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ゲーム

いにしえゲーム回顧録 二回表 「ヴォルフィード(能書き編)」

さて、今回はタイトー渾身の一発、「ヴォルフィード」を紹介します。昔からタイトーは「珍奇なゲームを作るメーカー」という認識が私にはありまして、言わば「ホームランかデッドボール」という潔いメーカーと考えておりましたが、このゲームはたとえ「『QI...
ゲーム

いにしえゲーム回顧録 一回裏 「スノーブラザーズ(実践編)」の巻

さて、「スノーブラザーズ(以下スノブラ)」に出会ったのは、とあるナムコの直営店で、まだ格ゲーが出てくる前でした。この頃はアクション全盛で、カプコンが「ファイナルファイト」に気を良くしたのか、おんなじようなベルトスクロールアクション(キャプテ...
ゲーム

いにしえゲーム回顧録 一回表 「スノーブラザーズ(概略編)」の巻

~ 前口上 ~   さてタイトルの通り、私がこれまで遊んだゲーム(家庭用、アーケード不問)の話をしようってコトなんですが、昨今のネット事情から言うと、有名タイトルはことごとくレビュー済みで、その上キレイな画像やクリア動画、果てはスーパープレ...
トドメ氏

小話 「ゲーセンのふたり」

~ 時は20世紀末。あるゲーセンでの一幕 ~ 「よー。」 「おー。早いな。」 「んー、ダルいから抜けてきた。」 「日数足りんのか?」 「そこは計算してる。」 「んー。」 「…あ、珍しい。」 「滑った。」 「このスピードだと、もうダメか。」 ...
ゲーム

Wii-U 「Knytt Underground」

今回はWii-Uのダウンロードソフト「Knytt Underground」をご紹介します。  ジャンルとしては探索型アクションゲームで、基本は固定画面横視点、画面端まで来ると隣のエリアに切り替わるシステム。感覚としては1画面毎に切り替わる「...
トドメ氏

単発思い付き投げやり小話 「おいしいもの」

遊山は車から降り、目の前の建物を一瞥すると、付き人の中山に言った。 「中山、ここが今日の昼食の場所か?どう見てもラーメン屋のようだが?」   すると中山は恐縮しつつ「はい、少々下卑たものではございますが…」と応えた。   ふん、と遊山は鼻を...
本・コミック

島田虎之介 「九月十月」

島田虎之介という名前を聞いて、結構ピンと来る方は多いと思います。「トロイメライ」で何だったかの漫画賞を受賞し(氏の詳しい経歴は他の所にお任せします)、結構注目されたのですが、「ダニーボーイ」以来のここ数年、単行本を出していなかったのです。 ...
トドメ氏の小説

空白の理由 5(完)

4‐A・E  ずっと一緒にいたいと思っていた。  これまでの僕の世界は、 これまでの私の世界は、  ただ自分一人がいるだけだった。 自分一人がいるだけで、世界に意味はなかった。  そこへ貴女が現れて、 そこへ貴方が現れて、  世界に意味が加...
トドメ氏の小説

空白の理由 4

3-E 「始めよう」 口の端をきゅっと締めて、私は言った。それを合図に、私達はどちらともなく目を瞑り、記憶を探り始めた。そして私達に関する『幸福』の記憶を探り始めた。  私の中に無数に漂う『幸福』の記憶。小さかった頃からつい昨日のことまで、...
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