さぁ〜、準々決勝しょっぱなからドラマだらけでしたねぇ〜。
さすが、今年のユーロの女神はドラマ好き!!
グループリーグのあのドラマじゃ飽き足らないと、
またまたドラマを用意してました。
今、冬ソナより熱いドラマはユーロ2004!!
韓国イケメン俳優ブームなんかぶっとばせ!
ユーロにゃイケメンだらけだぞ!!
ってなわけで、ポルトガル対イングランド、
ユーロ2000の同国対決を越えた、
WWEでも書けないドンデン返し満載シナリオ!!的試合を、
もう一度、プレイバックプレイバック♪
あの〜試合をプレイバック、プレイバック(山口百恵風)。
この試合、スタメンはどちらもあまりいじらず、
変更点はポルトガルが出場停止のパウレタに代わって
ヌーノ・ゴメスを使ったくらいでした。
さすがにベスト8に上がってくれば、
メンバーも固まってきているということでしょう。
そして試合開始。
最初はイングランドは前線のオーウェン、ルーニーに
ロングやミドルのパスを早めに入れる形で攻めていきます。
そして、いきなりその展開がハマります。
ゴールキックをクリアしようとしたコスティーニャのヘッドが
後ろにこぼれます。それをすかさず狙っていたオーウェンが
体を1回転させながら飛び出したGKリカルドの頭越しに
ループシュート、虚を突かれたリカルドはボールに触れず。
ゴール!!
前半3分いきなりイングランド先制!!
ここまでノーゴールと眠っていたオーウェンがいきなり
大きな仕事をします。
しかし、このまま、この試合が終わるはずはない!!
ここからポルトガルの猛攻が始まります。
フィーゴ、クリスティアーノ・ロナウド、デコを中心に
パスを回し両サイドバック、ミゲル、ヌーノ・バレンテが
再三オーバーラップし、分厚い攻撃でゴールへ向かいます。
イングランドは守りを固め、両サイドバックも上がらずに、
ボールを奪って、早く前のオーウェン、ルーニーの速い2トップへ
展開するカウンターで攻撃を凌ぎつつ、追加点を狙います。
しかし、イングランドに予期せぬ事態が…。
ここまで絶好調だったルーニーが足首を負傷、前半でバッセルと
交代してしまいます。
これが痛かったイングランド、このあと、上手くカウンターに
出られなくなり、前線でボールが持てなくなります。
ここから試合は一気にポルトガルペースに。
こぼれ玉を拾い、分厚い攻撃が途切れる事無く、続きます。
しかし、イングランドもロングボールをバッセルがヘディングで競り、
こぼれ玉をまたしてもオーウェンがボレー、GKリカルドが
ワンハンドセーブで防ぎゴールは割らせません。
ポルトガルはイングランド陣内でパスを回し、試合を支配しますが、
点だけが奪えず、前半終了。
後半もペースは完全にポルトガル。鮮やかなパス回しから
ゴールに向かいます。ただ、ペナルティエリア近辺には
イングランドの壁が出来ていて、シュートはミドルも含め弾き返され、
決定的なチャンスは作れません…。
セットプレーもキッカーの調子がいまひとつで
ビッグチャンスにはなりません。
イングランドはフィリップ・ネヴィルをスコールズに代えて投入。
ジェラードを左サイドにして状況を打開しようとします。
ポルトガルはシモンをコスティーニャに代えて投入。
ボランチでもより守備的なコスティーニャを削って、
ドリブラー、シモンを入れて陣形を崩してでも点を取りにいきます。
さらにポルトガル賭けに出ます。フィーゴに代えて
エウデル・ポスチガを入れます。
これで2トップにして前線を厚くします。
これが結果的に当たります!!
左サイドからのシモンのクロスにフリーで飛び込む
エウデル・ポスチガ〜!!来たぁ〜〜〜!!ヘッドォーーーー!!
ゴーーール!!
遂に同点に追い付きます!!
この時のエリクソン監督の表情はすごかった…。
顔真っ赤にして、両手で頭をかかえて、
「なんで守りきれないんだ(怒)!!フランス戦といい、
今日といい、なんで上手くいかないんだ!!
僕ちゃんのプランは完璧なのに!!」って感じでした。
こうなるとイケイケなポルトガル。右サイドバック、ミゲルに
代わってルイ・コスタ投入!!キター、ルイ〜〜。代わりに
デコが右サイドバックへ。
もう陣形がどうなっているのか、わけわかんないような状態の中、
勝ち越し点を狙います!!
そして、左サイドをシモンが駈け上がりシュートー、
しかし、わずかにポストの右に逸れます。
しかし、イングランドもカウンターから左サイドでFKをゲット。
蹴るのはベッカム。カーブのかかった低いクロスからオーウェンが
ヘッド、これはポストに当たり跳ね返りをキャンベルがGKと
ぶつかりながらヘッド〜、勝ち越しゴールか?
しかし、これはキーパーチャージのファウルでノーゴール。
(いや〜、一瞬、肝冷やしましたぁ〜)
そしてここで90分が終了。
いきなりクォーターファイナル初戦から延長戦。
これはどんな終わり方をしてもドラマチック間違いなし!!
延長もペースはポルトガル。しかし、さすが動きに
キレがなくなってきていました。
そんな中、交代で入って元気なルイ・コスタがやってくれます!!
延長前半5分ドリブルで持ち上がり、イングランドの
フィリップ・ネヴィルのマークを外して強烈シュート!!
ボールはゴール右隅に吸い込まれ、ゴーーーール!!
僕はこの瞬間、叫んでしまいました。
両手でのガッツポーズとともに、「よっしゃぁ〜〜」と。
そして次の瞬間僕は泣いていました、あまりの感動と
信じて応援し続けたルイが輝いたということに。
ただ、ゴールデンゴールだったら、ここで感動の涙に
浸っていられたんですが、今回はそうじゃないので
(シルバーゴール方式)(なんちゅうネーミング)、
まだ試合は決まってはいなかったのです。
(僕はルイのシュート決まったとき、
勝ったと勘違いしちゃいましたが…)
あとはこのまま10分過ぎればポルトガルの勝ち。
もう試合が動くことはないかと思われた、延長前半10分、
イングランドはベッカムのCKから、テリーがヘッドで落として
ランパード〜〜!!反転シュート〜〜!!ゴーーール!!
またしても同点!!
イングランドが追い付きます。
そして試合はPKへ。イングランドが先攻。
最初はベッカム。今大会PKを一度失敗しているのが
精神的に影響したか、グラウンドの状態か、
なんと軸足がブレたため、思い切り打ち上げてしまい、
待たしても失敗…。
しかし、ポルトガルも3人目のルイ・コスタのシュートは枠の上へ…。
これで3人終わって2ー2。その後、6人目までミスなく5ー5。
7人目イングランドはバッセル。シュートをリカルド完璧読み切ってセーブ。
そして、ポルトガル7人目はなんとキーパー、リカルド。
これをキーパーとは思えないくらいあっさり決めて、ポルトガルが勝利!!
いやぁ〜〜、EURO2000以上のドラマだらけの試合。
凄すぎです!!
しかし、フェリペ・スコラーリの采配がズバリでしたね!!
まさかフィーゴまで外して、さらにはサイドバックまで外して
攻撃に行くとは!!
脱帽ですね。
イングランドのエリクソンはプラン通りに後半までは進んでいても、
どうしても貫徹できませんね。
もう少し攻撃への意識をカウンター以外に持っていかないと、
あれだけ良い選手がいるのにもったいない気がします。
イングランドはこれからどんな方向へ進むのかも注目ですね。
ポルトガルはここ数試合苦しい中を勝ってきて、チームもまとまり、
連携なども熟成されてきてるので、前回大会を越える結果もあり得るかも!?
次はオランダ対スウェーデンの勝者と準決勝ですが、
ボクはオランダ対ポルトガルの対決が見たいです!!
2002W杯予選の因縁がありますからね。
この対戦になったら、今回の試合並みか、
もしくはそれ以上の試合になる可能性大です!!
そんな名勝負をまた見たいです!!
眠い目をこすりながらでも、見たいです!!
PS:PKって上手い選手が外しちゃうんですよね・・・。
上手い選手は技術に自信あるからギリギリ狙って外すっていう・・・(涙)。
ベッカムといい、ルイ・コスタといい、
時に自慢の技術が裏目に出ることもあるんだなぁ〜〜。
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