■115年ぶり!アーセナル、リーグ無敗優勝達成!
いやぁ、やってくれましたね。昨日Liveでみれなくて、朝みようと思っていたら、録画にも失敗して、見るのが遅れてしまいました。その間に、どうやら達成したらしいという情報が入った中だったので、ドキドキできなかったのが残念でしたが、達成しましたね。
前半は結果をしってても、レスター先制で、さらにプレミアでは珍しいレスターのカテナチオで少し心配しました。しかし、後半始まってそうそう、なんでそこにいるんだというコールがPKを獲得。コールといえば、CLでも彼のゴールで救われましたね。あの時もなんでそこにっていうようなゴールでした。アンリが節目になるリーグ30ゴールも達成できました。その後ビエラのゴールが決まり、結局2対1で勝ちました。
解説の東本さんが、しきりにキーオンの出場を気にしていたのもうけました。キーオンも無事に10試合の出場を達成しましたね。
そして、リーグ初年度にプレストン・ノースエンドが達成したリーグ無敗優勝以来、実に115年ぶりのリーグ無敗優勝を達成しました。
実は01-02ダブルを獲得したときも、アウェイ無敗でのリーグ優勝は達成していました。あと、その時に全試合で得点を記録しての優勝ともなっています。ついでに記録を紹介すると、その後連続試合得点記録を55試合まで伸ばし、1929-31に3rd Div.のChesterfieldが打ち立てた46試合連続ゴールという記録を破り記録となっています。
しかし、まさかシーズン通して無敗を続けるとは。ファンの間でも、無敗優勝は要らないから、CLをとって欲しい。それがかなわないなら、FAカップ史上初の3連覇をという人が大半だった。この二つが消えたということが結果として無敗優勝を可能にしたのでしょう。
東本さんもいってましたが、勝ち点差でいえば、かつて18ポイント差をつけたことのあるユナイテッドの方がぶっちぎりの優勝をしたといえるでしょう。今シーズン2位のチェルシーとの差は11です。
この結果は去年の反省もあってか、とにかく「ユナイテッドはまだ死んでない。」と発言し続けたアンリが象徴しているように、一戦一戦をとにかく大切に戦うということを続けた結果として、無敗優勝がついてきたということなのでしょう。もちろん狙って出来るような種類の記録ではないですからね。ファンとしては記録はもちろんうれしいですが、ベンゲルや選手たちが考えていることは、この記録達成が全てではないということ。無敗優勝できたからといって、来シーズンも優勝できるという保証はどこにもないということではないでしょうか。
アーセナルは残念ながら、ベンゲルになってから連覇を記録していない。連覇こそが本当のチャンピオント唯一証明するものでしょうね。そして、CL制覇に向けて進化を続けてもらいたいものです。
今シーズンを振り返ると、
衝撃だったのが、CL初戦ハイベリーでのインテル戦でした。ホームでまったくアーセナルのサッカーが通用しない。トルドをはじめとする鉄壁の守り、守りの美学にアーセナルが砕かれ、全くなにもできない試合でした。アーセナルのサッカーは、プレミアでは通用してもヨーロッパでは通用しないのか・・・。とひどく落ち込んだことにスタートしたシーズンでした。このままプレミアも惨敗したら、ベンゲル監督の解任もあるかと本気で思いました。
その後、コールのぎりぎりでのゴールでCLを勝ちだすと、インテルにも借りをかえし(監督も変わってサッカーもかわっていましたから、クーペルインテルに借りを返したわけではない)、決勝トーナメントへ。初戦では、リーガを苦手にしていたアーセナルでしたが、アウェイで激闘の末セルタを破り、ベスト8へ。ベスト8では今まで勝ち続けたチェルシーにまさかの敗退。同じプレミア同士なので、来シーズンに影響しなければいいのですが。
CL、FAと一週間で失い、心配しましたが、リバプールをアンリのハットトリックで逆転で破ってからは、安定した戦いぶりを取り戻し、最終戦を迎えました。
しかし、01-02の優勝の時はピレスをはじめ、過密日程から、怪我人が続出して、本当に誰かがいなくなったら、誰かが帰ってくるという首の皮一枚みたいな感じがありました。しかし、今シーズンはそれ以上の過密日程だったと思うのですが、怪我人も数人で抑えられましたし、最終戦もそれなりのパフォーマンスを発揮してましたねぇ。これは長年の蓄積から、コンディショニング維持の秘訣をパワーアップさせることに成功したのでしょうか。それとも偶然?!でも、ベンゲルの色んな細かい配慮が背景にあったのだとは思います。ただ来シーズンも代えのきかない選手の怪我がないとはいえないですからね。その時にどうなるかが課題ですね。
他に今シーズンではレジェスの獲得、若手の成長のきざしが見えたことがファンとしてはうれしいことですかね。
来シーズンの展望ですが、ベルカンプの契約の一年延長が決定、あと小野の同僚であったファンペルジーを獲得というニュースが入ってきています。ファンペルジーに関しては、フェイエでのプレーを何試合か見ていますが、才能のあるドリブルを見せていて、個人的に好きな選手でした。かなり期待したいと思います。ただ一つきがかりなのは、レジェスもファンペルジーも左サイドでのプレーを得意としている選手ということです。今シーズンもそうでしたが、アンリの調子のいいときのプレーというのは、左サイドでのボールキープからのクロスや、中への切れ込んでくるプレーといったものです。レジェスも同じようなプレーから持ち味を発揮するプレーヤーなだけに、どう2トップを組ませるつもりなのかというところが心配ですかね。
両者ともスピードを売りにしているFWですから、個性がかぶるということが実際にみうけられました。個人的には、サイドでのドリブルといったこともレジェスには期待したいのですが、左にはピレスがいる。ファンペルジーも左ですからね。それを考えた時に右サイドは、逆に手薄なんですよね。ここをどう考えているかというのは興味があります。
あと、今シーズン何回もやらかしてくれたレーマン。キーパーというのはフィールドの中でもっとも冷静でなくてはならないポジションだと個人的に思っていますので、その時点でレーマンは好みのキーパーではないですねぇ。おそらくベンゲルは新たな獲得というのは、あまり考えていないようですが、キーパーとセンターバックに関しては、最低でも層を厚くした方がいいのではないでしょうか。
確かにセンデロスという期待のセンターバックもいますが、未知数ですからね。今シーズンもトゥレの活躍がなかったら、この成績はなかったでしょう。
来シーズンは、コールの控えとして、ガエル・クリシーが定着したように、他のポジションキャンベル、ピレス、アンリ、ビエラの誰かが疲労で不調時や怪我の時に穴を埋める若手が出てきてほしいなと思っています。
あと、来シーズンでいえば、3試合負けなしだと、77年11月から78年12月にかけて、42試合無敗というノッティンガム・フォレストの記録を破ることができます。せっかくだから、ここまでの記録を期待しましょう。
これから、アーセナルがどう進化するか、ファンとして楽しみにしたいと思います。
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スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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