[04アジアカップ]アジアカップ優勝!!でも勝って兜の尾を絞めよう。(収穫と課題)

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さて、やりました!! 日本代表がアジアカップ2連覇達成!! ドンドンドンドンパフパフ!! 今頃アジアカップネタもいかがなものかと 思わないわけでもないですが(汗)、 良かったら読んでやって下さい(笑)。 連覇は難しい最近のサッカー事情にあって、 これは素晴らしいことです。結果としては。 選手もよく戦いました。 特に本格的なアウェイを色んな面で感じながらのこの結果は 今までの日本にはなかった逞しさを感じさせました。 本当に喜ぶべき結果だと思います。 ただ、日本にはこんな諺がありますよね? 「勝って兜の尾を絞めよ」。 この精神に則って、このアジアカップの収穫と課題を 自分なりに考えてみたいと思います。 まず、収穫。 一番大きいのは苦しい中を勝ち抜けた精神力だと思います。 とにかく楽な試合が1試合もなく、アクシデントを含め、 負けそうな試合が多々あった中で、それをあきらめずに勝ちに繋げた 切れない心は今後、チームの危機的状況での支えに なってくれるでしょう。 自分達ならやれる、あきらめなければ引っ繰り返せると。 この心の強さを大会を通じて手に入れたのは今大会、一番の収穫です。 手に入れたくても経験しなければ手に入らない貴重なものですから。 またアウェイの戦いを長い期間に渡って経験できたのも 大きな収穫のひとつです。 特にW杯予選を控える今、この経験でアウェイの対処法、 そして、アウェイでも冷静に戦えるという経験に裏打ちされた自信は、 アウェイで精神的弱さを露呈し、冷静さを失いがちだった 日本代表にとって今後の大きな支えになることは間違いないです。 また選手で収穫だったのは、川口と中澤、玉田です。 3人はこの大会で飛躍のキッカケを掴みました。 川口は今までの苦難を脱するキッカケ、 中澤は日本代表に自分の地位を確立するキッカケ、 玉田は今まで欲しくても奪えなかったゴールを奪い、 ストライカーとして爆発するキッカケ、 このキッカケを生かして個々が飛躍すれば、日本代表が 進化することに一役買うでしょう。 これらが収穫だと思います。 逆に課題は、試合の内容と、選手交代だと思います。 まず、試合内容はお世辞にも誉められたものではありませんでした。 おそらく結果が出なければ、非難ゴウゴウ、ジーコ解任すら ありえたでしょう。 そうならなかったのは結果だけは出し続けた、 つまり勝ち続けたからに他ならないとボクは思っています。 具体的に何が悪かったのか? あくまでこれはボクの意見ですが、組織がまったくなかったと 思います。それは守備でも攻撃でも。 守備面ではどこでボールを奪うのか、どこからプレッシャーを 掛けるのか、最終ラインはどこに置くのか、 はっきりしていなかった気がします。 また攻撃面でも、意思の疎通やコンビネーションでスペースを 作る動きや使う動きがあまり見られず、個人技による打開が主でした。 またカウンター的な攻撃が多かった気がします。 2トッププラス俊輔みたいな。 得点自体がセットプレーが多かったのも相手を崩せなかったが 故のようにも思えます。 もちろんセットプレーから点が取れるのは良いことなんですが…。 対照的に中東は組織だった守備で中盤でボールを奪い、 人数を掛けてサイドを中心に素早い攻めでゴールに向かってきました。 オマーン戦のあとのインタビューで俊輔は「相手に自分達の やりたいサッカーをやられて苦しかった」みたいなことを 言っていました。 まさに、アジアカップ通じて、ほぼこの状態だった気がします。 中国もオランダ人監督を招聘して、最終ラインを高くして、 コンパクトにして中盤で奪ってサイド攻撃という、中東勢と 似たコンセプトのサッカーをしてきました。 おそらくジーコの思い描くサッカーは、中東や中国のサッカーに近く、 それにプラスして、ファンタジスタの意外性やプレースピードに 緩急を付けたサッカーなのでは?とボクは思っています。 時に中東や中国はそのプレーが単調になり、 変化を付けられていませんでした。 そこが弱点だったと思います。 しかし、そんなサッカーを思考するはずな日本は大会通じて パスを思うように繋げず、組織的な動きも見られずでした。 確かに優勝はしました。でも、この部分を蔑ろにすると…、 中東勢などに追いぬかれるのは時間の問題な気が…。 ホントにこの部分には早い修正が必要だと思います。 そしてもうひとつ。 選手交代に関しては、良い交代は確かにタイ戦などで見られました。 一人少なくなったバーレーン戦での中田浩二投入も彼が 点を取ったこと、その後のプレーから当たりと言えるでしょう。 ただ、同じくバーレーン戦で長いこと10人で戦ったため、 疲れから足が止まりかけてきた後半25分過ぎまでに追加で 元気な選手を入れられなかったのは…。 その前の後半20分辺りまでは日本がチャンスを掴んでいたわけで、 そこで次の一手を打ち勝ちにいくことが必要だったと思います。 また、それは守備面でも元気なプレーヤーを増やすことで ボールを追える選手が増え、疲れの見える選手を助ける ことにもなったわけで。 10人で早い段階から戦う羽目になったチームは往々にして 後半30分前から足が止まりだし、全体の運動量がガクッと落ちます。 そのためにそうなる前に早めの処置が必要なんですが…。 ジーコは動きませんでした。 そして前の試合が延長のあとPK戦だったこともあって、 疲れは早めに表れて、後半28分から立て続けに2失点。 その後、逆転されてから、西を投入したものの後手を踏んだ感は 否めないと思います。 また、その投入した西にどんな指示をしたのでしょうか? 西は途中交代で一番元気なはずが、運動量はいまひとつ。 自分がボールを奪われたにもかかわらず奪い返しに走らず、 疲れている鈴木が追い掛ける場面すらありました。 あの状況での西のプレーも疑問なうえにジーコの交代選手の 選び方にも疑問が…。 決勝も中国が交代の3枚のカードを使い、攻勢に討って出た中、 ジーコはその対処となる交代をあまりせずに、しかも足が 止まってきた後半30分辺りにも、動ける人間を入れることも しませんでした。結果的には守りきりましたが、運動量では 明らかに劣勢で、いつ守備を破られてもおかしくなかったと思います。 こういう部分での交代の消極性には一抹の不安を感じます。 これも大きな課題と言えると思います。 この収穫と課題を抱えたまま、今度はW杯予選を迎えます。 予選を通じてこの課題を克服しつつ、収穫をさらに花開かせて、 魅力的なサッカーを展開するようになって欲しいです。 そのヒントは意外と身近なところにあります。 アジアカップでそのヒントに気付き、チームが変わることを 切に切に願います。 PS:皆さんはどこの国がアジアで一番驚異だと思いました? ボクはイランです。やっぱ強いや、あそこは…。

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miya10costa

ど~も~。きになるブログ新メンバーとして書き込むこととなりました、ミヤ10COSTAで~す。 どうぞヨロシクお願いします。 サッカーを中心にガルティエに負けないように、映画や音楽、時事ネタから果ては芸能スキャンダル、アイドルネタまで(笑)、お気楽に色々書き込もうと思ってるので、お気軽にお気楽に読んでもらえるとうれしいで~す。

コメント

  1. セッキー より:
    カワグチが帰ってきて…、日本優勝。言うことないですね! 日本代表より、ヨシの方が好きな僕としては、嬉しい限り! 日本代表に関しては、ミヤの指摘通り、バーレン戦での不可解な西の投入(どうして直線派FWの西が、右ウィングに入るの?!)、そして代表レベルなの?と問いくなる加持(加持ファンの方、失礼!)のレギュラー化がやや気になる点です。ジーコは旧4バックや、加持の定着をみていると、サイド攻撃ができるチームが好みなのだろうという気はしますが、今の日本代表にサントス以外にサイドアタッカーはいないじゃないかと思えます。 特に右!思えば前園以来、日本はこのポジションに輝く選手が出てこないですね。(市川どんは期待していたのですが…。) 堅実な守備的な選手、真ん中の中盤の選手層はそれなりにあると思うので、あとは横から突きこんで来る選手たちがいれば、面白くなると常々言っているミヤの意見には 大賛成ですね。 また他国でいえば、これもミヤの指摘通り、少数だが一人で戦える戦手はイランに多かったですねえ。
  2. セッキー より:
    あ、あと1体1をほぼ決めていた玉ちゃんには限りない賞賛を贈りたい! 今までこういう国産選手でシーン見れなかったんだよなあ。 エースのじょーは、いつもふかし気味でした。
  3. galthie より:
    アジアカップ総括記事お疲れ様です。 確かに、組織的プレーが見られなかったのが、心配だよね。 今回の五輪を見ても、ミスを逃してくれないけど、アジアはオマーン戦など、結構はずしてくれて、そういったことが助けられるシーンも多かったよね。 世界を考えたら、ミスは間違いなくやられる、そう考えたときにアジアカップの日本はやられてもいい場面が多すぎたよね。 他国できになったのは、私はオマーンだねぇ。フィールド全体を使う展開力。こきみいいパスなど。あとは決定的場面を決めるだけって感じがします。なんか日本に似ているような・・・。 一次予選でアウェーでの対戦を残しているのはかなり気になります。五輪の残念な結果の流れを変えていかないといけないね。 あと、業務連絡だけど、スパイダーマン2の記事と、『EURO勝手にベストランキング(1番、輝いたマエストロは誰?トップ下編)』にトラックバックがきているので、お知らせしておきま〜す。 五輪の負けは実力通りだったのか、日本は力を出し切れたのか、ちょっとわからないところもあるねぇ。ミヤの意見がきになるところです。
  4. miya10costa より:
    >セッキーへ コメントアリガと!! 川口復活だね!! これからの川口には要注目だよね!! GKはこれからの年齢が旬だし。 >バーレン戦での不可解な西の投入 >(どうして直線派FWの西が、右ウィングに入るの?!) 西に関してはジュビロで右ウイングバック やってたことがあるから、それがあって 使ったんだと思うよ。 ただ、動きの質と特に量に問題がありすぎた気がするね。 あの時10人だったわけだし、一番元気な状態で入ったから、 チームで一番動かなくてはいけない役割なのに、 動き回ってなかったからね。 >そして代表レベルなの?と問いくなる加持 >(加持ファンの方、失礼!)のレギュラー化 加地はオレ個人的には悪くないと思うよ。 足速いし、スタミナあるし、ドリブルも出来るし。 時にプレーに波があるのは確かだけど。 ただ、あのポジションは守備も頭に入れて動かないといけない上に、 攻撃でも4バック相手なら数的不利な中、 攻撃に挑まなきゃいけないから、サントスのような守備に少し難ありな選手を左に使うなら、 右に同じような選手は使えないと思う。 ただ、加地も所属のFC東京だと石川の後ろで右サイドバックやってるから、 4バックのサイドバックのがやり易いんだと思うけどね。 >特に右!思えば前園以来、日本はこのポジションに >輝く選手が出てこないですね。 >(市川どんは期待していたのですが…。) そうだね、日本はサイドアタッカーという概念が薄いから、 どうしてもパサーが注目されてドリブラーは影が薄いし、 代表でも前園以来ドリブラーで注目される選手は少ないね。 それに今の代表にドリブラーはなかな呼ばれないし、 使われないよね。 特に中盤でサイドハーフとかウイングを使うって、 概念がない気がするよね。 それはJリーグも含めて。 実は一番点を取りやすくする方法はサイドアタックなんだけどね。 DFの死角が多く作れるって意味で。 市川は良いサイドバックとかウイングバックに なれると思ったんだけどね。 復活に期待しよう!!まだ彼も若いし。 >あとは横から突きこんで来る選手たちがいれば、 >面白くなると常々言っているミヤの意見には >大賛成ですね。 ありがと!! でもホントそう思うんだよね!! ウイング的な選手やドリブラーがもっと 使われればより強くなると思うけど。 田中達也とか石川直宏とか。 三都州も三浦淳宏もウイングバックとかサイドバックじゃなくて、 中盤で見てみたいよ!! >あと1体1をほぼ決めていた玉ちゃんには >限りない賞賛を贈りたい! ホント良かったよね。 玉田も身体大きくないけど、ドリブルで相手を散々苦しめたよね。 これを見ても今のチームにドリブラーが必要だと思うけどね。 攻撃に迫力出すためにも!! >ガルティエへ コメント&業務連絡サンクス!! >世界を考えたら、ミスは間違いなくやられる、 >そう考えたときにアジアカップの日本は >やられてもいい場面が多すぎたよね。 ホントだよね!! よく優勝できたと思うよ、正直。 それをやられて負けちゃったのが五輪組だからね・・・。 >他国できになったのは、私はオマーンだねぇ。 >フィールド全体を使う展開力。こきみいいパスなど。 >あとは決定的場面を決めるだけって感じがします。 >なんか日本に似ているような・・・。 確かにオマーンは良いチームだった!! ってか、日本が本来やりたいのは、ああいうサッカーでしょ? 俊輔がコメントしたのもオマーン戦だった気がするモン、 「自分達のやりたいサッカーを相手にやられた」って。 そのためにはフィールド広く使って、 サイドアタッカーとサイドバックでサイド攻撃って必須じゃない? 特に1対1に強いサイドアタッカーは必須だと思うんだけど。 >五輪の負けは実力通りだったのか、 >日本は力を出し切れたのか、 >ちょっとわからないところもあるねぇ 。 正直、五輪は仕事がある前の日に試合だったから 見れてないんだけど、イタリア戦の前半だけ見た感想は、 「ああ、自分達のしたいサッカーの コンセプトを忘れてるな」だった。 てか、高い位置で奪って速く攻めるのがこのチームのコンセプトで、 そのために少ないパス本数でゴールに行くのがコンセプトなのに、 それが全く出来てなかった。 それと選手でなんで田中達也を先発させなかったんだろう? 速く攻める上で、大久保と高松の2トップって、結構厳しい気がする。 それが大きな疑問!! 達也って怪我でもしてたの? あと、イタリア戦から相手が3トップだからって、 4バックにしたけど、なんで準備段階で4バックのテストを一杯しなかったのかな? 対戦相手が分かった時点で、4バックがプランにあったんなら、 もう少しテストしてもよかったんじゃない? ジラルディーノに点取られた時は、突然4バックにした弊害で、 誰がマークについて身体をぶつけるか、 判断が遅くなって、その結果、ジラルディーノが一番 得意な浮き球をトラップしてからのシュートに 持って行かれた気がする。 本来ならっていうか、おそらく3バックの時は FWに茂庭と那須が基本的にマークについて 身体をぶつけて上手くボール受けれないようにすると 思うんだけど、あの時は茂庭と闘莉王の どっちがマーク行くか迷った間にやられた気が するんだよね。 こういう色んなことが重なった気がするなぁ〜。 これが感想かな!?
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