラソン。
それに日本選手全員入賞したし
すごいね。
俺は個人的に坂本選手を
応援してたんだけど、
まだ若いしこの経験を
いかして次の北京で
がんばってほしい
正直にいうと、金メダルは期待してなかったんだけど、やってくれたね。私が思っているよりも今の日本女子マラソンはレベルが高いようですね。
坂本選手はワッティー殿がいうようにこれからの選手だから楽しみだね。個人的にはQちゃんの復活を願っています。