モーグル女子で里谷選手が見事に銅メダルを獲得しました。まるで4年前のVTRを見ているようなきがしましたね。
えてして、注目されてない選手が金を取ると環境ががらりと変わり、だめになっていく選手が多いなかでの二大会連続のメダルは賞賛に値します。
彼女の大一番への集中力、精神力は相当なものですね。
さて、彼女の賞賛の影に素晴らしい演技をしてくれたのが上村愛子ちゃん(選手というか、ちゃんと呼びたくなる人も多いのではないでしょうか。)です。
日刊スポーツの後藤新弥さんがいっていましたが、彼女はここ2年の日本モーグル界をひっぱり、そのルックスも含めて、注目を一身に浴びてきました。
里谷選手がそのまま第一線をいっていたら、連続金などとマスコミにあおられるところを、上村愛子選手が風よけになって、里谷選手のプレッシャーを軽減してくれたようです。
その中での競技、とにかくエアーが凄かった!!体が仰け反ってからの高いアイアンクロス・コザック!!高い高い!もう一個技が入るかとおもわせるファースト・エアーでした。
そして圧巻がセカンドのアイアンクロス・ツイスター・スプレッドです。前向きにスキーをばつの字にしてから、スキーを直角にして90°ひねるツイスターから、両足を開くスプレッドです。
すっかり技に魅了されました。今回金メダルの女王ノルウェーのカーリ・トローが女子に持ち込んだとされるトリプル。それを上回るトリプルのミックスといわれる一つ上の段階の技でした。
間違いなく観客を魅了したのは上村愛子のエアーでした。
そういった風よけにもなった精神力、この大会1のエアーを見せてくれた上村愛子は本当に素晴らしかったです。
金をとれなかった理由はゴールまでのスピードと吸い付くようなターンがなかったためです。里谷選手は逆にエアーがないぶん、カーリ・トローレベルのターンとスピードがあります。
わかりやすくいうと、男子回転のアルベルト・トンバが見せた、攻めまくるスーパーランが上村選手にはなかったということでしょうか。
正直にいうと長野の時はかわいいだけの話題先行型選手だと思っていました。
周りの安易な、「かわいいから、タレントになればいいじゃん。」というコメントにも負けずに、私は本当にモーグルが好きだからやっている、今に見ていろ、という4年間ではなかったでしょうか?
安易な方向にはいかずに自分を証明してみせた上村愛子。いつもは陳腐なコメントになりがちな『心の金メダルをあげたい。』というコメントが決して陳腐にならない、本当に素晴らしいグット・ルーザーだったと思います。
あとは、ターンとスピード。これさえつけば、女子モーグル界の女王になる日も近いでしょう。今回で絶対にずっと応援していきたい選手にかわりました。その時には上村愛子ちゃんなんて呼ばれかたは、なくなっているでしょうね。
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