いやぁ、よかったですねぇ、優勝表彰のチャイナドレス・・・じゃなくて!(おいおい)
日本連覇達成しました。
前回書いたように、どんなスポーツでも連覇は本当に難しいし、価値のあることと私は思っています。優勝すると相手も警戒・対策をしてくるし、選手のモティベーションの維持も難しいです。
今回もモティベーションの維持に一役買ったのが、中国のブーイングだったのかなぁと感じます。
選手がより燃えたというか、やってやるという気持ちが試合をするにつれて上がっていったように感じました。
イングランド戦あたりの記事で書いたのですが、
4年前の流れに似ていると書きました。ZICO解任要求がある中、EURO前のチェコ、イングランドに善戦したことなどで、逆境をある程度跳ね飛ばしました。4年前も解任一歩手前までいったトゥルシエ監督がEURO前のフランスに2点を取り善戦した試合で世論を変えました。そして、五輪後のアジアカップで内容のいい試合をして、圧倒して優勝し、ある程度反論を抑えたということがありました。
この時、なんとトゥルシエは悪運がつよいんだろうと感じました。と、同時に監督にはこの悪運こそが実力と共に必要なんじゃないかと考えたわけです。
それに対して、ZICOはコンフェデ、東アジア選手権とあと一歩のところで結果が出ずに監督としての運の悪さを感じていました。
しかし、今年に入り、W杯予選オマーン戦での久保のロスタイムでのゴールに始まり、予選での不出来から解任要求が高まる中でのチョコ、イングランドへの善戦を果たしました。
まっさきに感じたことは、ZICOは監督としての悪運を自分のものにしたなということです。
4年前の流れにたとえるなら、
アジアカップは優勝とイングランド戦後に書きました。
これは半ば根拠のない予想だったのですが、まさか当たるとは。
この大会でも感じたのは、ZICOはやはり選手時代がそうだったように天に選ばれた人なんだなと思うしかないような勝負運を発揮していました。奇跡的な勝利の準々決勝、準決勝と。前回のアジアカップは快勝続きでアジアに日本の強さを見せつけた大会になりました、しかし今回は残念ながら、内容が伴っていたとは思えません。確かに尻上がりに選手のコンディション、モティベーションは上がっていきましたが、中盤からのプレス、組織的な攻撃というものを見れたのは決勝トーナメントに入ってからだけでした。とってからの早い攻撃というのは皆無に等しかったかなぁ。
内容自体は不満が残りますが、決勝トーナメントに入ってからは、選手の最期まであきらめない姿勢、気持ちというものは見られましたし、いままでの経験といったものを駆使して苦しい内容でしたが、勝利をもぎ取ったというのは今までなかったことで評価できることだと思います。
チェコ戦やイングランド戦で出来た事がどうして出来ないんだという不満は強く残ります。ZICOになってからの代表は特に内容の不安定さがあるので、その点心配です。ただ、初戦は本当に不満だったのですが、大会全体を通せば、イングランド戦からも積み重ねが別の意味も含まれますが見られるのかなと感じています。
トゥルシエの時もそうでしたが、こう悪運を発揮してきた監督というものは、最期まで最終予選の結果が出るまで突っ走るのではないかと思います。サッカー協会の体質を考えても、簡単には監督を変えてくれないでしょう。この時期まで来てしまうとよっぽど敏腕な監督と運がなければ、いまからでは予選に間に合わないとも思います。
なので、やっているサッカーはあまり好みでないし、内容も不満ですが、とにかくサポートして内容もよくなるように代表のために見守っていこうかなぁという気持ちになってきています。波はある程度小さくなってきてはいるのかなぁと思いますが、まだまだモティベーションにしても散漫になることもあるし、内容もいいときはいいんですが、悪いとまったく駄目という試合もあります。とにかくそれを改善して欲しいですね。
本当にどう評価したらいいのかと難しいチームなんですが、とにかくドイツW杯で日本を見たいですから、その一心で応援しようと思っています。
アジアカップの連覇というのは本当に評価できることですが、本当の目標はドイツW杯です。予選では難しいアウェーが残っています。まずは12万ともいわれる大きなスタジアムを持つインド。こちらも大アウェーでの戦いになります。加茂代表の時の最終予選でもホームでは快勝したカザフスタンですが、アウェーでは大苦戦した事実を忘れてはいけません。実力差以上になにが起こるかわからないアウェーですので、ここも大一番といえるでしょう。
そして、今大会私は決勝トーナメントにきていれば、ギリシャのような旋風を起こしたと思っているオマーン。いいサッカーをしていました。そのチームとアウェーで戦わないといけない事実。これは本当にいままでないほど苦しい一次予選ですよ。本当に気を引き締めていかないと大変なことになります。ここまでいい流れを大事な本番で結びつけてもらいたいと思います。
不謹慎なことかもしれませんが、盛り上がるかなぁといまいち不安だったアジアカップがブーイング問題もあり、思っていたよりも盛り上がって個人的にはうれしかったです。いい試合も多かったですしね。普段あまりサッカーに興味がない回りの人も見ていたようだったので、びっくりしました。
ブーイングに関しては、現地にいったらきっと不愉快な思いになったと思うし、熱心に応援にいって不愉快な思いをされた方には本当に同情します。スポーツと政治を結びつけることも本当に残念です。中国社会がまだ成熟しきっていないということでもあるでしょう。ただ、その愚かともいえる行為にそのまま憎しみを返しても、結局はその愚かなことをしている人と同レベルになってしまいませんか。ここは一歩引いて、どうしてそういう感情を生んでしまったのかということを考えた方が進歩があるような気がしています。
サッカーを見てきて歴史問題という前提もあり、韓国戦はやっぱり相手の気持ちも伝わってきて、燃える試合も多かったです。それでも93年くらいからは色々と状況も変わってきています。サッカーを通して日韓関係、今度は日中関係が取り沙汰にされていますが、また機会があったら、自分の意見を書きたいなと思っています。実はこのあとにづらづらと長く書いたんですが、熱くなられている方もいるようなので、今載せるのもあまりよくないかなと思いまして(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
私の願いはひとつ『三国志』、『項羽と劉邦』とか中国の歴史が好きですし、それも含めて、文化にもかなり興味あるので、そんなに日本のこと嫌わないでね・・・ということですかねぇ。日本に遊びに来れば、親切な人も多いですし、印象変わると思うんですけどね。中国もきっと色んな人もいるんでしょうしね。
さてさて話がそれましたが、アジアカップが終わりましたが、すぐに五輪ですよ、皆さん!さらに欧州でリーグが開幕しているところもあります。我等がアーセナルにも不穏な動きやら情報もあります。またそこらへんも取り上げたいですね。
3日後くらいには先陣をきって女子サッカーがあるそうで。「なでしこJAPAN」妖艶に美しくがんばってください(意味不明)。
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スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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