いや〜〜、ガルティエが既に書き込んでますが、
この試合は反響も多いっすねぇ〜〜、やっぱり。
僕も見ましたよ。ただ、さすがに4時起きはつらく、
仕事前に見るため6時に起きて録画したビデオを
駆け足で見た形でしたが…。
そこで、僕なりの感想を。
まず収穫としては、なにはなくとも
伸二クンでしょ〜〜!!
小野はここ最近好調ですねぇ〜〜。
怪我上がりでコンディション万全って感じ!!
特にこの試合は(あっ、アイスランド戦も含めてね)
前にもコメントで書いたと思いますが、
来季の移籍、ステップアップを狙う意味でも
重要でしたから、
小野自身も気合いが入っていたでしょ〜!!
きっとイングランドのスカウトと
ヨーロッパの代理人筋は観戦してたでしょうから。
そしてそのスカウト・代理人には
非常に良いアピールになったでしょう!!
何チームかのスカウトのノートには
シンジ・オノの名が書かれたはずです!!
特にあのイングランド戦ではイングランドの
セントラルミッドフィルダーに必要なプレーを
ほぼ完璧にこなしていたのではないかと、
個人的には思っています。
低い位置からのゲームメイク、
オーバーラップからのシュート(得点もこの形ですし)、
プレッシング、サイドチェンジと、
まさにプレミアではジェラードや
ランパードが行っていることと同水準のことを。
イングランドはトップ下をほとんど置かない関係で、
ボランチ(イングランドでボランチとはあんま言わないけど)は守備的MFではなく、
攻守に置いての起点としてのプレープラス、
テクニシャンにはトップ下的飛び出しも要求されるので
(こう書くとイングランドのセントラルミッドフィルダーはレベル高いなぁ〜って思う)
このプレーを高水準で出来ていた小野を
欲しがるチームは多い気がします。
ただ問題はフィジカル面ですかね〜。
イングランドはホント頑強な選手が多いんで・・・(^_^;)。
あと最近の小野を見て
個人的に物足りなさを感じていた、
得点力や点を取りに行く姿勢がこの試合では旺盛で、
その部分の成長は、
今後ヨーロッパでのステップアップを考える上でも
非常に重要なことだと思っていたので、
嬉しかったです。
この意識の変化は日本代表にも
大きな良い影響を与えると思っています。
そして、その小野がらみで久保、玉田の両FWとの
コンビの熟成が見られたのも凄く良かった所だと思います。
特に中盤の後方からゴール前へのミドルパスで
キラーパスが出るのは、攻撃のバリエーションを増やす意味でも
大きなプラスかなと思います。
そしてもう一つの収穫は、
両サイドの三都主と加地の効果的なオーバーラップと、
それを使う小野、俊輔、稲本の呼吸が合ってきたことですね。
タイミングを計ってお互いが同様のイメージを持ってパスを出し、
受けているという形が随所に見られたのは嬉しい限りです。
そしてなにより今回の試合はみんながパスを受けるとき
止まってではなく、
動きながら受ける場面が増えて、
流れるような攻撃が出来ていたことが
イングランド相手に(相手が疲れていたにしても)
パス回しが互角以上に出来た理由ではないかと思ってます。
ほんと、コンビの熟成や攻撃の基本的な形が出来てくれば、
ジーコジャパンは飛躍するのではないかと改めて思いました。
守備に関しても二人、三人で上手く囲んだり、
良いコンビでボールを奪っていたと思います。
ただし、それは後半においてと言った方がいいかもしれないですが……。
え〜〜、そんな中でも課題もあったと思います。
特に前半、イングランドが元気なウチは、
両サイドハーフのジェラード、ベッカムに両サイドバックの
アシュリー・コール、ガリー・ネヴィルが絡むコンビを
ほとんど止められず、
押し込まれッぱなしになり、手も足も出なかったこと。
3−5−2のフォーメーションでは、
4−4−2や4−5−1のチームとの相性が悪いのは、
数年前3−5−2全盛だったセリエAのチームが
欧州CL(チャンピオンズリーグ)で
イングランド(4−4−2)、スペイン(4−5−1)のチームに
ことごとく手が出ず負けたことからも明かです。
特にサイドでは3−5−2の場合、
常に4バックの相手には数的不利な状態になってしまいます。
これは3−5−2のサイドは5の横のウイングバック2人なのに対し、
4−4−2ないし4−5−1の場合はサイドにサイドバック2人と
サイドハーフ2人がいるためで、オーバーラップされた時点で
数的不利に陥ると言うことです。
これをカバーするには、ボランチや3バックの内1人が
飛び出す形で数的不利でなくす必要がありますが、
これをした場合、今度は中央が薄くなってしまいます。
これを今度は前線の選手が戻るなり、
逆サイドの選手が中央に絞るなりして防がなくてはなりません。
このようなことは組織だってオートマティックに行われなければ
すぐに手遅れとなってしまいます。
このまま3−5−2で行くのであれば、
この問題点をどのように解決するかを考えていかなければならないでしょう。
ちなみにチェコ戦では相手が珍しく
3−5−2で来たため(本来は4−4−2)
あまり問題になりませんでしたけど。
そしてもう一つはジーコの采配です。
なぜ良い流れの中でFWを一気に総入れ替えしたのでしょうか???
久保が怪我だから無理をさせたくなかった、その理由は分かります。
でも、久保だけで良かったはずでは???
なぜ、玉田まで交代???疲れていたから???
そして入ってきた鈴木、柳沢は実戦から離れすぎていないか???
特に柳沢はどうもゴールに向かう勢いが薄く感じられてしまい、
鈴木もサイドへ開きすぎて大事な場面で
ゴールエリアにいないことも多かったように感じました。
結果、日本の勢いは薄れ、膠着状態になってしまったように感じます。
たしかにさらに勝ちに行くためにフレッシュなFWで
動きを増して押し込もうというのは意図としては分かります。
でもあの場面で2枚一気替えは必要あったか、非常に疑問です。
さて、最後はジーコ批判的になっちゃいましたけど、
ここに来てチーム状態が上向いてきてるのは感じるので、
この流れからチームがさらに高みへ脱皮して欲しいと願っています!!
がんばれ日本代表!!!
PS;イングランドのFAは日本に再戦要求してるらしい。
しかも、日本で。う〜〜む、そんなに悔しがってるのか、FA。
なんかちょっと嬉しいなぁ〜〜。そこまで本気だったんだぁ〜〜。
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