いや〜〜、ポルトガル対ギリシャに続いて
スペイン対ロシアについても感想を。
これも結果を知りたくない方はここから先は
見ない方が良いです。
TBSではこの試合やってないみたいなんで、
結果とか内容を知りたい方はぜひお読みくださいませ!!
それでは、いっちゃいますかぁ〜〜!!
いや〜〜、スペイン良い仕事してますねぇ〜〜(笑)。
イニャキ・サエス監督良い仕事してますねぇ〜〜(笑)。
ここではっきり断言します!!!
僕はスペインに期待をしませんでした。
期待したかったのですが、過去3回、見事裏切られました・・・(98年W杯、2000年EURO、2002年W杯)。
なので今回は優勝候補からも外しました・・・。
もうスペインの悪女性に愛想を尽かしたわけです。
期待しても無駄だよと・・・。
そしたら、なんですか!!(笑)。
こんなに良いサッカーを披露してるじゃ、あ〜りませんか(笑)!?
全くもってスペインは悪女です・・・。
また期待してしまっている今の自分が自分で嫌です・・・。
また悪女に騙されるんだろうか・・・。
いい加減、学ぶべきなのか・・・。
男は単純なアホで御座います。
魅力的なモノには弱いので御座います。
例え何度裏切られても・・・。
さて、話が逸れだしたので、話をサッカーへ戻します。
今回のスペインをなぜ素晴らしいと思うか???
それは彼らがスペインリーグそのままのサッカーを、
自然体に、まるでクラブチームでプレーしているように
プレーしているからです。
スペインリーグのクラブはチャンピオンズリーグやUEFAカップなどでも、
攻撃サッカー、サイドをスピーディーに使い、
中央にはイマジネーション豊かなテクニシャンを置き、
ボランチ(スペインではピボーテと言います)にも、守備だけでなく、
攻撃にもサイドチェンジやミドルシュートで大きな貢献をできる選手を置き、
サイドバックも果敢にオーバーラップし、
センターバックにも前線へのパスセンスを要求する、
パスとドリブルを融合したサッカーを武器にヨーロッパで確固たる地位を築いています。
しかし、そんなクラブチームを持つスペインですが、こと代表、
ナショナルチームになると途端にそのサッカーの質を変えてしまっていました。
僕が知っているスペインは超守備的監督、ハビエル・クレメンテが指揮した
EURO96のお世辞にも派手とは言えないチーム、
同じ監督が続投した98W杯の結果だけの無敵艦隊
(負けないように試合をして負けなかっただけ)
(けして強さを示して勝ったわけじゃない)、
熱き監督ホセ・アントニオ・カマーチョが指揮した、
割と攻撃的ではあったEURO2000のチーム、
その後同じ監督でありながら、EUROの失敗から急に現実主義化(負けない試合をする)した2002年W杯、
と守備が表に出ることが多く、代表だけはまるでイタリアのような試合をしていました。
ただ、EURO2000は守備的ではなかったのですが、
パスは回すがシュートまでいかないと言うチームでした。
そしてEURO2000当時、既にスペインリーグには今と同様
4−5−1フォーメーションの潮流が定着していて、
それがヨーロッパでの好成績に結びついていました。
にもかかわらず、代表ではこの4−5−1を取ることもなく、
また本来トップ下でボランチではないバレロンをラウールがいる関係で
トップ下に使えないのでボランチに使い、結果、彼は全くインパクトを残せずに、
この大会で敗退の戦犯扱いをされたほどでした。
このバレロンのように適材適所、クラブでやっているポジションと違うところに、
代表では使われ、それがまったく機能しないという事が多かったのです。
ここ最近のスペインは。
それが今回のスペインはどうでしょう!!!
なんとみんなクラブチームにいるように自分の生きる場所で、
自分らしいプレーで輝きを放っているではないですか!!!
バラハやアルベルダ、ビセンテは見ていて、まるでバレンシアの試合を、
見ているような錯覚を覚えました。
それはラウールにも、エチェベリアにも、モリエンテスにも、と言うか
スペインすべてのプレーヤーにその錯覚を覚えました。
シャビ・アロンソはソシエダにいるとき同様、ダイナミックな攻め上がり、
正確無比なサイドチェンジ
(あの足下にピタリと合わすサイドチェンジは脱帽)を見せつけました。
バレロンはデポルにいるときのように優雅なボールタッチから、
局面を打開し独特なリズムを生み出していました。
ビセンテはバレンシア同様、内へ外へドリブルで相手をキリキリマイにしました。
バラハは同じくバレンシア同様、中盤でのボール奪取から、
攻撃の起点として機能し、なおかつ重量感たっぷりの攻め上がりも見せました。
アルベルダは、バラハと一緒の時はバレンシア同様、中盤でのボール奪取に威力を発揮、効いていました。
マルチェナはバレンシアにいるとき以上に良い読みからのパスカット、そして安定したフィード、
良いCBになりましたねぇ〜〜。
昔ユース時代ベッケンバウアーの再来と言われた片鱗を見せました。
エルゲラはレアルでの良い頃のように、良いカバーリング、強いフィジカルを武器に相手FWを抑えました。
プジョルはバルサ同様、熱き魂の籠もったディフェンスと、
積極果敢なオーバーラップを見せました。
ラウール・ブラボは、レアルで左サイドバックとしてデビューした時のように、
金子達仁さん曰く、「若き日のマルディーニのようだ」
と言わせたときのように、
効果的なオーバーラップと落ち着いたDFで、躍動してました。
エチェベリアは小柄な体格をスピードとテクニックで補い、
ビルバオ同様縦へ中へ縦横無尽に動きまくりました。
ラウールとモリエンテスは昔レアルでコンビを組んでいた時のように、
あうんの呼吸でスペースを作り、使い合っていました。
フェルナンド・トーレスもアトレティコ・マドリー同様、
ダイナミックかつスピーディーな突破を見せ、大器の片鱗を見せていました。
そしてなにより強みは監督の采配です!!!
まさかあんなにピッタリ、はまるとは!?
きっとイニャキ・サエス本人が一番驚いたでしょう(笑)。
交代で入れたバレロンはファーストタッチでゴール。
もう1人のシャビ・アロンソはその決勝点の展開の
起点となるサイドチェンジを出した影の功労者になっちゃったわけですから。
さてこう書くとスペインの良いトコばっかりだったようですが、
そうでもありません。
まずあれだけチャンスを作って、得点が1点のみというのは・・・・。
ちょっと心配です。
それと、ロシアも良いところを見せていました。
特にアレニチェフのドリブル突破からのシュートは素晴らしかった。
あれは止めたカシージャスを褒めるべきでしょう!!!
あのセーブはこの試合を救ったビッグセーブと言えるはずです。
さぁ、こう書いてあること読むと僕がどれだけスペインに魅せられてしまったか、
良くおわかりでしょう!!!
さぁ、そんなわけでまた悪女に見惚れてしまった、
僕の「未来はどっちだぁ〜〜♪」(笑)。
(オレって悪女を排除しきれないのかなぁ〜〜???)
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