あンた、ウィルキンソンのジンジャエールを飲みなはれ

グルメ
スポンサーリンク

 今回は当ブログ恒例(?)「好きなものを褒めちぎっては投げる」としまして、またまたウィルキンソンから、知る人ぞ知るネクタル(神の酒)ホントに辛い「ジンジャエール」をご紹介いたします。

 とは言うものの、ウィルキンソンのジンジャエールは大正時代から作られている(らしい)ので、既にご存知の方は掃いて捨てるほどおられるでしょう。しかし!書きたいことを書けるのがブログの醍醐味!(程度はありますよ)人の迷惑顧みず!(主にPCで年賀状を作りたい姉)やってきました電線軍団!トレンドガン無視こそ当ブログなり!うるさい!やるったらやるんだ!

 

 さて以前ウィルキンソンの炭酸水をご紹介した時にも触れましたが、ここで今一度「ウィルキンソンってナニ?ジンジャエール作ってるの?」を簡単に、ていうか以前の記事からまんまコピペでご紹介いたしましょう(非道)

 

 

 ~以下、本当にコピペです~

 

 

 昔々、まだ天と地がドロドロのマグマであった頃明治の中頃、日本に住んでいたイギリス人のウィルキンソン氏がひょんなことから自宅の物置からドラゴンボー炭酸鉱泉を発見し、「これはステキに良いものネ。」と独りごち(たかどうかは知らないが)、エイヤッと瓶詰にして売ることにしました。

 これがステキにバカ売れし、ウィルキンソン氏は「これはミーの時代が来たネ!」と独りごち(たかどうかは判然としないが)、チェストォとジンジャエールをこしらえて売り出します。これがまたバカ売れ。「がっちりマンデー」もビックリのジャックポットとなり、これを足がかりに「オレは天才だ~!」とばかりにアメリカのバヤリース(例のオレンジジュース)の販売も手掛けます。

 その後、ウィルキンソン氏は「ミーの教えることはもう何もないネ。ニポン人、後は任せたネ。」と独りごち(た訳はない)、製造や商標を日本のアサヒ飲料に委ねました。ということで、ウィルキンソンは実は日本のメーカーだったのです。へー!

 

 

 …ね?ウィルキンソンって本当にジンジャエール作ってるでしょ?(本当にコピペしたことには触れない)ただ最初に作ったのは甘口のものだったようで、今回紹介する辛口は甘口の人気を受けて開発されたようです。アレですね、最初に一般ウケを狙って、広まったところでマニア向けを発売する手口ですね。なかなかやり手のようです。

 さて一言でジンジャエールと申しますが、実際皆さまの頭に真っ先に浮かぶのは、やはり北米乾燥のヤツではないでしょうか。なるほど、確かにこれはこれで美味しい。しかし!ジンジャエールは「ジンジャー」、すなわち「ショウガ」が入っているのです!つまり辛いはず、否!辛くなくてはいけないのです!(極論)

 

 というのも、私の敬愛する漫画家、芦奈野ひとし先生の飛行機浪漫劇画「カブのイサキ」にもジンジャエールが登場するのですが、コイツがベラボウに辛い代物らしく、これを売っている「ショウガ屋」の店主曰く、「甘っちょろいヤツなんぞ売れるか」と…

 …アレ、「月下の棋士」「そんな甘っちょろいタバコなんぞ吸えるか」と混ざってるかな?まぁ、とにかく「ジンジャエールは辛くあれ」とのたまっているわけです。そして私が知る限り、本当に辛いジンジャエールはウィルキンソンのヤツだけ!鳥山先生のマンガが読めるのはジャンプだけ!これぞ「カブのイサキ」のジンジャエール!夢のアイテムがッ!今ッ!ここにッ!

 …とはいうものの、感情的な文章で力説したところで、読者の皆さまにはウィルキンソンのジンジャエールの味は1ナノメートルも伝わらないでしょうから、ここは一旦冷静になりまして(大人)、どのような味なのかをつらつらをご説明してみたいと思います。

 

 

・辛い

 ウィルキンソンのジンジャエールを語る上で、いの一番の真っ先に出てくるのがコレですね。いや、本当に辛い…というか、最初は甘口のジンジャエールの味なのですが、後半から喉の奥がピリピリして、最後の「ボッ!」と焔立ち上るように香辛料の刺激が来ます。この後口、これまさにショウガのそれであり、口の中が非常にサッパリします。

・炭酸が強い

 そりゃ炭酸水でおなじみのウィルキンソンですから、当然の如く強炭酸であります。どのくらいかと言いますと、ちょっと油断すると見事にむせるくらいで、先のショウガの辛みにこの強炭酸の刺激が重なると、麦芽とホップだけの本格ビールを飲んだ後のような、強烈な喉越しを味わいことが出来ます。

・ステキな香り

 ジンジャエールを語る上で意外と忘れられがちなのがこの「香り」であります。ジンジャエールはとかくショウガの辛みが語られがちですが、しかし鼻を突き抜けるショウガの香りが伴ってこそ、ジンジャエールはジンジャエールたりえるのです。世の甘口たちは、言葉は悪いですが「それっぽい香り」と付けているのに対し、このウィルキンソンは切ったばかりを思わせる、実に鮮烈で爽やかな香りがして、もうそれだけで気分が爽快になります。

 

 

 と、このように、ウィルキンソンのジンジャエールは「舌」、「喉」、「鼻」の三点を巧みに刺激することにより、私達を「エルドラード」へと導いてくれます。それは世の甘口では到底到達出来ない快感であり、正直ウィルキンソンのジンジャエールを飲むと、他の甘口へは戻れなくなります。事実、私は戻れなくなり、しかし近所では取り扱っている店が何故かなく、毎度遠方まで箱で仕入れに行く始末です。それほどこの飲み物には恐ろしい魔力が、魅力が秘められているのです。

 蛇足ですが、ウィルキンソンのジンジャエールはこういう味ですので、特に肉料理に合います。それにウォッカと混ぜれば本格的なモスコミュールが出来ますし、ハイボールに混ぜるのもステキです。またバラ肉をコーラで煮る料理がありますが、このジンジャエールでこしらえてみても面白いかもしれませんね(今度やってみよう)

 

 ということで、ウィルキンソンサイキョーというわけで、是非是非皆さまにもお試しいただきたく存じます。瓶入りとペットボトルがありますが、瓶の方が断然辛いので是非こちらからどうぞ。

 

 おしまい


読んで頂いてありがとうございます!

↓↓このブログ独自の「いいね!」を導入しました。少しでもこの記事が気に入って頂けたら押して頂けるとうれしいです。各著者が無駄に喜びます(・∀・)イイ!! よろしくお願いしますm(__)m
The following two tabs change content below.

todome

過去のホームページ時代より寄稿させていただいておりましたが、とある作品を完結させぬままに十数年すっかり忘れ、この度親方の号令により、再び参加と相成りました、todomeと申します。 主に小話を寄稿させておりますが、マンガ、ゲームにつきましても、今後ご紹介させていただこうかと思っております。どうぞお付き合いください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました