前回、「運は貯まるものと考える人」と「運には波があると考える人」をご紹介し、果たして運はどちらの側面を持つものなのか、という問題提起をしました。そして検証として、「運が貯まるものであるのならどのようなことになるのか」、そして「運に波があるならどのようなことになりそうか」について想像を巡らせてみよう、と考えたわけです。が、早速実行しようと思ったところで私が力尽きました(空腹のため)。今日はシッカリカレーを食っているので大丈夫です(なにが?)。
さて、前回の最後に
次回、「もし運が量的なものだったら」という世界を考えてみたいと思います。
括目して待て!(ユースケ・サンタマリア風)
と書きましたが、括目もクソもその前に、どういう感じで考えを始めるべきか全く見当もつかない自分を発見しました(ザル)。「FF5(青魔法を極める)」を遊びながら考えた結果、ここはやはり、「何かしら運が関連すること」を発生させ、ここを起点に「運が貯まる場合」と「運が波の場合」ではどのように事態が転がっていくのかをつらつらと考えていくのが適切かと思いました(よく知らんけど)。
では早速「何かしら運が関連すること」を空想科学劇場(そんなにいいものではない)にてこしらえてみましょう。小芝居スイッチオン!キャストは私の小話にたびたび登場する「策士山田(バカ)」と「ピュア鈴木(バカ)」に任せるといたしましょう。VTR、回転!(所ジョージ風)
「山田~!」
「なんだよ鈴木。」
「今日からコンビニ限定のトレカが発売されるからさ、帰りにやってみね?」
「…トレカか。昔『MTG』に突っ込んだなァ…。1パックいくら?」
「500円!10枚1セット!良心的!」
「…それは良心的なのか?オレだったら、500円あったらガリガリくん腹こわすまで食うけどなァ。」
「イイのかなァ?そんなこと言っちゃって?」
「…どういうカード?」
「痛車トレカ!」
「…ホント、お前萌え好きだな。ていうか、そのトレカって著作権とか大丈夫なのか?」
「ちょさくけん?」
「…キャラの元ネタの企業だろ、車の企業だろ、あと車の持ち主…とか?」
「うむ、色々問題がありそうだが、コンビニでやってるくらいだ、クリアしたんだろ。コンビニなめんな。」
「…妙に説得力があるな。まぁ、いいや『ブラックサンダーアイス』食いたいからついていくよ。」
「ィヤッホーォウッ!」
「…オレの姉ちゃんのトレカは?」
「億払う!」
「…作ってみるかな…。」
「これって、やっぱりレアとかあるのかな?その場合はキャラがレア?それとも車種?」
「うむ、良い質問だ。」
「ありがとうございます。」
「この場合ッ!キャラと車種の相互作用によるッ!買い手の萌え感情の上昇がッ!レアリティの基準となるッ!」
「…無いんだな、レア。結局、好きなキャラの痛車かどうかってだけだな。」
「着いた!よし、我らこれより修羅に入る!」
「オレを巻き込むな。早く買え。」
「こういうのはな、考えるんじゃないんだ、感じるんだ!」
「あ~、昨日やってたな。リー先生、強かったな。」
「強かった!だからオレも強い!ハイコレ、ハイコレ、ハイコレ、ハイ10個、終了。おねえさん、く~ださい!」
「10…。」
「ウフフ、何が出るかしら。」
「あ、ブラックサンダーアイス忘れてた。」
「よぅし、表で開けてみるぜ!」
「ウマイなァ、ブラックサンダー。」
「や、やや、山田ァ!」
「どうした、お目当てのキャラの痛車が出たか。」
「出た!出たよ!オレの大好きな『コトネたん』が!しかも30枚も!その上カブってない!」
「…コレ、痛車である必要あるのかな。」
「いやぁ、クオリティ高いなぁ。なるほど、元絵からこういうポーズと構図に移せるのか…。」
「…必要あるんだな。で、100枚中30枚か。結構出たな。あ、人気キャラなんだろ?」
「いや?かなりマイナーなキャラ。お前『ひらめき!マテリアル』ってゲーム知ってるか?」
「…いや、知らない。なるべくなら知りたくない。」
「材料科学研究所を舞台にした『材料開発恋愛SLG』なんだがな、この『材料開発』の部分がガチで専門的過ぎて全く売れなかった。何しろイイ材料を開発しないと全くモテないのよ。」
「…お前は買ったんだな。」
「オレは発売されたら一通り買って遊ぶからな。で、コトネたんはサブヒロインの友達の双子の姉。」
「ほぼモブじゃねぇか!」
「でも、ちゃんと攻略ルートがあるんだぜ。」
「つまり、全く人気のなかったゲームのサブのサブのサブヒロインなわけだ。」
「でもかわゆいのよ~。」
「てことは、このコトネの痛車って、結構レアなんじゃないか?」
「そうだよな!それを30枚も引いちまったぜ!」
「…剛運…なのか?」
「いいわ~。やっぱコトネたんの爆発アフロいいわ~。」
「…あ、ブラックサンダーが。」
「…溶けて地べたに。」
ということで、鈴木くんはめでたく「ひらめき!マテリアル」のコトネのカードを大量にゲット出来ました。そして山田くんはせっかく買ったブラックサンダーアイスを地べたに落としてしまいました。いやぁ、図らずも、奇跡的に「ラッキー」と「アンラッキー」が揃ってしまいました(白々しい)。
さ、ここからが始まりです。早速「運が貯まる場合」と「運が波の場合」という条件に沿って、事態を動かしてみましょう。…と言いたいところですが、残念ながらここで私めは便意を催しまして、我が腹腔内の「ビックベン」および「リトルジョー」を何とかしなければならなくなりました。非常に残念です。
ということで、今度こそ次回、「もし運が貯まるものだったら」という世界を考えます。括目して待て!(二回目)
(いつか)続く
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