Quoted from:スポーツナビ 日本、1点差まで追い上げるも パラグアイに敗れる本当に残念な結果になってしまいました。前半の那須のミスからの失点を見て、前回のシドニーも確か先制されたんだよな、前半に追いつければいけると思い出しながら考えていました。ただ、時間がサッカーで取られてはいけないといわれる開始5分以内だったのと、完璧なミスからの失点というのが痛かったです。 前回のシドニーもほぼA代表という万全な体制で、事前の壮行試合も完璧な試合をしていて絶好調でした。私自身も今回以上に凄い期待をかけていたチームでした。そのチームでさえも、初戦の南アフリカ戦は硬さからなかなか自分達のサッカーが出来ない展開でした。フォーチュン、マッカーシー、ノンベテがかなり脅威となっており、相当に強いなという相手でした。先制点も右サイドからのクロスで信じられないような体勢からノンベテに先制点を決められてしまいました。それでも、前半終了間際、俊輔のFKから高原が決め同点に追いついたのが大きかったです。後半中田のスルーパスから高原が決め、苦しい試合を制して、予選グループ突破の大きな要因となった試合です。前回の強い代表でも、初戦は硬かったので、心配しましたが、昨日の女子があっけらかんとしてというか、いい意味で普段通りだったので、男子も大丈夫かなと思ったんですけどね・・・。 五輪の魔物とよくいわれますが、いままで安定していた那須のまさかのミス。そこから、この試合珍しく審判の采配に助けられまくりましたが、幸運のPKを獲得。小野が決め同点に追いつきました。 この後がいけなかった。すぐにFKを与えてしまい、それを不運もありましたが決められてしまいました。同点に追いついた後にすぐに点を取られてしまっては勝てるはずがありません。その後、最初の失点からの動揺が続いていたのか那須がまた敵とあたり倒れて、独走を許してしまう。相手のクロスはミスキックのようでしたが、それが幸いし、足元ぴたり入り決められてしまいました。 あと、この試合準備がうまくいってませんでしたね。まずピッチにスパイクが合わずに滑る選手が続出。それに比べてパラグアイの選手が滑る姿はあまりみれませんでした。試合後に練習などでこのスタジアムにいれてもらえなかったという山本監督の言葉がありましたが、これがちょっとしたトラブルになったんでしょうかね〜。山本さんなら3回目になる豊富な五輪経験から完璧な準備が期待できると思っていただけにその準備が足を引っ張る結果になったのは残念でした。 あと采配できになったのは、先発メンバー。小野をトップ下に起用したのは結果論になりますが、どうだったか。この試合ではっきりしましたが、前半、小野はやはりフェイエでやっている下がり目のポジションに自ら入ってしまう感じでした。そのためトップにボールが出ても、2列目から飛び込む選手が前半は不足していました。後半から小野を本来の位置に下げたわけですが、そこから、小野が下がり目の起点、トップ下には松井が起点になり、いい形が作れるようになりました。この結果から考えても、やはり小野は下がり目の位置から先発させたほうがいいみたいですね。 やはり負けた試合というのはどうしてもマイナス点が目立ってしまうわけなのですが、あときになったのは、せっかく起用した阿部になぜFKを蹴らせなかったのか。コーナーキックなどは蹴っていましたが、肝心のFKの時は小野が入るだけで隣に阿部はいませんでした。阿部は早いボールを蹴るのを得意にしているし、小野は少しやわらかいボールを蹴るのを得意にしているので、二人を並べた方がよかったと思いました。 そんな中で3対1で後半に入り、後半8分に本当に幸運だと思うPKを獲得して決めました。あのPKはさすがに応援する側もあきれてしまいました。この2本とも取らない審判の方が普通は多いでしょうね。それでも幸運でも一点差に。それでもその後がいけません。せっかくの一点差を、本来の位置ではなくしょうがない面もありますが、阿部の軽いプレーから強烈なミドルを決められてしまう。これがあまりに痛かったですね。パラグアイは強くてどうしょうもないというほどの強さは感じませんでした。しかし、南米ならではの、したたかさと決めるところをしっかり決めるというところはさすがですね。FWのシュートはやはりうまい。そして相手のミスを逃さない、これが世界ですね。アジアカップとかでは、あぶないところでシュートをミスしたりしてくれましたが、パラグアイはきっちり決めてきますね。これが差なんでしょうねぇ・・。 日本も3トップにし、後半40分に田中の折り返しから、大久保が決めるも、一歩及ばズ。やはりこういう試合は失点してはいけない時間に失点をしないということと、せっかく取った得点の後にすぐに取られないということが重要になってきますね。 少しだけ幸運なのは、とどかないところにいるのではと思われたイタリアが引き分けたこと。どうにも五輪に関しては、欧州勢は相性が悪いですねぇ。燃えてこないんでしょうかねぇ。これは日本も名前負けしないで、やってもらいたいですね。 突破にはTWO WINS これしかありません。最期の最期までやるしかないですね。 やっぱり負けると開幕式で盛り上がる中、やっぱりサッカーは蚊帳の外なんだよなぁと暗い気持ちに一瞬なりましたが、最後の最後まであきらめないで応援しましょう。
日本 3 – 4 パラグアイ 得点:小野(前半22分) 小野(後半8分) 大久保(後半36分) 警告:徳永(前半25分) 田中達(後半38分) 得点:ヒメネス(前半5分) カルドソ(前半25分) カルドソ(前半37分) トーレス(後半17分) 警告:ガマラ(前半22分) クリスタルド(後半6分) 【日本代表メンバー】 GK:1 曽ヶ端準 DF:3 茂庭照幸、2 田中マルクス闘莉王、4 那須大亮(Cap)→10 松井大輔(後半0分) MF:15 徳永悠平、5 阿部勇樹、6 今野泰幸、7 森崎浩司→11 田中達也(後半21分)、8 小野伸二 FW:9 高松大樹→17 平山相太(後半29分)、16 大久保嘉人 サブ:18 黒河貴矢、12 菊地直哉、13 駒野友一、14 石川直宏 【パラグアイ代表メンバー】 GK:18 D・バレット DF:3 マンスール、4 ガマラ(Cap)、5 デバカ、6 エスキベル→9 バレイロ(後半26分)、11 トーレス、15 クリスタルド→16 ディアス(後半31分) MF:8 E・バレット、10 フィゲレド FW:7 ヒメネス→2 マルティネス(後半13分)、17 カルドソ サブ:1 ロメロ、12 ベニテス、13 エンシソ、14 ゴンサレス 前半総括: 立ち上がりにミスからいきなり失点を喫してしまった日本。パラグアイはリードしたことからゆっくりとしたペースで試合を進めるが、PKで日本が同点に追いつくと、一気に攻勢を仕掛けてFKから追加点。さらに攻め手を緩めず、長身FWカルドソのポストプレーを中心に日本陣内で押し込み、セカンドボールを完全に支配。プレッシャーをかけて3点目も奪い去った。日本は今野が孤軍奮闘しているものの、中盤が全く作れず。展開力のあるパスが出せない。トップ下に入った小野もボールをなかなか触れない苦しい状況が続く。 後半総括: 左サイドでヒメネスにやられミスが目立った那須を外し、松井を投入。小野を中盤の底に入れて、起点を増やした日本。後半開始早々に望外のPKで1点差に追いついたものの、安易にクリアをせず、徹底的につないでカウンターを仕掛けるパラグアイのゲーム運びに苦戦。再び2点差に離されてしまう。田中達の投入後は、サイドからスピードを生かした攻撃で、終盤に猛攻を見せ1点差まで迫ったが、同点に追いつくことはかなわなかった。 日本は現地時間15日に予選グループ第2戦、U−21欧州王者にピルロを加えた強豪、イタリア代表と戦う。
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galthie
スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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