ここまでのシックス・ネーションズ結果を先に振り返ってみましょう。
2月5日(土) フランス ○16 ― 9● スコットランド
2月5日(土) ウェールズ ○11 ― 9● イングランド
2月6日(日) イタリア ●17 ― 28○ アイルランド
2月12日(土) イタリア ●8 ― 38○ ウェールズ
2月12日(土) スコットランド ●13 ― 40○ アイルランド
2月13日(日) イングランド ●17 ― 18○ フランス
2月5日(土) ウェールズ ○11 ― 9● イングランド
2月6日(日) イタリア ●17 ― 28○ アイルランド
2月12日(土) イタリア ●8 ― 38○ ウェールズ
2月12日(土) スコットランド ●13 ― 40○ アイルランド
2月13日(日) イングランド ●17 ― 18○ フランス
第二節の放送は、ロンドン、トゥイッケナムで行われた宿敵フランス戦。この試合ちょっと記事を書かなかったのですが、期待が大きかっただけに両チームの出来の悪さが少しショックでした。
特にフランスは、W杯で見せた泡のようにどんどん湧いてくるサポートが素晴らしい組織ラグビー、面白いフランスを楽しみにしていたのですが、驚くほど内容はよくありませんでした。ミスからペナルティを連発。それをさらにウィルキンソン不在のイングランドのスタンドオフ・ホッジソンがPGをはずしまくる展開で、じわじわPGでせまったフランスが結局は逆転という試合でした。フランスの調子が悪く負ける試合の典型がこういった試合とのことです。普通に決めていれば、
イングランドが勝っていた展開でした。期待が大きかっただけにこの試合はちょっと期待はずれでした。
第一節の試合も、イングランドの出来が悪く、最後ウェールズの勝利は劇的でしたが、あまり内容はよくなかったといえるでしょう。ここ二節期待が大きいシックス・ネーションだっただけに私が見た放送分に関しては少し残念な展開です。
ここまでの順位は、好調アイルランド、ウェールズ、そしてイングランドとの直接対決を制したフランスが2連勝。イングランド、イタリア、スコットランドが2連敗と二分化されています。ここまでは、去年グランドスラム(シックス・ネーションズで全勝優勝をグランドスラムと呼ぶ)を達成したフランスに今年もグランドスラムの可能性が残されています。第3節好調ウェールズを倒し、次節アイルランド戦にも勝てばまたグランドスラムでの優勝が濃厚になります。
そして、この第3節やっとフランスが復調を見せ、これぞシックス・ネーションズという戦いを見せてくれました。前半は14番ウイングのルージュリーが素晴らしい走りを見せゲインする場面が目立ちました。フランスもまだまだ完調とはいえないまでもW杯で見せていたように、サポートが多く細かくショートパスをつなげまくるようなラグビーが見えていました。フィールドも大きく使い展開するラグビー。前半は2トライをあげました。
ウェールズはハンドリング・エラーも目立ち前半に関しては内容的にいまいちでした。それでも2PGを上げ、前半15-6と食い下がります。
流れがいっぺんするのが後半。一気にウェールズペースになっていきます。第一節の記事で紹介したちびっこウイング、シェーン・ウイリアムズが本領を発揮。左サイドを二人をひきつけて、絶妙のパスを通してフランカー、マーティン・ウイリアムズのトライを演出。コンバージョンも決めて、15-13。さらにまたもやマーティン・ウイリアムズが混戦からトライをとり、後半6分までで逆転してしまう。コンバージョンは決まらず15-18。
しかし後半、前半の勢いがないフランスも途中交代のスタンド・オフ、ミシャラクがドロップゴールで同点に。
そこから、ウェールズもPGとドロップゴールをお返しして、18-24と6点差と突き放す。後半30分残り10分になって、フランスもかなりトライにせまりました。ぎりぎりでウェールズがしのぐ、しびれる展開になりました。スクラムで2回くらい押し込んだりするのですが、最後にミスが出て、最大のチャンスも逸してしまいました。終了間際もせまりましたが、一歩及ばず。ウェールズ、アウェイながらも去年のグランドスラムのフランスを下しました!今年のウェールズは本物ですね。強い。前回の優勝94年までさかのぼるということ。さらにグランドスラムとなると70年代後半までさかのぼるそうです。
イングランド、フランスを破ったウェールズはあとは負けず劣らず好調のアイルランドとの決戦に臨むことになりそうです。放送がなくアイルランドの強さはわからないですが、次節も楽しみです。
2週後の第4節は、アイルランドvsフランス。ウェールズはアウェイでスコットランドとの対戦です。アイルランドがフランスを破るようなことになれば、完全にアイルランドとウェールズの優勝争いになりますね。
ここ数年は、フランス、イングランドの二カ国が独占していたようですので、混戦の欧州ラグビーになっていますね。北半球と南半球の力の差も拮抗している状態ですので、面白くなっています。
世界最高峰のアタッキング・ラクビーを展開している南半球のスーパー12も開幕しました。去年準決勝で度肝を抜かれたオーストラリアのACTブランビーズ。スペンサーを中心としたスペクタクル・ラグビーを展開してくれるだろうNZのブルーズを中心に今年はしっかり見たいなと思っています。
次回はスーパー12についても書いてみたいと思います。
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galthie
スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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コメント
TBさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
2年ぶり2回目NECが日本一に
04-05シーズンを締めくくりましたね。
立ち上がりはキックの押収で、ゲームが落ち着きませんでしたが
後半はバックスへの展開もあり見ごたえあったのかな。
PGで先制、リードされたNECがマーシュ、コニアが上手くつなぎ
最後は大東毅
TB&コメントありがとうございます。
日本選手権のNECのヤコのスルーは凄かったですね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
これからよろしくお願いします。