[05-06グループリーグ・プレビュー]展望(グループD〜E)

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さてさて、いよいよ開幕したCLですが、相変わらずなかなか試合が見れてません。 そんな中でのグループ展望です。 今回はグループD、Eです。 グループD マンチェスター・ユナイテッド ビジャレアル リール ベンフィカ 展望: ここはマンUの調子によって大混戦になるかも。 まずマンUは既存のレギュラーはほぼ残留。新加入はパク・チソン、 ファン・デル・サールの2人。レンタルで成長したキーロンリチャードソンも レンタルバックで帰ってきた。 GKはひとまずファン・デル・サールで安定するでしょう。で、最近調子の上がらない ギグスの所もパクでカバーできる。戦力的には問題ないように見える。 ところがそうでもないとミヤ10コスタは見ます きになる点は2つ。 1つはロイ・キーンのバックアップ、後継問題。 2つ目はフォーメーションとルーニーのポジションです。 まず、ロイ・キーンのバックアップと成り得る存在がいません。 マンUでのロイ・キーンというのは精神面ではチームを鼓舞する闘将の役割。 プレー面ではDFラインの前の守備の砦としての役割です。 この2つをセンターハーフとして担える人材がいません。 まぁ、精神面に関してはDFにリオがいますし、そう大きな問題では ないかもしれませんが、プレー面でだけでもキーンの代わりに成り得る 守備的センターハーフがいません・・・。これはちょっと重大な問題です キーンは若くないし、あまり無理が利きません。彼が怪我や出場停止になった時の 守備は不安ですね・・・。 リオが代わりにセンターハーフやるって言うのも面白いけど、 そうするとCBに問題が・・・。 で、2つ目はフォーメーションを4−4−2でいくのか、4−3−3にするのかと言うコトと、 それに伴うルーニーの位置と使い方です。 4−4−2の場合はおそらくルーニーはファン・ニステルローイ(以下ニステル)との 2トップで横よりは縦気味に並ぶ2トップという形4−4−1−1的なフォーメーションで ルーニーはセカンドトップとして中央近くに位置するでしょう。 ところがここのところ試している4−3−3ではルーニーは右や左のサイドに 配されることが多い。これは勿体ないとミヤ10コスタは考えます。 ミヤ10コスタの考えるルーニーの武器は、シュート力、シュート精度、決定力、 柔軟なテクニック(およそイングランド人とは思えない)と、 それに裏打ちされたドリブルだと思います。 パスセンスもある方だと思います。 そのルーニーをサイドに置くと、確かにドリブルがあるので突破という意味では良いかもしれないが、シュート力を活かす場面があまりにありません。 またニステルとのコンビの相性も良いのに、サイドだと距離が遠くてそのコンビを生かし切れてない印象があります。 ルーニー以外置く選手がいないなら、それでも仕方ないと思いますが、ギグスやパク、 C・ロナウド、キーロンリチャードソンと他に置ける選手がいる中ではもったいないです。 もし4−3−3やるなら、ルーニーは中盤の3センターの前の2枚の どちらかが良いんじゃないかと。そこならシュート力を活かしたミドル、や飛び出しから柔軟なテクニックで相手をかわしてシュ−ト、ニステルとのワン・ツーなど能力を生かせる気がします。 どうもサイドにいるルーニーは見ててやりずらそうに、 窮屈そうに見えてならないんだよなぁ〜。 ただ4−4−2が一番、今のマンUに合ってる気がします。なんでかって言うと、 ルーニーがゴールに一番近くプレーできる。うえに両サイドにはパク、C・ロナウド、 キーロン・リチャードソン、ギグスといった速さとテクニックのある サイドハーフがいるのでサイドの人材には事欠かない。 さらにキーンともう1人でダブルボランチを組むことでキーンの負担も減るし、 スコールズもルーニーがトップ下的セカンドトップとなることで、 プレーメークの分担が出来て相手のマークも分散できる。得意のミドルシュートも 狙いやすくなる。といった感じなるとミヤ10コスタは考えるんですけど、どうでしょ? で、ルーニーやキーンのことでマンUがもたつくと意外とクセ者だらけの このグループはわからなくなります。 で、そのマンUの次に予選突破に近そうなのがビジャレアル。・・・だったんですよ、 開幕直前までは・・・。 でもCL開幕直前のリーガエスパニョーラのセビージャ戦で要中の要リケルメが負傷退場・・・。 足首の靱帯みたいです。すぐの復帰は厳しそう・・・。となると、リーガ得点王フォルランにもどれだけチャンスが来るか・・・。正直リケルメあってのビジャレアルだと 個人的に思ってるので。 去年のリーガはリケルメ不在でも大崩れしなかったビジャレアルですが、初めてのCL、 そしてクセ者揃いなグループ、予断を許さない状況です。ただ、おそらくリケルメの代わりをするリケルメ来る前まではチームのエースクラスだったグアイレがこのピンチを救えば、 チャンスは大アリです。DF能力は元々高いチームなので、リケルメ不在による得点力不足。 これだけが心配ですね。マンUとの初戦が重要ですね。 で、リールはあまり情報がないですがパリSGやマルセイユ、ASモナコなどのいる フランスリーグで2位で出て来たということで、侮れないですね。良く組織されたチームという前評判とCL出場が近年で2回目(01−02シーズンに続いて)ということで、 CLとはどんなものかはフロントがわかっているだろうから、その辺の不備もないだろう と推測します。 その01−02シーズンのリールは守備に定評がありましたが、 今回も守備を含め組織されていると推測できるので、大崩れはしなさそうですね。 ココとビジャレアルの2つでマンU以外の1枠を争うことが予想されますね。 意外とコツコツ勝ち点稼ぎそう。 で、一番読めないのがベンフィカ。 ココはまず監督が替わって、イタリアのトラパットーニ(以下トラップ)から、 オランダの(元アヤックス監督)ロナルド・クーマンになりました。 トラップの守備重視のサッカーでポルトガルリーグを久々に制覇!! (11シーズンぶり(驚)!!)(たぶんルイコスタがいた頃以来!!) そしてCL出場ですが、この監督交代でおそらく全く別のチームになるはずです。 なんせ、前者と後者は全く正反対のサッカー哲学を持ってますから。 前者は守備重視、後者は攻撃重視ですから。 で、問題はこの哲学の急激な変化による混乱が起きるかどうかです。 これだけ個性の異なる急激な変化は急激であればあるほど混乱を呼びます。 今まで「全体で引いて守ってカウンターサッカー」というところが 「自分達でボールキープして、試合を支配しながらパスを回して、グランド一杯に使って サイドから崩すポゼッションサッカー」へと変わるはずです。 そうなるとフォーメーションから最終ラインの位置取り、MFやFWの動きまで 変化しなくてはなりません。 こうなると全てが上手く回るようになるまで時間がかかりそうです。 それをこのキャンプ中にクーマンがしっかりチームに浸透させられたか、そこが焦点でしょう!! ある程度浸透させられてCLを闘う内にそこに進化が見られるようなら、 予選突破のチャンスも見えてきます。 ただ混乱を招くようだと、早期敗退決定もあり得ます。 ホントふたを開けてみないとわかんないなぁ〜、ベンフィカは・・・。 で、ボクの予想は、1位マンU、2位ビジャレアルです!! 注目選手: マンU↓ ルーニー ニステル C・ロナウド リオ・ファーディナント パク・チソン キーロン・リチャードソン ファン・デル・サール ココは言わずもがななルーニー&ニステルの世界屈指2トップ。 あとはサイドの若手3人衆キーロン、パク、クリスティアーノ。 あと、ここ数シーズンの鬼門、GKが今年はどうかって事でファン・デル・サール。 ビジャレアル↓ リケルメ フォルラン フィゲロア ソリン G・ロドリゲス グアイレ ココも言わずもがなな見事息を吹き返した天才リケルメ!! これまたココで覚醒したフォルラン!! コンフェデから化けつつあるフィゲロア。 チームのダイナモ、アルゼンチン製ダービッツのようなソリン。 ビッグクラブも狙うDFの要G・ロドリゲス。 リケルメの影に隠れてしまっているが能力は一級品のグアイレ。 ココに書いた選手が活躍すれば突破できるでしょう。 リール↓ ボドメル ムシル ボドメルとムシル、この2人がおそらくリールの中心でしょう。 ムシルは昨シーズン、12ゴールでチーム得点王。 ボドメルは攻守の要のセンターハーフ。 特にボドメルは個人的に注目!! ベンフィカ↓ シモン・サブロサ ヌーノ・ゴメス ジェオバンニ ミッコリ まず、シモン&ジェオバンニはサイド攻撃を標榜するクーマンの元で より躍動することを期待!!水を得た魚になる可能性はある。 特にシモンはバルサ時代のあの輝きを!! ヌーノ・ゴメスは攻撃的監督の元でEURO2000時代の爆発力を!! あの思い切り良いシュートを!! ミッコリはクーマン戦術にどう組み込むのかというところが注目。 さて、続いてグループEです。 グループE ミラン PSV シャルケ04 フェネルバフチェ 展望: さて、ここはとかく、去年のベスト4の死闘を演じたミラン、PSVに 注目が集まってる印象が。 でもね〜、シャルケやフェネルも侮れないですよ〜。 この中ではミランが戦力的に頭2つ抜けてる感がありますが、それ以外の3チームは かなり拮抗してるかなと。 ミランに関しては相当なアクシデントがなければ(シェバとかジラルディーノ、カカ、 ピルロが怪我で戦線離脱とか、ネスタ、スタムが怪我とか、ベルルスコーニが また無茶な注文出すとか(笑))まず1位通過は堅いでしょう。 正直ライバルになり得るチームはこのグループでは、相当上手く新戦力が機能して、 なおかつ監督の采配が冴えに冴えた場合の、ホント完璧にチームが回った場合の シャルケくらいだと思うんで…。 PSVはどんなに上手く機能しても経験が不足し過ぎの若手が多過ぎなので、 シャルケ程脅威になりきれないかと…。 となると、ミランは照準を決勝トーナメントに向けて戦えると。 たぶん最初の3〜4戦で突破決めに行って、残り2戦で、ある程度主力休ませ、 控えの出来を試す形に持って行くでしょう。 ミランの首脳陣の未来予想図はおそらくこんな感じだと推測してます(笑)。 で、それが可能か否か、それはシャルケ次第かなと思います。 今年はFWを入れ替えてアイウトンを出して、クラニーを獲り、おそらくアザモアと 2トップ組ませて、そこにリンコルンが絡む攻撃が主体になるんじゃないかと。 となると、やはりクラニーとアザモアの出来がチームを大きく左右しそう。 まぁ、クラニーはシュツットガルトでCL体験済みなのでその意味で期待は大きいです。 アザモアとも相性悪くなさそうだし。ドイツW杯も控えてるので、個人的には爆発に 期待大です。リンコルンも良い選手だし。 ここが爆発すればミランもうかうかしてはいられないはず。 グループを面白くしてもらうためにシャルケの頑張りに期待したい。 で、昨シーズンの躍進が災いし(苦笑)主力をごっそり持って行かれたPSVは、 正直、未知数…。なんせ中盤からフォーゲルとファン・ボメル、前線からパク・チソン、 そしてバックからボウマとイ・ヨンピョまで持って行かれ、補強は若手主体。 シモンズもヨーロッパレベルでどこまで出来るかわかんないし、 期待の若手(アフェラーイなど)もあまりに未知数過ぎて、 ヨーロッパレベルを勝ち抜けるとは…。新たなチーム作りに限りなく近い状況では 2〜3試合は最低安定するまで掛かりそうで、その間に強豪ともぶつかるので 今年は経験の年と位置付けて来季以降の布石にすべきかなと思います。 で、フェネルバフチェはアレックスと今年加入したアッピアー次第でしょう。 ただ昨シーズンはマンUに完膚なき迄に叩かれてしまった負のイメージがあるため、守備を建て直せてないと昨季の繰り返しにもなりかねない…。 そんなわけでボクの予想は1位ミラン、2位シャルケで (今年の予想は結構ベタな鉄板予想かなぁ〜)。 注目選手: ミラン↓ カカ ジラルディーノ シェフチェンコ ピルロ ルイ・コスタ ネスタ スタム マルディーニ まずはセリエでも屈指もちろん世界でも屈指の2トップ、シェバ&ジラ。 そしてカカ、ピルロ、ルイ・コスタと他チームもうらやむレベルの高い中盤。 そして昨年あのバルサをサンシーロで押さえきったネスタ&スタムのセンター、 そしてミランのまさに象徴マルディーニ。 PSV↓ アフェラーイ シモンズ ヴァイリネン アルネ・コネ ファルファン ビーズリー フェネゴールオブヘッセリンク コク まず新加入のシモンズ、ヴァイリネン、アルネ・コネは昨シーズンの成績 (昨シーズン所属チームでの)は、なかなかのモノで今年どこまでやれるのか注目。 アルネ・コネはエールディビジで15得点はなかなか楽しみな選手ですな。 で、移籍したパクの穴をアフェラーイやファルファン、ビーズリー辺りの 誰が埋めるのかというのも注目。 で、フェネゴールは主力の抜けた中でどれだけゴールが取れるか、 それによっては彼の今後のキャリアも決まりそう。 コクは若返ったチームをどうまとめ、引っぱるのかに注目!! シャルケ04↓ クラニー アザモア リンコルン ココはクラニー&アザモアの2トップがどれだけ爆発できるか、 そしてその爆発をリンコルンが引き出すかにかかってるのでこの3人に注目!! フェネルバフチェ↓ アレックス アッピアー ココはこの2人がどれだけチームを支えるかにかかってるでしょう。 アッピアーは守備、アレックスは攻撃の牽引車ですから。

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ど~も~。きになるブログ新メンバーとして書き込むこととなりました、ミヤ10COSTAで~す。 どうぞヨロシクお願いします。 サッカーを中心にガルティエに負けないように、映画や音楽、時事ネタから果ては芸能スキャンダル、アイドルネタまで(笑)、お気楽に色々書き込もうと思ってるので、お気軽にお気楽に読んでもらえるとうれしいで~す。

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