開催国韓国の特集をちとやってみたいと思います。
というのも最近の親善試合韓国vsイングランドでひさしぶりに韓国を見て関心と驚きがあったからです。
それはフォーメーションがきれい!という感想でした。
個人の能力は違うと思いますが98年のまさしくヒディンク・サッカーを思い出させるものでした。
私の見た試合ではシステムは3−4−3フォーメーション。3バックに2ボランチ、両サイドの選手、ウイング、ワントップというものです。
あまりに綺麗なフォーメーションに「あれ、韓国ってこんなサッカーだっけ!?」というのが第一印象です。
守備時には3バック、攻撃時には両翼が開いてきれいな4バックになっていました。というよりも2バックですね。
このシステムの特徴は両翼のウイングにあるでしょう。
そこでキーマンにイ・チョンスをあげたいとおもいます。
この選手をはじめてみたのはシドニーオリンピックの時でした。大会前から韓国のユースから抜擢された凄い選手がいると聞いてみてみましたが、『韓国からもこんな選手がでてきたか。』という新鮮な驚きがありました。
どんな選手かというとまさしくウイングがぴったりな選手です。
テクニックがあって、ドリブルがうまい、パスもだせる。そんな選手です。
ただこの間の試合で感じたのはボールが持てるだけにパスすべきタイミングがワンテンポ遅れていることです。これは今ハタチという若さの影響だと思いますが、これも時間が解決してくれるでしょう。
ウイング好きな私としては好みの選手です。
ウイングにはそのイ・チョンス選手が左に入って、右にはアン・ジョンファン選手が入るといいなと思っています。この間の試合では右にパク・チソン選手が入っていました。
とても攻撃的でみていて楽しいサッカーになりそうな予感がしましたね。
ただ問題はやはりパスの出せるタレントが少ないこと。
その試合はユン・ジョンファン選手がでてなかったんですよね。
このシステムを完全に機能させるにはウイングにパスをだせるクリエイティビティーも必要だと思います。
今まで韓国が苦手にしている分野のことでいまだに課題だなとは感じました。
しかし、ユン選手が入れば機能するでしょう。
げんにユン選手がいたスコットランド戦では4−1と快勝しています。
ボランチにパク・チソン選手をつかうのもいいでしょう。
ただこのフォーメーションだといわゆるトップしたはなく、ユン選手をどこにおくのかなというのはわかりませんでした。
ここらへんのヒディンク采配にも注目ですね。
この試合を見る限り今の日本よりも点がとれそうでうらやましかったです。
日本もワントップにすれば似たようなサッカーは可能だと思います。
ぜひそのシステムで望んでくれと願うばかりです。
ただ確かにノルウェー戦はへこみましたが、冷静にみてみると選手の力が上がっているのは確かです。
なんとか信じるのでがんばってもらいたいです。
気の早い話ですが、ワールドカップ後は点をとるための戦術ができるオランダかスペイン、あるいはフランスの監督がいいなーと思う次第です。
さてさて、あと一人韓国の注目選手をあげて、終わろうと思います。その選手はホン・ミョンボの後継者といわれている宋鐘国(ソン・ジョングッ)という選手です。
彼は守備的ポジションならどこでもできるという超ユーティリティプレイヤーです。
イングランド戦では3バックの右に入っていましたが、存在感があり、あと鋭い攻撃参加がみられ、凄く印象に残った選手です。
右をかけあがり、鋭い切り返しからのドリブル、抜いたあとの正確なセンタリングをあげてました。
なかなかいい選手です。
ポジションごとの選手の選び方を間違えなければいけるんじゃないかなー。
その試合ではパス能力のあるパク・チソンを右サイドにおいてましたが、せっかく少ないパスの出せる選手を右におくのはもったいない気がしました。そのぶんシステムがうまく機能してなかったと思います。
幾人か次世代選手とともに、ヒディンクの美しいサッカーを紹介してきましたが、お隣韓国とも仲良くなるチャンスですし、見て損はしないと思いますので、注目してみてください。
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