■がんばれ!!ピレス!! FA CUP6回戦再試合死闘になると予想しましたが、ホームということもあり、アーセナルの快勝に終わりました。 アーセナルファンの私は本来喜び「ああ、よかった。」で終わる試合のはずでした。 しかし・・・。 それは前半始まって10分くらいだったでしょうか?ロベール・ピレス選手がコーナーフラッグ近くで敵のタックルをジャンプして着地した際におきました。 そのままピレスはそのまま起き上がれなくなってしまったのです。その後VTRでも見ましたが、ジャンプして着地した際に少し態勢を崩していましたが、とくに膝をひねっているわけでもなく、私は心配ながら、「これなら、大丈夫ではないか。」というのが実感でした。 しかし、ピレスは立ち上がれません。そうこうしているうちにタンカにくくりつけられて、退場してしまったのです。 あのVTRの様子なら大丈夫という気持ちと退場の仕方が尋常ではなかったので、心配な気持ちとが葛藤しました。 試合はアーセナルの快勝に終わりましたが、なにかすっきりしません。 試合中にわかったピレスの状態はすぐに病院にいかなかったこと。階段をかかえられてしか、登れないことでした。 病院に直行しなかったという事実だけが私を安心させるものでした。 次の日のニュースでわかった範囲は監督であるベンゲルはスキャンしないとわからないがと前置きした後、「ピレスをしばらく失うのは大きな痛手だが、ワールドカップには間に合う怪我だろう。」とコメントしていました。 ピレス本人も「この手の怪我はMetz(フランスディビジオンヌ・アンの前に所属していたチーム)でも経験済みだ。1月くらいの離脱になるだろう。」との見解を示していた。 月曜のフランス人医師の結果はいかに・・・。 と、その前に私が今シーズン大ファンになったピレスの紹介を先にしておこうと思います。 ロベール・ピレス。この名前はコンフェデレーションズ・カップをずっと見ていた人にとっては聞いたことのある名前かもしれません。 この大会でフランス代表として、MVP級の活躍をして、知名度を上げた選手です。 私も98年ワールドカップなどでピレスという選手がいることは知っていました。 当時の印象はボランチの位置もウイングの位置もできるユーティリティ・プレイヤーであること。 しかし同時に飛びぬけたスーパーな存在ではないという印象でした。 私がこの選手を大きく注目するきっかけになったのが、雑誌NUMBERの中西哲生氏の記事です。 彼についてはグランパスファンはもちろんのこと、関口さんのサンデーモーニングなど地上波の番組にもたくさん出ているので、知っている人も多いかと思います。 彼はグランパス時代幸運なことにちょうどベンゲルの指導を受けることができました。 彼の今のサッカーの見方の基盤を作ったのもベンゲルであると本人もいっています。 ある意味人生の師としてベンゲルを師事している中西氏は英語ができることもあり、定期的にベンゲルとメールや電話などのコンタクトを取っていたようです。 そして、現役を引退して現在のようにサッカー解説者、ジャーナリストになったわけですが、その時に有利に(本人は狙っていたわけではないでしょうが)はたらいたのがベンゲルとの関係です。 プレミアリーグの取材は、練習が非公開なこともあり、容易に入り込むことが出来ません。 しかし、ベンゲルのフレンド(!?)である彼はジャーナリストでありながら、関係者であるようにはいることができるのです。 これにはアーセナル所属の稲本もびっくりで「なんで入ってこれるの?」っていうのが正直なところだったみたいです。 こういった経緯で、アーセナルに精通している中西氏の記事で、『ベンゲルがいっていることだが、ロベール・ピレスはこのままいけばジダンのような選手になるといっている。実際に見たが、半年前とは比べられないスーパーな選手になりつつあった。』と書いていた。 それを見た私はジダンは特別な存在であり、それに近づくのは無理だろうと当時信じられなかったです。 しかし、実際に今シーズンアーセナルの試合を見ていて、よくわかりました。凄い選手です! 右ききですがアーセナルでは主に左サイドにおり、簡単にはボールを奪われないし、ドリブルも鋭いものをもっている、パスも正確と、素晴らしい選手です。 そこまでならアーセナルにも沢山選手はいますが、いわゆるファンタジスタといわれる、豊富なイマジネーションからのパスやシュート(先日もループシュートを決めましたね!)を持っています。 ファンタジスタにありがちな波といったものもありません。簡単なパスミスやふがいないプレーというものがまったくないのです。 ここが一番私が惹かれたところだと思います。 タイプは違いますが、ジダンを支える素晴らしいパートナーに成長したと思います。 これも中西さん情報で、そのピレスでさえ、プレミアに順応するのに半年かかったということです。 その間ベンゲルはピレスの弱点であったフィジカルの弱さなどを集中的に鍛えて、今のピレスの成長を支えました。(余談ですが、ピレスも半年かかったので、稲本は心配いらないですよ。) ベンゲルはなにが足りないかを見て、成長させるというのが抜群にうまい監督だと思います。 さて、その素晴らしいピレス選手はワールドカップにこれるのか・・・。 そのフランス人医師の診断は・・・。「十字じん帯に深刻な損傷がみられた。」いうことから全治6ヶ月というものでした。 プレミアはもちろんのこと、ワールドカップに出ることもできません。 私はピレスがいれば、連覇もできると正直思っていました。とにかく応援したい存在だったのです。 フランス代表を押しにおすコラムを執筆予定だったのですが、その楽しみもなくなってしまいました・・・。 正直フランスを熱狂的に応援するのを楽しみにしていた私はワールドカップの大きな楽しみがなくなってしまいました。 しかし、仕方のないことですね。ピレスがこの世からいなくなってしまったわけではないので、この後のヨーロッパ選手権、ドイツワールドカップはもちろんのこと、来シーズンアーセナルのために今以上の活躍を見せてくれることを信じています。 本人が一番つらいとは思いますが、がんばれ!!ピレス!! そして素晴らしいプレーをまた見せてください!!
いやぁ、思い出しますね。このシーズン後半けが人続出の中、2冠を遂げることができました。先述したファンの方と掲示板で喜びを分け合えたのはいい思い出ですね。 個人的には復帰後、このときのキレキレの輝きというのがたまに見られますが、このときほどの抜群の安定感では見られないというのが現状かもしれません。 ただ、左サイドにレジャスがでて、スタメンじゃないときが多かったのにもかかわらず、出るたんびに得点を取るのはさすがだなぁと思います。抜群の得点感覚、ポジショニングは相変わらず健在です。 ピレスの怪我は欧州のあまりの過密日程ということも考えさせられましたね。彼の怪我はみえない疲れが溜まって、まるで糸が切れるような怪我でした。プレミアも年末・年始の過密スケジュールがあり、本当に過酷な日程です。 来シーズンから試験的に休みを取り入れるようですが、やはりファンとしては試合もみたい気持ちもやまやまですが、コンディションのいい選手の輝きをずっとみていたいものですよね。 このときのことで、なんか実感してしまった覚えがあります。
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galthie
スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
好きなチーム:アーセナル
将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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