これまで様々な珍奇フレーバーを投入してきた「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業が、この冬も(と言っても去年の12月)やってくれました、待望の新商品が登場です!その名も「大人なガリガリ君・バナナ」であります!
…なんだ、この「大人なガリガリ君」って。初めて聞くんだけど。「ガリガリ君リッチ」とは違うんかな。調べてみますと「ガリガリ君リッチ」は濃厚な味わいが特徴で、「大人なガリガリ君」は細かい氷を使用した滑らかな舌触りが特徴とのこと。…じゃあそのうち濃厚で舌触りが滑らかな「大人なガリガリ君リッチ」が出るわけですね、1個300円くらいで。やるなぁ、赤城(妄想)。
で、これまで「大人な」シリーズにはレモンやら白桃やらのラインナップがあった(らしい)のですが、今回はバナナが新しく仲間入りする、というわけなのです。まぁ、広告やらCMやらを見たわけではなく、近所のスーパーで偶然見つけただけなんですが、朝飯が毎日バナナである私としては、これはもう天啓として購入したというわけです(おおげさ)。
パッケージはおなじみのガリガリ君がやんちゃにバナナをむさぼり食っており、否が応でも対抗心が湧き上がります。勇んでエイヤッと袋を開けますと、黄金の国ジパングの面目躍如と言わんばかりの黄金色に輝く(正確には黄色)物体がズルゥと出てきます。バナナ好きとしてはこの時点でテンションが上がりますが、これに加えてバナナのあの濃厚な甘い香りが吹き出てくるのですから、もう祭りは始まったも同然であります(意味不明)。
持ってみると、意外と軽いです。しかし一口かぶりつきますと、味はもちろん直球のバナナ、しかし想像以上に身が詰まっていることに驚いてしまいます。外側の氷は見た目はこれまでのガリガリ君と同じですが、バナナの持つあの「トロッとした感触」が見事に再現されています。ステキ!
さらに一口かぶりついて内側に到達しますと、ここが従来のガリガリ君との最大の違いなのですが、看板に偽りなし、本当に細かい滑らかな氷が詰まっていました。そもそもガリガリ君は「カキ氷をアイスバーで再現したい」という願いから、内側の氷は粗めにクラッシュされた、まさにカキ氷状の食感が採用されているのですが、「大人な」の内側の氷はもはやアイスクリーム、滑らか過ぎてちょっと怖いです(赤城乳業の執念と、それを実現する技術力が)。
このアイスクリーム的食感は先述の外側の「トロッした感触」と遥かに上回る、いわば「トロ~リとした感触」にまで登りつめ、これがバナナの味と香りが相まって、もうまんまバナナです。そして昨今流行の「激甘バナナ」とは違った適度な甘さで、しかし濃厚なコクもあり、食感と味のバランスが非常に良く、いかにも「上品な氷菓子」という趣で、なるほど、これが「大人な」なのか…ッ!(たぶんちがう)
で、もう「ウマイウマい」とノンストップで食べてしまい、後には背中を丸めて木の切れ端をぼんやり見つめるおっさんが一人いるだけでしたとさ(まんが日本昔話風)。いや、久しぶりに我を忘れてアイスを食べましたよ、キテレツ(「ナリよ」はどうした)。
さて気になるお値段ですが(「きになるブログ2」だけに)、なんと100円。アイスは1本130円からが常識になった平成末(平成の終わり・世紀末っぽく言ってみたかった)、この値段はお値打ちですよ。しかも当たり付きで、もう1本貰えるわけではなく、なんか「大人カッコイイグッズ」が貰えるんですって。いいわね!(本物のバナナの方が安いとか言ってはいけない)
ということで、こいつぁオススメです。みなさまも是非一度、お試しくださいな(回し者)。
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