[06ドイツW杯最終予選]最終予選は結果が全て

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みなさん、応援お疲れ様でしたぁ。サポーターの気持ちが届いたかのような結果にまずはよかったとほっとしています。そういう方も多いでしょうね。 内容に関しては色々いいたいことはありますが、最終予選に関しては結果が全てといういわれつくしているところに落ち着くと思います。ドーハの悲劇の時も結局は得失点差でしたし、去年のアテネもパラグアイかイタリアどちらかにあと一点とって引き分けていれば通過だったことなど、あの時内容が悪くたってあと一点あればという場面は数え切れません。 このグループ最大の敵といわれたイランにしてもこの最終予選に関しては決して内容はいいとは思わないし、それでもここ2戦しっかり結果を出しています。そういったことが最終予選では求められているんでしょうね。最終予選は特に、内容が悪くても結果が出ればチームも建て直しやすいと思います。 前回の97年の予選の時は内容も悪くなっていったし、結果も出ないようになって苦しんでいきました。今回はイラン戦後も、まぁ2位まで出れるとか、前回はホームで山口のループで先制しながら逆転で韓国に負けたショックとか色々あったので、単純に比較できないですが、世論もマスコミもアウェーのイランに負けたってまだまだ一敗と悲観することなく、冷静に戦えたんじゃないですかね。もちろん選手たちも、そんなことにも動じないくらい豊富な経験を以前に比べれば積んでいる印象があります。 私としては、たしかにそうった余裕も確かに必要ですが、 戦前にたとえイランとはいえ、グループ最強と決め付けてアウェーで最悪負けても想定内という考えはあまり好きではありません。グループ最強と決め付けて、実は他のチームの方が強かったということは沢山あります。最たる例がドーハのときのイラクじゃないですか、最強韓国に勝った!もう大丈夫だと、その後があれですからね。アテネ五輪予選も最大のライバルはUAEといわれて結局はバーレーンだったとかね。決め付けはよくないです。終わったあとの次への気持ちの切り替えにそういうことはあってもいいと思いますが、最初からアウェーだから、あのイランだからとかいうことを理由付けにして、引き分けで十分と最初からいうのはどうかと思います。最初から引き分けと気持ちを低く思っては、負けはすぐそばにあります。たとえ、アウェーであっても、気持は常に勝つという気持ちを持とうと思うんですよね。勝つと思っていれば、負けは引き分けと考えるよりは遠くにあるわけですから・・・。もちろん、それとは別にゲームプランとして、冷静に戦うということは必要だと思います。 この試合を見ても、確かにそういった経験からくるしたたかさみたいなのは感じられるんですが、貪欲に勝つとか、ここに賭ける気持とかといったものを過去の最終予選に比べると、少し物足りなくも感じます。最後にちょっとした結果を左右するのはその気持ちの部分だと思います。なので、バーレーン戦でも、アウェーでもっか最大のライバルだからリスクを背負うよりは引き分けをとか、はなから狙うという気持ちは持たずにここで決めるくらいの強い気持ちで望んで欲しいなと思います。 前置きが長くなりましたが、試合を振り返りたいと思います。イラン戦の後に感じたんですが、俊輔、中田、小野とかが併用される時は、パッサーは多いですが、それを越えていく選手であったり、前線での動きがないと彼らが生きないなぁとあらためて感じました。 以前からいわれている海外組みが選ばれると、色々いわれるというのはこういったことに原因がある気がします。日本が中田、俊輔を配した4−4−2が機能しない要因は、サイドバックに一つ要因があると思います。どんどん追い越していって、まるでウイングのような位置取りができないと二人のパスが生きてこないと思います。ただ、4−4−2だと、サイドバックの移動距離が増え、負担が多くかかります。ブラジルのカフーやロベカルといったどんどんタレントがでてくるようなサイドバック・クラスがいないと厳しいのかなと感じています。日本はサイドバックが一番層が薄いだけに4−4−2が難しいのはそこの部分だと思います。本当は4−2−3−1とかワントップシステムが使えればサイドの問題は解決しそうですが、そのワントップをやれる人材が久保くらいと、これも層の薄さから積極的に使われない要因になっているのかなと。ウイングを置くシステムは、今の日本にもっとも合うと思うのでやって欲しいのですが、今からシステムを作るには遅すぎますからねぇ。 ちょっと話がそれましたが、それを考えた時に3−5−2の方が今の日本にはしっくりくるのかなぁと。この試合ではサントスと加地がDFラインよりも高い位置を取ることで、前にいく回数も間違いなく増えるので、中田と俊輔のパスが生きる展開になるのかなぁと感じていました。世界を狙う上で3−5−2は時代遅れのシステムといわざるおえないので、積極的に採用するのはどうかなぁと思いますが、現状では仕方ないでしょうね。 この試合確かにカウンターが最大の武器のバーレーンということもあって、攻めと守りのバランスが難しかったですね。まぁ、結果からすればしょうがなかったんですが、攻めの可能性をほとんど感じられませんでしたね。ただ、DFに関しては、バーレーンのカウンターの脅威を完全に封じ込めていて、かなり安定していましたね。ただ、勝ち点3を絶対に取りに行かないといけないという状況の中ではイライラさせられました。 前半をみて感じたのは、やはりずっといわれつづけていることだし、私がW杯のためにももうこの代表を応援すると決心する前に批判していたことですが、このチームの連動性の少なさと素早い攻撃が出来ないという問題をかなり感じましたね。 あれだけ引かれている相手なだけにとってからの攻めを早くしないといけないのに、中田と俊輔を追い抜いていく選手がほとんどいない。あと例えば、高原が少し引いてきたときにDFがついてきて、少しスペースが出来る、そこをたとえば鈴木が使うとか、2列目から選手が飛び込んでいくとか、そういった連携も感じられませんでした。 前半は、DFはカウンターに備えるというゲームプランで、前線だけで点をとらないといけないといった時、このカウンター、連携のなさでは点を取るのは難しいと感じてしまいました。 あと不満に感じたのが、あれだけ多かったセットプレーを生かせていないことです。俊輔ともう一人をおいて、トリックをするべきだと思いましたね。最終的に俊輔にけらせるとしても、誰かがボールを越えていったりするトリックをしっかりいれた方がいいと思いました。こういった試合だからこそのセットプレーの大事さを、あまりに単調にもったいない使い方をしていたなぁとおもいます。セットプレーのバリエーションの少なさもかなりきになるところですね。セットプレーに関しては、いますぐにでも修正がきくことなので、チームでもう一度練って欲しいです。 連携や素早い攻撃の熟成は、最終予選中に改善は難しいかもしれません。でも、気は早いですが、もう一つ高い目標としてしっかりもっていて欲しいという意味で、W杯に出た時にこういった連携、早い攻撃というものを身に着けていかないと厳しいと思います。自分たちの究極の目標はW杯のベスト8クラスであるという、ここらへんの意識も高くやってもらいたいなと思います。 一点取らないといけない日本は後半動きました。色々と課題はありますが、それでも前半を失点せずにしっかり戦えたことは結果論になりますが、評価できると思います。 サントスが左サイドでウイングに近い位置に張る時間が圧倒的に増えました。ちょっと見日本ではほとんどみたことのない3−4−3のシステムを感じましたね。前線で、パスの目標が鈴木、高原だけでなく、サントスが増えたことで前線に動きが生まれてきました。こうなると、俊輔も中田も前線にパスコースが増えて、俄然攻めが可能性を帯びてきました。 やっぱり、俊輔、中田を生かすには、前線での動き、パス選択を豊富にするということが大事なんだなぁと思いましたね。 結果は、オウンゴールの一点になりましたが、点を取らないといけないときの内容としては評価できるものでした。絶対に勝たないといけない試合にあって、特に前半は攻めてがないのにかなり不満を持ちましたが、試合全体をみると、前半はある程度カウンターに備えて、前線だけで取れたら取る。後半はサントスが高く位置を取る時間が増えることで攻撃の可能性をまして勝ちにいくという感じでまぁ評価できたかなぁと思います。 しかし、こういったプランどおりにまだまだ危ういながら勝つようになったんだなぁと、新しい部分に関心しますね。代表としての経験が継続して生きているなぁと感じます。 ただ、その一方策士、策におぼれるじゃないですが、こういった要素も大事ですが、前半の文章で書いたように気持ちの部分も、忘れないで強くもって欲しいなとも感じています。 最終予選は当たり前ですが、楽に勝てる試合は一試合もないですね。北朝鮮戦もロスタイムのゴールがなかったら、バーレーン戦もあのオウンゴールがなかったら、とおもったら、ぞっとしますよね。 これからの日程ですが、日本はアウェーが二つ、最後の試合しかホームはなくなりました。さらに日本はあの北朝鮮とのアウェー戦が残っています。 北朝鮮、今回のイラン戦でも審判の判定に観客が激怒して、騒然となりました。イラン選手も囲まれたそうです。これがイランじゃくて、日本だったらと思うとぞっとしませんか? たんなる試合で終わらせてくれない雰囲気さえもってきてしまっています。本当に厳しい試合が続きますが、なんとか乗り越えて欲しいです。

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galthie

スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。 好きなチーム:アーセナル 将棋棋力(2016年1月現在) 【将棋ウォーズ】3級 【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ) 【将棋道場】対局数少なく判定出ていません

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