さて、ちょっと時間空いちゃいましたが、バーレーン戦の話を。
基本的な感想は既にアップされてるガルティエの感想とほぼ同感です。
守備においては、中盤からの早いチェイシング、
プレスによってカウンターの目を早い段階で潰したことで、
かなり機能したと思います。
慣れた3ー5ー2だからなのか、連携も守備面はスムーズでしたね。
ただ、攻撃面は物足りなさが残りました…。
確かに後半、トップの高原にくさびのボールが入り出してからは
俊輔やヒデが前向きでパスを受けられたので、
サイドの上がりもタイミングを狙い安くなってスムーズになりました。
ただ、シュートが少ないことは少し気になりますね〜。
特に前半の4本は少な過ぎ…。
ゴール前を守られているなら、ミドルを打つなり、
もう少しシュートが欲しいところですな。
あと、ここ最近で気になるのが、全体に間延びし過ぎじゃないかということ。
どうも、前線とDFの距離が遠い気が…。
もう少しコンパクトにすると選手間の距離も縮まって
パスも回るし体力も消耗しないで済むと思うんだけど…。
それによって一番空けたくないDFと中盤の間の危ないスペースが
ポッカリ開くシーンも…。ここは守備でも修正しないと。
ちなみにその後にあった、「韓国対ウズベキスタン」も見たんですが、
苦しんでいる割りには、韓国は良いサッカーやってますね。
まず1対1を仕掛けにいく意識が良い。
そして、グランドを広く使って、とてもバランス良く見えました。
なんだかすごく羨ましかった韓国サポが。
日本にもああいうサッカーやってほしいな〜…。
なんだか、目の前の結果だけ見てると、
いつのまにか置いていかれるんじゃないかって、ちょっと危機感持ちました…。
で、そんな時にふと、ジーコジャパン発足当時のジャマイカ戦の
ワクワクした早いパス交換からの得点を思い出して、
目指すべきサッカーはあそこにあったのでは?と疑問に思っちゃいました…。
で、そん時、ふと思ったのが、4ー4ー2は4ー4ー2でも、
3センター的4ー4ー2(ダイヤモンド型の中盤)なら、
4人の中盤が近く並べるから、もっと細かくパス回せるかな〜と。
で、トップ下も置けるから、2トップに早くからフォロー出来るし。
ただ、このシステムだと、中央突破が攻撃の第1手、
そこが無理ならサイドバック上がってのサイド攻撃が第2手という形になる
可能性が高いでしょう。
ちょうどイタリアのミランとかインテル、
ドイツのブレーメンがやってるシステムですね。
もしドリブラーを増やさずに今のパサー中心のメンバーで行くなら、
これもひとつの手かと。
俊輔トップ下の、中田、小野、稲本(もしくは福西、遠藤、中田浩二)で
中盤を組む形で。
でも、このシステムでも絶えずパスを受けるために
中盤でポジション変えたりスペースを作る動き、使う動きを繰り返さなければ、
パス回らなくなりますけど…。
っていうか、ホントはシステムうんぬんよりこの部分に
大きな問題抱えてる気がする…。
やっぱり連動性が持てないと…。
守備においても攻撃においても。
なんだか、思い切って各プレイヤーが上がれないのも、
自分が上がった後の後ろを誰がカバーしてくれるか、
確固たる信頼とか、約束がないから心配で
イマイチ思い切れてないのかな〜と思うトコロもなきにしもあらず…。
う〜ん、なんとか6月までには、もう少しこの部分の進化が見たい!!
ってか、進化しないとヤバい…。
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