さて、なかなか更新が進まずごめんなさい。ミヤ10コスタです。
今回は欧州遠征2戦目ウクライナ戦の問題と収穫を書きます。
ウクライナ戦は前半と後半で退場者が出たこともあって
全く別の試合のような感想を持ったので、
前半、後半ごとに問題と収穫を書きました。
ホントに遅れまくった更新で恥ずかしい限りですが・・・。
そういえば今度のアフリカ勢との試合、
チームがコロコロ変わってなんなんですかね・・・。
コートジボワールからトーゴ、トーゴからコンゴ、コンゴからアンゴラでしたっけ?
なんだかなぁ〜。
ってな感想も書きつつではウクライナ戦いってみましょ!!
ウクライナ戦:前半
問題点:
●2トップが孤立気味。
今回は左に稲本、ボランチに中田浩二が入ったため、フォーメーション上の狙いは
ダイヤモンド型の4−4−2だったと思うんですが、それが稲本が左だったせいか、
はたまた中央のチェックが厳しいせいか、俊輔が左に流れるプレーが多く、
フラットに中盤が並ぶ4−4−2に見えました(↓こんな感じです)。
○ ○ ○ ○
←○
○→ ○ → ○ ○
○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
その影響からかラトビア戦よりも2トップとMFの間に距離が開いてしまい、
その結果FWが孤立気味なっていました。
そのためにMFへのフォローが遅れ、FWにボールが入っても相手2人に挟まれて
キープしきれない場面が多かった。
それとともに中盤がFWをフォローしにいく時の距離も伸びて中盤の運動量も
増加していたように思えました。
それでも2トップがカウンター的に早く相手の裏を取るのであれば、それでも
まだ良かったかもしれませんが、キープしようという意識があったように思えるので、
それならばMFのフォローは必須。となるとFWとMFの位置は近くないと。
2トップ+MF1人(俊輔とか)が近くで絡んでキープして、
そのタメの間に全体が上がるって言うのでも良いんですけどね。
●中盤から前と後ろで前からボールを取りに行くのか、
後ろで守ってカウンターなのかハッキリしない。
これはラトビア戦でもきになった問題ですが、ウクライナ戦はより顕著でしたね。
2トップと中盤の前めの選手は前からプレスに行ってるんですが、
中盤の底から下の選手は連動して前へ押し上げませんでした。
あれでは高原、柳沢、俊輔、中田ヒデらの動きは報われない無駄な動きになっちゃいます。
それもあって後半バテバテになってしまうのなら勿体ないこと、この上ない。
チームをどちらにシフトするのか狙いがわかりませんが、攻撃的に行きたいなら、
もっと全体を前に押し上げ、コンパクトに前から取りに行くようにシフトすべきでしょう。
じゃなきゃ、90分持たないよ、体力。走り過ぎで。
確かに後ろ(DFラインの裏)のスペースを空けるのはリスクを負うことになるけど、
その代わりに前からしっかりプレスを掛けて、パスの出し手を抑えたり、
プレスがかかってる状態にすれば、狙ったキラーパスは出る確率が減るので、
オフサイドも取れるかもしれない。
ただ、ここでミヤ10コスタがラインを押し上げろと言ってるのは、前監督のトゥルシエが
言ったような「オフサイドトラップを掛けろ」というのではありません。
全体をコンパクトに保ち、前から守備の網を張るために前でボールを取るために
前のスペースを狭く、フリースペースを消すために押し上げろと言っているのです。
オフサイドはその結果たまたま取る副産物的なモノで目的ではありません。
ちょうどアーセナルやバルサの今のラインコントロールがこの形なんです。
奇しくもベンゲルとライカールトが同じ様なことを言っています。
「オフサイドを取るためにラインを高くしているわけじゃない。
コンパクトにするためにラインを高くしているんだ。
意図的にオフサイドを取ろうと意識してラインを上げているイメージはない。」と。
日本も攻撃的に前から奪っていく攻撃を目指すなら、この2チームの形に見習うところは
多く存在します。
いくらクラブチームと代表は練習時間が違うからクラブのようにはいかないと言われても。
収穫:
○選手個々についてはこの後で書いていくので、それを抜くと特に印象無し。
ウクライナ戦:後半
問題点:
●中田浩二のレッドカード
これは周りの意見はどうかわからないですけど、リプレイのタックルを見た限り、
レッドは妥当だとミヤ10コスタは思ってます。
理由は↓
1,足の裏を見せている(スパイク部分)
2,両足で足に向かって行っている(ように見える)
3,ボールには全くコンタクトしていない
この3つの理由から主審が故意に足を狙ってタックルしたと思っても当然だと思います。
その前から三都主や稲本のタックルで主審の印象も良くなかったでしょうし。
話は逸れますが、三都主抗議しすぎ!!もっと大人になれ。
最近のミヤ10コスタの中には三都主=守備ヘタ&イエローカードコレクターという
印象が根付いています。守備ヘタは元々MF&FWの選手なので仕方ないけど、
攻めてイエローコレクターだけは直してくれ。
話を元に戻しますが、中田浩二のファウル、あんな激しさが必要なところだった
でしょうか?
ハーフを越えた辺りだったと思うのですが。まぁ、一発レッドもらうようなタックルは
安易にしちゃいかんですな!!
中田浩二には反省していただきたい。
●10人になってからの戦い方。
10人になってもどうも今まで通りのプランで闘おうとしていた所があるように
見えたんですが、それはほぼ不可能です。
体力的な面から見ても戦術的な面から見ても。相手より1人少ないわけですから。
だから戦い方を変えなくてはいけない。そのためにそういう場合でも柔軟に動けるように
戦術、戦略をベンチも選手も持っておくべきです。オプションとして。
例えば、アジアカップでやったように、隆行+玉田の2トップ+俊輔の3人で攻めて、
残りは後ろで守って相手に攻めさせて裏を狙うみたいな。
大久保がいたわけだし、ベンチに。大久保は五輪代表でそういう形で平山と
組んでたわけだし。
松井や村井を入れた場合でも、2人+隆行で攻めて、残りが守るを基本として隆行に早めにボールを入れて当てて、ポストやこぼれを松井、村井(もしくは大久保使うなら大久保)
が拾ってフィニッシュへという形の戦い方をしても良かったんじゃないかな〜。
スピードで勝負できる選手がベンチにいたわけだしね。
こういうオプションは増やして欲しいし、柔軟に動けるようになって欲しい。
●PKを与えたプレー。
アレはリプレイで見る限りは微妙な判定ではある。取る審判、取らない審判、
50%:50%半々じゃないかな。
ただミスジャッジとも言えない。不運とは言い切れないと思う。
相手にのしかかってるように見えるのは確かで、相手を抑えたというようにも
見ることが出来るので明らかなミスだ正しくないとは言い切れない。
箕輪も肩に乗っかって競り勝とうとせずに、後ろ手でユニフォーム後ろ手でユニフォームを
引っぱるなど審判に見えない形で相手に競らせない、ヘディングさせない形に
持っていっても良かったのでは?
もしくは肩に乗っかるならお互いがジャンプした瞬間じゃないと。
そうしないと、相手は乗っかられた瞬間に上手く押されて倒れたように倒れて
ファウルを取ることもしてくるので、もっと考えないと。
●審判がどういう審判かを見抜いて振る舞うことが出来てない。
ウクライナ戦は審判がホームアドバンテージもあって、かなりウクライナ寄りの笛を
吹いていて、それがわかっていたのであれば、そこからその審判の基準
(どれがファウルになって、どれがならないか、など)を見抜いて対応、
適応していくような所を持って欲しい。
収穫:
○守る位置が明確ならある程度10人でもしっかり守れる。
10人になってからは、逆に後ろで守る、自陣から20〜30mという位から
激しくチェックにいって守るということが全員の中である程度、統一されたことで
何処から厳しく行くのかが明確になり、ウクライナが攻めあぐねていた。
この意思統一があればしっかり守ることは出来る。
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