前回の記事から続きます。
現れた先生はおじいちゃん先生でした。そして一言。
「僕の顔覚えてる!?」
「(ヤバい、覚えてない)え、あのパニくってて・・・(←本当ですよー、先生と会うのは一か月ぶりでした。)」
「じゃ始めるよー、話したければ話していいからね」
「え、いいんですか?」
「いいよ。鼻の頭かゆければかいてあげるから」
さすがプロです。このちょっとしたやり取りで一気に緊張ほどけました。
以下一連の流れです。
「目薬さすよ」
「次に顔の消毒します」
「ちょっとまぶしいからね。30秒で慣れます」
真上のライトがつきました。確かにまぶしい・・・でもすぐ慣れた。
そして最大の難関。
「麻酔するよ。ここのところだけ痛いからね」
「いたたたた!!」
マジで痛い!でも安心してください。我慢できないほどではありません。
例えるなら歯医者の麻酔と同じくらいです。それが普段注射しない皮膚の薄い場所にされてるだけです。大丈夫です(←本当かよ)
「次左」
「いたたたた!!」
次に先生は器具を使って麻酔の効きを確かめ始めました。
「ここ痛い?」
「大丈夫です」
「ここは?」
「ちょっと痛いかも・・・」
「おかしいなー。麻酔足すよ」
「いたた!」
「どう?」
「大丈夫・・・です」
そしてオペが始まりました・・・メスが入り始めたようです。
「痛みはないけど感覚はあるからね」
「(うーん、確かに。歯医者の麻酔は感覚もなくなるけど、これは違うんだなー・・・てか先生手際いい!!すごい速さで進んでる!)」
血が流れ始めましたが、看護師さんがぬぐってくれます。でも布が血で濡れてくのがわかって、ちょっと気持ち悪いかも。
「痛い?痛くないなら唸らないで気を抜いてていいから」
どうやら自然に、うーっと唸ってたようです。「リラックス、リラックス」と口に出しました。
手術も中盤に差し掛かったのか、先生の「電子メス、はい」という言葉が出ました。
先生の「はい」「はい」という掛け声に合わせて、ジュッと音がします。そして痛みというよりチリッした熱さを感じます。あと焦げ臭い匂いがしました。深く考えたくないなー。
再び先生が「痛みはないけど感覚はあるからね」と言いました。
そしてやっと。
「縫合」という言葉がでました。
やはりすごい速さで縫われていくようです。
早いなーっと思ってると、顔を覆っていた布が外されました。
目の下付近に何重にもテープを貼られました。「不格好だけど一週間剥がさないでね」とのこと。
そして今度はガーゼで目が覆われました。
先生が「来週の9時までに診察に来てね」と言いました。
先生と看護師さんたちの会話から次にも別のオペがあることがわかりました。
先生にいくつか聞くと、コンタクトは1週間後。洗顔、入浴は今日からしていい、とのことでした。
担当の看護師さんはすぐ迎えにきてくれました。
そのまま車いすに乗って病室に戻りました。
病室に戻ったら、午前にもらったガーゼで目を冷やしました。
そして恐る恐る鏡で顔を見ると。
「思ったより、気持ち悪くないかも」
確かに、縫い目あって、血がこびりついていますが、まあ想像の範囲内かと。
血も完全に止まってないし、びりびりした痛みはありましたが、我慢できないほどじゃない。
顔の印象もそんなに変わってないと思いました。
そして何より、目にまつ毛がささってない!!
うわー、快適!!!
こんなに快適ならもっと早く手術してればよかった!!
こうして私は何年も悩まされた逆さまつげから解放されたのでした。
次の記事は抜糸後に書こうと思います。
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コメント
私も昔、目蓋の裏に出来た脂肪の塊を切除するために、目蓋の裏に麻酔をブスリとやられましたよ。いや~、あれは痛かった。お疲れ様です。
ところで、外科手術でどうやって逆まつげを矯正するのでしょう?毛穴をどうにかするのかしら・・・?
コメントありがとうございます。
todomeさんも目蓋に麻酔経験ありなんですね~!
痛いですよね!
でも麻酔の痛さを考えても手術してよかったと思います。
外科手術ですが、実はあんまり詳しい説明受けなかったんです。
下目蓋のたるんだ皮膚を切り取る、とだけ。
今考えれば、よく手術決意したもんです。
レーザーメスは多分内側に向いたまつ毛の毛根を焼くのに使ったんだと思います。
抜糸も痛いそうなんで、ドキドキしています。