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では今回の初投稿では、サッカーネタとして、先ほど終わった日本代表対ハンガリー戦について。
大丈夫なんだろうか、ジーコジャパン・・・。
本山入ってからは良い形になっていったけども・・・。
なによりこの試合でも3〜4人での有効なパス交換やスペース作り、攻撃の形が継続されることはありませんでした。ここが改善されないのがホントに心配です・・・。
実際に点を獲ってる場面ではワンタッチツータッチでのパス交換から点が生まれました。これはジーコがやりたいサッカーの形なんでしょう。そしてその方向性自体はけして間違いではないと思います。
ただ問題は、それを一試合継続的に行えないことです。それは、3〜5人くらいの選手が同じ攻撃の形をイメージしておこなうことができていないことにあります。
つまりこの攻撃の形、例えば、FW、仮に高原としましょう。高原がFWの位置から下がりつつボールを受けに来ます。ここでボランチ、ここでは小野としましょう。
小野が高原へくさびのパスを入れます。高原はこれを相手を背負いつつキープします。そこに中盤の前目の選手
ここでは中田ヒデにしましょう。ヒデが高原をフォローに行きます。ここで高原はヒデにボールを落とします。
そして、この一連のパス交換の間にサイドバック、ここでは右サイドの加地としましょう。加地が相手DFの裏を狙って上がっていきます。スタートするのは高原にボールが入りヒデに落とせるような状況だというときです。そしてこのタイミングで上がってきた加地に対してヒデはダイレクトないしはトラップして少しタメを作り加地へスルーパスを狙います。そしてこれが通れば、加地から中へセンタリング、その加地の上がりの間にポストプレーした高原、もしくはツートップであればもう1人のFWあるいはヒデもしくはもう1人の攻撃的MFがゴールに侵入し、ゴールを狙う。これが一連の攻撃的な形となります。
このような各選手が同じイメージを描けていないということのです。みんながバラバラに動いていて、ごくまれにしか同じイメージの攻撃が出来ていないわけです。
これではジーコのサッカーは結実しません。
では、なぜこのような形が必要なのか。それは、ジーコの目指すワンタッチツータッチで攻撃するパスサッカーは、現代サッカーではこの攻撃の形なしでは行えないからです。この形が決まっていることで、ボールを出す場所を探すスピードが早まります。困ったときはこの形に頼ることもできます。今のサッカーはプレーエリアが狭く、プレッシャーもキツイので、考えるのにもスピードが要求されます。パスをつなげてサッカーをするにはこのような形が決まっていると回し方の基本が決まっているので、それに合わせるだけで考えるスピードは上がります。また、各選手は決まった動きをその時々の状況に合わせて、動くので、3〜5人は同じ攻撃のイメージを容易に描けます。それによって早いパス回し、ワンタッチツータッチでのつなぎが容易になります。それにより相手のプレッシャーをかわしながら、ゴールへ向かえるわけです。
実際、W杯予選シンガポール戦ではこのような形が一回だけ行われ、俊輔のフリーでのシュートになった場面がありました。あの時シンガポールは全く何もできませんでした。つまりこのチームにはこういう攻撃の形を作ればそれを実行できるだけのプレイヤーは揃っているわけです。
また、この基本が決まっていることで、そこからさらに派生して応用も利きます。例えばさっきの攻撃の形を例に応用すると、ポストをしに来た高原がサイドバックの上がりに相手DFがつられ、マークが甘くなった場合は
振り返りゴールに向かってドリブル、そしてシュートという選択肢もあります。
また、サイドバックのオーバーラップに相手DFがつられたところで、相手サイドバックとセンターバックの間のスペースをヒデが狙って走り、そこに高原からパスが出てヒデがシュートという選択肢もあります。
このような応用が出来るようになったら、まさしく意外性に富んだプレーも可能になるでしょう。まずこの基本を作ること。そこから初めて攻撃での自由を謳歌できるようになると思うんです。
なので、この攻撃の形、基本を作るという事が出来ていないうちは、ジーコジャパンの自由な攻撃サッカーは有名無実となってるのだと思います。
しかし、これを作ることができ、それをより多く作れたとき、ジーコジャパンは大きく飛躍する気がします。
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コメント
無事書き込みは出来たようですね。
最初の挨拶の部分を左のメニューのプロフィールに載せておきました。
あと、リンクに加えてほしかったり、
こうして欲しいという要望、提案があったら、気軽にどうぞです。
この場を借りて業務連絡しちゃいました^^
今回の投稿については、第3、第4の動きという話でしたね。
今丁度みていたアーセナルの試合の2点目でも、
中盤に少しひいてきたベルカンプがボールをうけたときには、
すでにヴィエラが左サイドに上がっていて、
ベルカンプがそのヴィエラにパスを出す。
パスを出した瞬間にピレスがゴール前につっこんでいき、
左サイドで受けたヴィエラがダイレクトでピレスにかえし、
ピレスがゴールというシーンがありました。
ベンゲル監督の練習ではこの一連の流れの練習を
コーディネーションと呼んで、とりいれています。
必ずこうしろというものではなく、
ある基本的な動きというか、約束ごとをきめていくことによって、
そこにイマジネーションが加わるという攻撃ですね。
ミヤ10COSTA殿がいうように、
こうした動きが代表に見られるようになったとき、
ジーコが目指しているというものが見られるのでしょうね。
果たしてジーコがそれを指導できるのかというのが、
これから答えとして出てくるでしょう。
今のところはなぜか、最近A代表のゲームに燃えられないというか、
もどかしさを感じています。
もう少し、競争の原理を働かせて、
チーム内にも活気をもたらしてほしいですね。