何を隠そう、私は酒飲みです。日本酒、ワインにウィスキー、ビールにシードル、紹興酒、カクテル、チューハイ、ハイボールと、なんでも飲みます。でも、焼酎だけはカンベンな!(特攻野郎Aチーム風)
しかし日本酒やワインなどはそこそこのお値段がしますから、日頃は缶ビールや缶チューハイのお世話になることが多いのです。そこで今回は昔から私が愛飲している缶チューハイ、キリンの「本搾り」についてお話し、いや力説したいと思います。
本搾りは元々はワインやウィスキーで有名なメルシャンが製造販売していた(らしい)のですが、メルシャンがキリンの子会社になったことで製造販売がキリンに移り、2008年より全国販売が開始されました。そのコンセプトは「酒と果汁だけのチューハイ」ということなのです。
「え?チューハイってそもそも『酒と果汁』を混ぜたもんじゃね?」と思われるかもしれませんが、いえいえ、最近の缶チューハイには液糖や酸味料、香料などがズンドコ入っているものなのです。さらに昨今の中途半端な健康志向により「糖類ゼロ」が謳われたものには、カロリーゼロの人工甘味料が添加されています。この人工甘味料は確かに甘いのですが、後味にどこかクセがあり、チューハイ全体として「モノスゴイ人工物感」を醸し出している感じが否めません。
実際、私は某酒どころの生まれのために「酒=淡麗辛口」という口になってしまっているため、液糖や酸味料で味付けされたチューハイはどうも口に合わず、いわんや人工甘味料の後味は正直「…駄菓子屋?」と思ってしまい、また飲んだ後、「酔うには酔ったが…」というフクザツな気持ちになってしまうことが多々ありました。ですから、実は私は缶チューハイは苦手なのですが、本搾りだけは心底「ウマイ!」と思える代物なのです。
まず原材料の欄からして潔いのです。例えば「本搾り:グレープフルーツ」の場合、
原材料:グレープフルーツ、ウォッカ
以上!ホントに酒と果汁だけ!漢らしい!しかもこの果汁が他の缶チューハイでは考えられない程の割合を占めており、レモンでも12%、グレープフルーツなら28%、オレンジにいたっては45%と果汁を贅沢に使っています。ですから液糖や酸味料、香料が入っていなくても全く問題がなく、むしろ果実本来の甘みと香りが楽しめ、というかむしろ爽やかですらあり、すっきりとした味わいを楽しむことが出来ます。
またアルコール度数も、昨今のチューハイがバカみたいに9%とか10%とか高いアルコール度数を誇っているのに対し、本搾りは4%~6%といたってフツー。うっかり飲みすぎても翌日には響かないので全くスッカリ安心です。
で、このような酒は味覚の邪魔をしませんから、ありとあらゆる料理に合います。こってり焼肉をガッと食ってキューッ!寿司食って潮の香りと共にキューッ!ピザでキューッ!チーズでキューッ!板わさでキューッ!カップ麺でキューッ!もう何でも合います。
しかし本搾りは一日の終わり、夜をじっくり楽しむ時にもオススメです。豊富な果汁による豊かな風味は、ワインやビール、ウィスキーにも負けないほどの深い満足感を与えてくれます。こういう時は缶から直飲みではなく、グラスにたっぷりの氷で楽しみたいものです(でもまだやったことはない)。
ということで、皆様も是非一度お試しいただきたいと思います。一度飲んだが最後、多分他のチューハイはひどく甘く感じるか、人工的な風味に首を傾げることになるかもしれません。いや、なります!それほど本搾りの完成度は高いのです!しかも、下手すると缶ジュースよりも安い!これはありがたい!もう明日からコレだね、お父さん!(回し者)
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