いつからスリーライオンズのサッカーは面白くないと思ってしまったのでしょうか。自分的には、やっぱり日韓のW杯あたりからかなぁ。とにかく失点をしないということを重視しているように見えた。リオ、キャンベルと世界でも屈指のセンターバックコンビを中心に、攻撃はロングボールからオーエンの個人技というのが日韓での戦術だった。 98年フランスW杯では、決勝T初戦のアルゼンチン戦はオーエンのワンダフル・ゴールもあり、アルゼンチンと最高の試合をしてくれた(ベッカムの退場がなければ後半も面白かっただろう)。この世代が順調に育てば日韓では面白いと期待していただけにちょっと残念に感じました。 イングランドには、90年ベスト4に入った時には、ガッザ(ガスコイン)、リネカーと最高の中盤とFWがいた。そこからイングランドのセントラルMFにはガッザのような意外性に満ちたわくわくするような選手には恵まれなかった。しかし、ここに来て、稀代のタレントを手に入れたウェイン・ルーニー。最初に見たのはアーセナルの連勝を止めたあのシュートの試合でした。そのころはちょっと話題先行かなと思っていましたが、そこからも素晴らしい成長を見せてとんでもない選手になってきています。 昨日の欧州予選のウェールズ戦。FWには、オーエンとデフォー。MFはダイヤモンド型で、トップ下にルーニー、左にランパード、真ん中にバット、右にベックス。DFは左にコール、キャンベル、リオ、ガリーネヴィル(?)のライン。メンバーは揃ってきたなぁという印象です。他にも
ジェラード、ハーグリーヴス、アラン・スミスなどのタレントもいますからね。
DFではリオとキャンベルがコンビを組んだのは久しぶりなんじゃないですか。リオは例の出場停止が長く続いたし、キャンベルはシーズン当初は怪我でしたしね。
MFでは、やはり注目はCLでハットトリックを決めたルーニー。この活躍でちょっと元気がなかったユナイテッドにシーズンを戦い抜く活力が注入された感じ。アーセナルとしてはやっぱり一番のライバルはユナイテッドなんだなと感じています。そのルーニーはトップ下。前のEURO予選なんかでもこの布陣はためしていてうまくいきかけていたんですが、この試合でうまくいくことがはっきりしました。トップ下の位置からのルーニーのドリブル、パスはかなり機能していましたね。すでにかつてのガッザのような存在感を見せつつあるルーニー、彼のような存在に近づいて欲しいなと期待してしまいます。この位置でも彼のよさはいきますねぇ。後半にも彼のキレキレドリブルから、3人かわしてシュートなんていう場面もありました。またオーエンに絶妙のパスを通すなど非凡なパスセンスも。
そして元祖ワンダー・ボーイこと、98年フランスW杯で大会ベストゴールを見せてくれたご存知オーエンも、ルーニーに刺激を受けているのはみるからにわかりました。ゴールが欲しいという貪欲なプレーで、ルーニーに負けずに3人をかわしてシュートという場面を作っていました。
後半の2点目は、イングランド代表、いや世界のイケ面ベックスがこれまた負けじに、左ペナルティエリア外から、切り替えして、ゴール右上隅へのループシュート!でゴールを決めました。これぞ、ベッカム!パーフェクトで美しいゴールでしたね。これより前の欧州予選でもジェラードが、すごいループっぽいシュートを決めていましたが、イングランド、プレミアでもそうですが、シュートが美しいですねぇ。
オーウェン、ルーニーのドリブルが入ったからなのか、ランパードのパスなど、俄然イングランドの攻撃が多彩になってきました。後は怪我などなくこのベストメンバーがずっと組めるかが問題でしょうね。怪我が続出すると、守備に偏った試合運びにならざる終えないですからね。守備にはもう定評があるイングランド。もうちょっと選手層を厚くできれば、オーウェン、ベッカムが脂が乗り切っていますので、ドイツW杯は面白いんじゃないですかね。このまま面白いサッカーをしてくれるか注目していきたいですね。
読んで頂いてありがとうございます!
↓↓このブログ独自の「いいね!」を導入しました。少しでもこの記事が気に入って頂けたら押して頂けるとうれしいです。各著者が無駄に喜びます(・∀・)イイ!!
よろしくお願いしますm(__)m
The following two tabs change content below.
スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
コメント