最近の流れから、なにかやってくれると思っていましたが、やってくれましたね!
本当に屈強のイングランドDFから、流れから点が取れたというのは、本当に自信になることでしょう。
小野のゴールで朝っぱらから、叫んじゃいました・・・。家族からブーイングが・・・。近所の人ごめんなさい(^▽^;)
今回見ていて感じたのは、2000年EURO前の流れに似てるなぁということ。
前回はモロッコのハッサン2世カップでのフランス戦でした。
前トゥルシエ監督はもしかしたら、今のZICOへの批判よりも強いという状況での試合でした。朝日新聞には、2年間ならやるという「ベンゲルとの契約へ」という記事が一面を飾ったりしていました。
それがこの試合のベストメンバーのフランスに対して2点を取って、世論をひっくり返してしまいました。
ただこの試合に背景にあったことは、
EURO前の合宿でフランスのメンバーが疲労のピークにあったという背景があります。これは、大会前に疲労を蓄積させて大会に向けてじょじょに疲労を落として大会にピークを持っていくというコンディショニングの定石のためです。
今回の試合もEURO前ということで状況が全く一緒でイタリアから合宿をして帰ってきたイングランドが疲労のピークにありました。
前半の最初から日本を潰していこうという試合プランだったようです。
しかし、後半になると動きががくんと落ちてしまいました。
それにしても前半の猛攻を一点で防いだことが後半へのいい流れになりましたね。
そういう背景があったとしてもこの健闘は本当に賞賛に値します。ブラジルとか名前のあるチームの屈強なDFを前にするとまったく点が入る気がしないようになってしまうのが、かなりのパターンでしたが、このチームから点が取れたのは本当に大きい。
キャンベルなんて、まるで要塞のようでしたよね・・・^^;
前回のウェンブリーでの対戦と比べてみると、色んな状況が違っています。
まず日本の状況は、やはり今に比べると力は落ちるチームでした。これはまぁ当たり前なんですけどね。
そのなかでイングランドはまったく調子がよくなくそんな中での健闘でした。
イングランドでの日本の知名度もいまいちで、聖地ウェンブリーのイングランド戦にもかかわらず、観客はまばらでした。この時は自国開催のEUROの一年前という状況と、今回は直前でイングランドでも注目度が高いという状況で違いはありました。
今回はシティー・オブ・マンチェスタースタジアム(オールドトラフォードではなかったですね^^;)が満員で、時間も午後8時といういい時間帯でのキックオフ。注目度もなかなか高かったと思います。スタジアムが満員というのはうれしかったですね。
普段プレミアがみれない人にも、イングランドのスタジアムが満員になると雰囲気がとてもいいので、見て欲しかったんですよね。それがかなってうれしかったです。
内容の話に戻ると、俊輔の調子が去年のコンフェデくらいだったら、勝てたかなぁと思いますね。
発想はさすがというところが随所に見られたのですが、いかんせん体にキレがない感じで発想に体がついていかない感じでした。
シドニー五輪の代表の時も俊輔と小野って絶妙なコンビを発揮してたんですよね。こういったら、なんですが、中田がいない試合でこの試合でふたりがコンビを組むと攻撃の発想がかなり凄いという試合が何試合かありました。
ハッサン†世でのフランスに似ているとかきましたが、もう一つ似ているのは、去年のコンフェデ。フランス相手に絶好調の俊輔がフランス相手にファンタジーを連発していい試合をしました。
心配なのがこの試合がその年最高の試合であとはひどい内容に終始してしまったことです。
今年は絶対にそんなことにならないようにお願いしますよという感じです。
トゥルシエの例を出しましたが、そこに本当に似ているなら、この後のアジアカップは圧倒的な力で優勝するでしょうね。
そして、強豪に完敗して、立ち直っていくみたいな(笑)そこは真似しなくていいですが・・・。
あと、ZICOが似てきてうれしいことは、トゥルシエの悪運の強さです。前にも書きましたが、ことごとく監督として、運が悪かったのですが、解任騒ぎがあってから、悪運を身につけつつあるようです。
これって監督をやる人にとっては重要な要素なんですよね。
もちろん前提には実力があるわけなんですが。
とにかくこのいい流れを継続して欲しい。今はそれだけを願いたいです。
P・S
終了間際の稲本の怪我心配ですね。来シーズンもありますからね。長引いてしまうと大切なシーズン前のトレーニングが欠けてしまいますから。
シーズンはプレシーズンのトレーニングがとてもよかったみたいで、すごくコンディションがよかったですから、来シーズンへ向けても頑張って欲しい。
たいした怪我でないことを祈っています。
読んで頂いてありがとうございます!
↓↓このブログ独自の「いいね!」を導入しました。少しでもこの記事が気に入って頂けたら押して頂けるとうれしいです。各著者が無駄に喜びます(・∀・)イイ!! よろしくお願いしますm(__)mgalthie
最新記事 by galthie (全て見る)
- Kindle Unlimitedの魅力とは?読み放題の世界を探検しよう! - 2023年8月23日
- 「週40時間の自由を作る 超時間術」の要約 - 2023年8月20日
- Audibleで人生が変わる!おすすめのオーディオブック5選 - 2023年8月19日
- 通信費を安くしよう #02 コスパ端末編 コスパ端末紹介! - 2020年7月16日
- 通信費を安くしよう #01 考え方編 端末の縛りからの脱却 - 2020年7月12日
コメント
国際親善試合 日本 vs イングランド
3時半に起きれました。起きて生で見るだけの価値のある試合だったと思います。 前半立ち上がりから圧倒的にボールを支配して、前を向いてプレイしていたのはイングランド。中盤の選手に対する日本のマークが甘く、ジェラード、ベッカム、ランパードをフリーにしてしまい、ペ
いやあ、勝っちゃいましたね。観戦記も皆それぞれ味が
違っていいですね。
ジーコジャパン、ベストの布陣のイングランドに引分け
< 日本 1−1 イングランド > ※試合詳細(スポーツナビ)
ベッカムはやっぱり右サイドなんだろうか?それともボランチ?
などと考えながら待っていたイングランド戦。
守りで耐えながら、先制点を取れれば勝機も出てくると思ってたんですが、
案の定、試合序盤から一方
試合見れなかったけど、かなりの善戦だったみたいだね!
それにしてもファンはみな、代表の試合を見るとき本当に本気なんだなあ。
最高の娯楽の一つですな。
ビバ球技!
>ブランクさん
そうですね。色々な人の観戦記を見ていると同じ試合でこうも印象が違うのかと驚くこともあります。
それがサッカーのおもしろいところでもありますよね。
>セッキー殿
うん、なかなかいい試合でした。
いやぁ、代表を見るときは熱いねぇ。勝ち負けに意味がある試合が多くなるしね。
いい試合に当たると90分あっという間ということもあるけど、その時は幸せを感じますね^^
バレーにしても、MLBにしても代表とか日本の選手とかなるととたんに見る人が増えたりするものね。
はじめまして〜、トラバありがとうございます。
稲本、大事に至ってしまいましたね・・・
いやぁ、今朝は早起きして良かったです、ほんとに。
TrackBackありがとうございました.
いやしかし70分ぐらいまでは見応えのある試合でした.
イングランドでの試合という観点で見ると,ピッチやレフリーのレベルも高かったのが,試合を面白くさせていたのかも知れませんね.(これが普通であるべきなんだろうけど,やはり日本代表の試合はアジア人レフリーが多くてry)
稲本は倒れた直後の表情が「やっちまった」顔でしたね.ロナウドの膝とか,ベッカムの骨折とかのあの表情.早期復帰を祈ります.
mbc?さん、はじめまして!
イナ、3ヶ月ですか・・・。
契約がなんか決まりかけてたらしいので、影響しなければいいですけどね。
でももし、フルアムに残留決まってもシーズン出遅れるのは痛すぎですね・・・。
前向きに考えればアジアカップとかお休みできるので、体力回復に当ててもらって、リハビリでフィジカル面鍛えてもらいましょう!^^
これからもよろしくお願いします!トラックバックもお待ちしております^^
>PIXYさん
こんばんは。
70分くらいまでフルメンバーでしたからね。
レフリーに関しては同感です。ワールドカップ予選とかでヨーロッパの審判団が来ると安心しますもんね〜。
イナに関してはイングランド代表との対戦はきするものがあったのでしょうね。しかし、最期の最期とは、あれさえなければ、無条件に喜べたのですが。
なんとかうまく休養期間に当ててもらいたいものです。リハビリもがんば〜ってところですね。
これからもよろしくお願いします^^
イングランド対日本@マンチェ
けっきょく寝ずに起きてました。それでもかなり興奮気味で、うぁ〜、じぇら〜〜ど〜なんて。
イングランドのスタメンはほぼマジですが、選手たち自身はどうだったのでしょうか。でもEURO予選を見てきたけど、意外に前半はかなりスピーディーな展開。リーグ終了時キレキ
さっとけんさん、こんばんは。
トラックバックを送らせていただきました。
イングランドの試合、EURO予選を中心に見てきましたが、
あんまりいい試合してなかったですよね。
メンツも変わらないし。
日本代表がここまでやってくれるとは思わなかったです。
稲本選手の苦痛の顔は見るに耐えませんでした。
ロシア戦の時みたいに交代してくれてたら・・・
お疲れ様!って感じになったのになぁ。
イングランドにドローだなんて(しかも内容的にも)
6月1日(火) 現地時間 20:00(日本時間28:00) 会場 : マンチェスター・シティ・スタジアム
イングランド 1 − 1 日本 1(前半)0
0(後半)1
得点:
オーウェン(前半22分)
小野(後半8分)
<イングランド
tomochicoさん、トラックバックありがとうございます。
イングランドに関してはそうですね。
予選でも勝つには勝つけれども、これといった試合はなかったような気がします。
エリクソン監督になって負けないようなチームにはなってきたかなと思います。
この試合の前半の出来はよかったですよね。
スコールズ、ベッカム、ジェラード、ランパードがボールを持つと「前空けるな〜」っておもわず、叫んでましたから(笑)
EUROでは、前半の出来をいかに沢山出せるかにかかっていると思います。
前回のEUROもフランスは日本と引き分けるくらいだから・・・なんていわれてましたけど、優勝しましたからね。イングランドも優勝かと聞かれると厳しいかもだけど、意外といいところまでいくかも。
tomochicoさんにとっては、イナの怪我は見るに耐えなかったでしょうね〜。
せっかく契約にこぎつけそうで、いい流れになってきただけに残念。
でも、アジアカップとか戦ってシーズン・インよりは、リハビリ大変だけれども、ボール蹴れない分フィジカル強化に当ててもらいましょう。
去年かなりいいトレーニングが出来たみたいだから、ノウハウはきっとあるはず。
がんばれ〜、ですよね。
またそちらにもコメント書かせてもらいますね〜。
よろしくお願いします。