パソコンの心臓ともいわれるCPU。大事なパーツであることはいうまでもありません。
PCの記事を書いているとどうしても書かざる終えないのが専門用語です。私もなるべく噛み砕いて書きたいなと思うのですが、知識不足から難しい面もありますね。
そこでおすすめなのが、以前紹介した
パソコン初心者の為のページ初心者のためのページと書いていながら、そのPCの仕組みの記事は本当にわかりやすく丁寧に書かれています。タイトルとうらはらに内容は結構しっかりしていて専門的だと思います。P検3級なんかとろうかなぁとお考えの方は、勉強にちょうどいいんじゃないですかね。下手な本買うよりもすごくわかりやすく、知りたいところを書いてくれていると思います。前回少し出てきたCPUのFSB(Front Side Bus)の話、メモリの規格と転送速度の関係なんかがこと細かに書いてあります。
私の記事で至らないことがあって、ここもうちょっと知りたいことなのになぁと感じた方はいっていただけるといいと思います。
私も初めてPC買うときもCPUの性能何MHzっていう性能だけはしっていましたし、その数値をメインに考えて買いました。今ではCPUももちろん大事ですが、それを支えるメモリもしっかりしたものを買わないといけないし、今やCPUと並ぶくらいの性能が要求されるビデオカードなど、すべてが大事なのですが、比較的わかりやすくてなじみがあるのが、このCPUの性能ではないでしょうか。最初の時は当時出たてだったPentium†が買えればいいやという漠然としたものでした。今でも基本的にはCPUを基準に考えるのであまり変わってないのですが。
今回このCPUを選んだきっかけは
前回書いたように雑誌の記事の特集が大きかったわけです。
ただ、
前回も書いたようにPentium4になって以降、Intelはとにかくクロック至上主義でクロック数をとにかく上げるということを重視してやってきました。その弊害が熱です。発熱が高くなってしまったというのがいまの自作のキーワードになっている気がします。
私もCPUの話を見ているときによく目にしたのが、Pentium4は発熱がすごいからという言葉。それは主に私が買ったNorth Wood コアから次のコアであるPrescottで、
North Woodよりとさほど性能が変わらないのに発熱がさらに上がってしまったらしいのです。なので、このPrescott出た当時から今もこれに積極的に変えて行こうという人があまり出てきませんでした。
発熱が高まるとどうしていけないのでしょう。いかにも熱がありすぎるのはパーツがいたみそうという連想がありますが、もちろんそうで、PCにとって自作する人にとって頭がいたいものみたいです。パーツの寿命が縮まるならどうしなければいけないかというと、その熱を冷やさないといけない。そうなるとCPUを冷やすファンを大きく高速に回転させなければいけない。そうなってくると別の問題、騒音という問題がかなり出てきてしまうそうです。
おととしくらい、PCの雑誌でよく静音という言葉をよく目にしました。あんだけいっていたのはこういう背景があるのねと自作して初めてわかりましたね。
CPUの性能はある程度頭打ちということで、パソコンを使う人はもうCPUの性能がもっと飛躍的に上がってほしいという期待は前よりも低くなっているようです。というよりもクロック数はいいから、熱が少なくて、きびきび動くCPUがほしいという市場ニーズが高くなっているようです。
そこで出てくるキーワードがAthlon64 というCPU。私が初めてPCを買ったときからインテルに唯一対抗するがAMD社というCPUメーカーです。そこの製品なのですが、この製品価格.COM等で調べてもらえばわかるように今売り上げ一番のCPUになっています。
このCPUが市場にニーズがかなり高くあった熱が少なくて、きびきび動く、高性能を実現しているCPUのようです。それを実現しているテクノロジーが『Cool’n’Quiet』というものらしいです。CPUがいつも動いていなくてもいいときは性能を落として発熱を抑える。ゲームなど厳しく性能が要求されている間は、最大の性能を発揮するという風に臨機応変に可変してくれる機能のようです。発熱が低いときは当然CPU FANの回転数は落としてもいいわけですから、静かになるわけです。
この機能が実現されていることで、Athlon64 で作った静音重視のユーザーはかねがね満足しているようです。
ただ気をつけてほしいのが、これを最大限に実現しているのは、Athlon64 でも「Winchester(ウィンチェスター)」のコードネームで呼ばれるコアを採用したものがいいようです。
あと、ここまで売れているのに理由があるようです。一つまえから変わってSocket939という規格になって、インテルと同じようにメモリのデュアル・チャンネルでの動作もサポートされたようです。
そしてもう一つ、ビデオカードの回とも重なりますが、今ビデオカードの規格はいままで主流だったAGPという規格が新しくなり(いまでもAGPはまだまだ多い)、PCI Expressという規格に以降しつつあります。これからさらに高性能のビデオカードはこのPCI Expressで出されることが確実視されています。
このAthlonを買おうと心待ちにしていた人はこの2点。メモリがデュアル・チャンネルになったことと、Athlon64もPCI Expressに対応したということで、みんなが一気に買ったということみたいですね。
ここまで、書いてきて、「あれ、ガルティエはそれでもPentium4を買ったんでしょ?!」とはてなマークが一杯いる人もいると思うので、その理由もしっかり書きましょう(笑)。ただ、調べれば調べていくほど、正直Athlon64に引かれました。一つにはWindows XPが来年には(延期、延期になっているそうですが)、64Bitに対応したOSがリリースされるとされていること。そして、さっきも書いたビデオカードの新しい規格であるPCI Expressにも対応したことで、ビデオカードを買い換えたいときに新しい技術をとりいえれられるだろうなぁということです。
そんな迷っている矢先になんとインテルのNorth WoodコアのCPUが製造中止になるというではないですか。実は一回秋葉に下見に言ったときに、Pentium4のNorth Woodコアがかなり品切れになっているのを見てしまったんですね。インテルが売れないPrescottに無理やり移行しようとしているのが見え見えだったんですが、さらになくなってしまうかもぉというのでかなり焦りました。掲示板読んでもかなり焦らされましたが。いやぁ、ただニュースには3月の末までは生産ラインは動くとかいてあったんで、安心してたんですが、やっぱり中止が報道されると入荷が一気に減るようですね。今回は勉強になりました。実はそれに焦らされて、ないお金から捻りだして、CPUだけは先に買ってしまったんですよね。
結果からいえば、確かにNorth Woodの3.4Gという一番高いCPUは人気で、もうほとんど入手は難しくなっています。ただ私が買った3Gであれば、秋葉で在庫あるようです。
焦ったのもありますが、それでもPentium4を選んだ理由は単純で、前回書いたように結構前に買って読んだ雑誌でこういった背景でいいんだなと納得していたこと(前回の記事を参照のこと)。それから一時の今のAthlonのようにかなりの人が使っていたので、不具合などがおきても同じ環境の人が多くいること。そしてなにより、出てから1年以上たつ規格なので、非常にコストパフォーマンスが高い。といった理由なんです。
あと、初めての自作なので、もうある程度不具合情報が出尽くして、ある程度信頼性のあるパーツを選べるといったことが大きかったです。まずは安定路線でつくってみて、また次回そういった最新技術を追求していこうかなぁと思います。
作った結果からするとかなり満足しています。騒音や熱のことは、ケースのところで詳しくやろうと思いますが、CPU付属のファンはあまりにうるさいから、絶対別のCPUクーラーを買ったほうがいいというをかなり頻繁にみました。そんなにうるさいのかぁどうしようかなぁと迷ったんですが、本当にこればっかりは感覚なので、なんともいえませんが、私の感想はいわれているより全然静かじゃん!です。
とこれには背景があって、気をつけてください。というのは、新しいPCを作って気づいたんですが、前のパソコン、かなりうるさかったんだぁということ。静音重視のユーザーからするといわゆる爆音PCというものだったのかなぁと。私の感覚からすれば、パソコンってこのくらい音がするのがあたり前と思っていたので、前より静かになってよかったという感じなんです。なので、騒音きになるタイプの方はこの意見を真に受けないでください(>_<)
ただ、ケースのところで詳しくやりたいのですが、今回買ったマザーボードには、CPUの温度によって、ファンの回転数を変えてくれる機能があって、それを試してみたところ・・・たしかにCPUのファンが一番うるさくしているなということを確認できました。
さらにこのファン調節で一回静かなのを経験してしまったので、たしかにCPUファンうるさいかも・・・と実感してしまいました。あーどうしよう。この静かなのでなれてしまったら、熱い夏はCPUファン全快になるから、うるさく感じるなぁということで、せっかくうるさいのになれているので、ある意味うるさくても大丈夫な自分でいようと思います。なので、今もCPUファン全快です(笑)
ただ、CPU温度についても細かくはケースでやろうと思いますが、発熱問題ですが、ケースがかっこうよりも温度を下げることを重視して買ったからか、CPU温度は結構低く動作していますよ。通常時で25〜30度くらい。結構みなさん、なにもしなくても35度〜40度出てくるしんでいる人もいますが、よく冷えていると思います。負荷をかけても40度を越すことはほとんどないです。これを維持すれば、夏も越えられるんじゃないかなぁと思います。
問題になってくる温度は50度をいつも超えてしまうようだと問題みたいなのですが。ファンが一般的にうるさいということの代償としてしっかり冷えてはくれるようです。詳しくはケースのところでやりたいと思います。
これから自作したいなぁという方は、Athlon64かなりおすすめみたいです。大型掲示板でもほとんど今Athlon64を組み立てる人が多いですね。CPUのSocket939のウィンチェスターCPUの3G相当が1万7千円くらいとかなり値段もさがってきています。
ただ、Athlonも完璧とはいかないで、ちょっと弱点があるそうです。それは、前回もちょっと出てきたチップセットのお話。インテルの場合は自社のCPUにあわせてチップセットも自社でつくっています。かなり安定したパフォーマンスがだせます。AMDの場合はまだ純正のチップセットを開発しておらず、他社のチップセットで動いている状況です。そのせいで本当に昔の話ですが、結構不具合がおきたそうです。
ただそのチップセットもビデオカードメーカーのNVIDIA社のチップセットnForce4が出て安定しつつあるようです。あえて苦言をするなら、HDD周りの性能がちょっともたつくようなことはあるようです。ただ、ほぼ問題はないということです。PCI Expressにも対応したのがこのnForce4で、これを待っていた人もかなりいましたねぇ。それでみんな飛びついて結構入手困難なようです。
どうしても色々なもの動作確認など、インテル製を使うということはあると思います。その点、インテルの方がまだ相性問題など比べればチップセットに関しては上みたいですね。
騒音が大して気にならないけど、とにかく安定重視という方はインテルという選択肢はまだまだあると思います。ただ、パソコンのパーツを私よりも頻繁に交換したりして楽しみたいという方や、ゲームなどパフォーマンスを最大限重視したい人には断然Athlon64というのが選択肢のようです。これから検討されるかたは是非Athlonの方も検討するのを私のように忘れないでください。そして作ったら、静かで早いよ〜と自慢にきてください(泣)
●関連サイト:
Athlon 64を実験します
Athlon64の概要はこのページがすごくわかりやすいと思います。興味ある方はいってみてください。
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スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
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