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いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 六回表 「リッジレーサー(AT編)」

今回ご紹介するのはナムコレーシングゲームの金字塔「リッジレーサー」です。このゲームが発表された1990年前後、アーケードゲーム業界ではポリゴンが導入されはじめ、主にセガとナムコがトップを走っていました。例えばセガなら「バーチャレーシング」や...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 五回裏バントホームラン 「ダライアス外伝(ウェーブ編)」

前回までのあらすじ:雑誌ゲーメストで「ダライアス」とは何なのかを初めて知ったトンチキは「ダライアス外伝」の攻略に着手する。が、実際ゲーメストの攻略記事をなぞったものでしかなかった。それでもゾーンVをクリアしたトンチキだったが、そのエンディン...
本・コミック

樫木祐人 「ハクメイとミコチ」

生きること、すなわち「人生」に意味はあるのか、という問いは誰しも一度は胸に抱くものです。しかしご存知のように人生に意味はなく、私達は偶然この時、この場所に存在しているに過ぎません。「意味がない」ということを「空虚」だとして嘆く方もいますが、...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 五回裏 「ダライアス外伝(レーザー編)」

さてお話は毎度おなじみ、ナムコ直営ゲーセン「キャロット」から始まります。事あるごとに申しあげてきましたが、このゲーセンは「ナムコ直営」なのですが、店長の粋な采配でメーカーの垣根を越えて、良さげなゲームをズンドコ入荷する方針でした。ですからこ...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 五回表 「ダライアス外伝(ミサイル編)」

今回はオレら世代(アラフォー)のシューティングバカには忘れられない傑作、「ダライアス外伝」をご紹介します。…って、わざわざ紹介するまでもないような超有名タイトルなんですが、何しろ「私のゲーセン小僧時代=ダライアス外伝」としか言えないので、ご...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 他球場の模様です 「ゼルダの伝説:夢をみる島」

今回は任天堂の二枚看板のひとつ「ゼルダの伝説シリーズ」からGBより「ゼルダの伝説:夢をみる島」を取り上げてみたいと思います(ちなみにもう一枚はヒゲの人)。 ご存知のように、「ゼルダの伝説」は本当にたくさんのシリーズが出ています。初代のディス...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 四回裏ぴの三盗 「R-TYPE(バイド編)」

ゲーム雑誌というのは、ゲームの攻略記事はもちろん、最新ゲームの情報も載せているものです。それは今やっている「R-TYPES」も例外ではなかったわけで、「新作レビュー」というコーナーで取り上げられていました。曰く「伝説復活!」とか「名作に触れ...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 四回裏 「R-TYPE(ビット編)」

さて、そもそも「R-TYPE」は私の長兄が大ファンであったため、話だけは聞いていました。独自のシステム、美しいグラフィック、そして難易度。面白そうな内容でした。しかし私がゲーセン小僧として地元を遊びまわっていたのが1990年前半。対してR-...
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いにしえゲーム血風録 四回表 「R‐TYPE(フォース編)」

今回はシューティング界の鬼教官、アイレムより「R‐TYPE」をご紹介しようと思います。それまで今ひとつヒットに恵まれなかったアイレムを一躍一流メーカーに押し上げた、いわば待望の場外ホームランであり、シューティング好きなら誰もが知っている名作...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 三回裏代走ぴの 「クレイジータクシー(リミッターカット編)」

前回までのあらすじ:セガ最大のバカゲー「クレイジータクシー」をうっかり買ってしまい、寝食を忘れてプレイし続けるという軽い「ゲーム廃人」になったが、オリジナルコースで迷子になったことで我に返った私だったのだった。 もはや自分がどこにいるのかも...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 三回裏 「クレイジータクシー(クレイジージャンプ編)」

さてクレイジータクシーがゲーセンに登場した頃、私は何をしていたかと言いますと、メダルゲームにどっぷり浸かっている最中でした。というのもクドいようですが、当時は格ゲー全盛の時代。私が楽しめそうなゲームはほとんどなく、それでもゲーセンの空気に触...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 三回表 「クレイジータクシー(クレイジードリフト編)」

今回紹介するはゲーム界の暴走機関車セガより、まさに暴走ゲームの「クレイジータクシー」であります。 セガと言えば「大型筐体」でありまして、例えば「アフターバーナー」や「アウトラン」など、ゲーセン床面積を多く占拠した猛者であります。かと思えば「...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 ぴの出場するの? 「dotstream」

本シリーズは基本的に1つの作品を「表:ゲーム解説」「裏:躍起になったオレ」という2部構成でお送りしておりますが、今回は前シリーズでもありましたように、超個人的な思い入れがあるゲームを、言わば息抜き的な番外編としてお送りしたいと思います。あ、...
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いにしえゲーム血風録 二回裏ビデオ判定 「バベルの塔(壁画の間)編」

前回までのあらすじ:説明書もないままに「バベルの塔」を始めたが、暗中模索ながらも操作方法を学習し、しかし依然謎のアイテムに首を捻りながらも、8面の「壁画の間」に到達するが、その異様な雰囲気も早くも飲まれ、昨夜の飲みすぎもたたってか、若干の吐...
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いにしえゲーム血風録 二回裏 「バベルの塔(L字ブロック)編)」

時は世紀末。私は東京へ移り住み、ボンクラ大学生として日々過ごしていました。と言っても、やっていることは地元と同じ、ゲーセン通いの毎日でした。しかしこの時代にはプレイヤー同士を結びつける「ゲーセンノート」の文化はすっかり廃れ、その上格ゲーブー...
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いにしえゲーム血風録 二回表 「バベルの塔(白い壺編)」

今回はFCからナムコの名作アクションパズル「バベルの塔」をご紹介します。このゲームが発売された1986年頃、ゲームソフト1本が4000円~5000円が相場でしたが、しかしナムコは安価で良質のゲームを供給しようという「サンキューシリーズ」を展...
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いにしえゲーム血風録 一回裏死球乱闘 「ファイナルファイト(MASAMUNE!編)」

前回までのあらすじ ファイナルファイトに邂逅するも、屋上遊園地の凶悪な難易度に怯んだが、別のゲームコーナーの上手い高校生のプレイに影響され、「自分も出来るんじゃね?」と調子こいた私は、なんとか4面到達だったのだった。 さて、工場内のザコ(と...
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いにしえゲーム血風録 一回裏 「ファイナルファイト(吐き捨てられたガム編)」

さてファイナルファイトがリリースされた当時、私はまだゲーセン小僧ではなく、その入り口、つまり屋上遊園地に出入りする中坊でありました。そこでは1プレイ30円という破格の価格設定で、私は初めてファイナルファイトを目撃することになりました。 しか...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 一回表 「ファイナルファイト(原始肉編)」

今回紹介しますゲームは、カプコンの地位を盤石なものにしたと言っても過言ではない、万民周知の傑作アクションゲーム、「ファイナルファイト」です。ゲーム好きの方なら名前はもちろん、実際にプレイされた方も大勢おられることでしょう。一時期はどこのゲー...
いにしえゲーム血風録

いにしえゲーム血風録 「前口上」

拙作「いにしえゲーム回顧録」はいわゆるゲーム紹介記事でしたが、その最大の目的は「ネットにあまり出ていないので、私が紹介し、あわよくば知らん人に動画とかを紹介してもらう」ことでした。そして幸いにもゲーム紹介記事をアップすると、途端にネット上で...
本・コミック

石黒正数 「木曜日のフルット」

「自分はどのようなものなのか」という問題は、アイデンティティの維持において繰り返し自問されるものであります。そしてその問いに答えるために、自己は他者との比較によって認識されるという前提において、「他者はど …これ前にもやったな。まぁつまり、...
本・コミック

大橋つよし 「ねこたん」

かつて雑誌モーニングには恐ろしい4コママンガが存在しました。舞台こそ現代の下町ですが、その内容は「徹底して背景を排除し、どこまでも白い構図」と、「極限までディフォルメ化され、かつその個性は常軌を逸し、でも結構常識人なキャラクター群」と、そし...
本・コミック

山川直人 「一杯の珈琲から」

「自分はどのようなものなのか」という問題は、アイデンティティの維持において繰り返し自問されるものであります。そしてその問いに答えるために、自己は他者との比較によって認識されるという前提において、「他者はどのようなものなのか」を知りたくなるの...
本・コミック

山川直人 「写真屋カフカ」

山川直人氏といえば、ある種趣味的で独特の絵柄に惹かれる方も多いのではないでしょうか。実際、私が氏の作品を知ったのは、週刊ファミ通紙上のコミックビームの広告に掲載されていた氏の代表作「コーヒーもう一杯」のワンカットでした。氏の絵を見た私は「何...
TV番組

Eテレ「考えるカラス」

私達は日々の生活を送る際、色々なことを考えます。仕事の段取り、夕飯の献立、野球の結果、ハナクソのほじり方など、色んなことを考えます。その中でもよく行うのが「○○だから××になるだろう」という推論です。これまでの経験から先の見通しを予測するの...
TV番組

Eテレ「デザインあ」

ネットの普及により、以前に比べてテレビの視聴時間が減ってきていると言われて久しいですが、確かに私も以前に比べてテレビを見る時間が減りました。特に民放はほとんど見ないと言ってもよく、したがって最近の芸能人や芸人さんが全く分からなくなりました。...
本・コミック

竹内佐千子 「2DK」

人間誰しも好きなものがひとつやふたつあるもので、何かしらの好きなものを楽しんで生きています。そして好きなものを楽しむことだけでなく、好きなものを追いかける過程自体も楽しいものです。そのような探求が、意外にも哲学的な問いに直面することがあった...
本・コミック

芦奈野ひとし 「コトノバドライブ」

「ヨコハマ買い出し紀行」「カブのイサキ」でおなじみの芦奈野ひとし氏の新作「コトノバドライブ」が刊行される、と聞いたのは今年の頭。「ヨコハマ~」は今でも頻繁に読み返す大好きな作品ですし、「カブの~」は明らかに打ち切りを思わせる結末でしたが、飛...
ゲーム

いにしえゲーム回顧録 ヒーローインタビュー 「その他数多のゲームたち」

さて、これまで色々な「ネットではあまり見ないゲーム」をご紹介してまいりました。基本的にバカゲーが多かったような気がしますが、さて、実はこのコラム、正確には「ネットであまり見ない、私がサルのようにプレイしたゲーム」でありまして、ですから他にも...
ゲーム

いにしえゲーム回顧録 十八回裏二死二塁 「エレベーターアクションリターンズ(最上階展望デッキでございます編)」

前回までのあらすじ:ダウンタウン地下に仕掛けられた爆弾を解除するため、そして謎の小型飛空艇団を追って、地下鉄構内へヘリで乗り付け、ホームに開いたドデカい穴に飛び込んだ姐御だったのだった。 そんな訳で我らが姐御はダウンタウンの地下と潜入です。...
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