さてさて、今回はバレーボールとサッカーを絡めたお話を。
まずは女子バレーボール五輪出場おめでと〜〜ございます!!2大会ぶりということで、良かった良かった!!
実はサッカーネタばかり書いているミヤ10COSTAですが、
中学ではバレーボールやってました(笑)
(おっ、自己紹介にも書いてない裏プロフィール!!)。
そんなわけで、今回の予選見ちゃいました〜!!
いや〜〜感動しましたよ〜〜。ぶっちゃけちゃうと、
予選突破決まったとき泣いちゃいました(苦笑)。
特に選手の涙を見たときに・・・・、ウルウルと(涙)
。
いやぁ〜〜、年取ると涙腺弱まるってホントですね・・・(何歳かはナイショ)。
そんな感じで女子バレー五輪予選をTV観戦してて、印象深かったのが、
栗原選手と大山選手の美貌(栗原選手はポイント高し)と大友選手のくせっ毛(笑)、
高橋選手のお顔の荒れ具合・・・、ではなく(笑)(すいません前フリ長くて)、
ガルティエも書いてますが吉原選手でした。
あの闘う目と気迫、周りを巻き込む闘志むき出しな雰囲気は、
間違いなく周りに作用し、この予選突破のMVPとも言えるキャプテンシーを
ブラウン管の外にまで感じさせてくれました!!!
(コサキンのラジオで小堺さん関根さんは
吉原選手はB’zの稲葉さんに見えたと
言っていた・・・、なんとなく納得!!)
ああいう選手がチームいることは苦しい時いかに重要かと言うことが痛いほど分かった気がします。
苦しい時にみんなに声を掛け鼓舞し、楽な展開でも常に闘う気持ちを忘れさせず、気持ちを緩めさせず、
常に程良い緊張感を維持できたのも彼女の力に寄るところが大きいでしょう。
苦しい時に実際スパイクを決めてチームの流れも変えていたし、
若い栗原、大山、木村、大友などが存分に力を出せたのは、この頼れる姉御の存在ゆえでしょう。
もし吉原がいなかったら・・・・、ちょっとゾッとしますね。
あの闘志を前面に押し出すというのは、日本人が苦手とするところでもあると個人的には感じていて、
今回の吉原は僕にとって新鮮な驚きでした。
そして、吉原がTVに映るたびになぜか、えも言われぬ安心感を抱いていました。
この姉御がいれば大丈夫だと!!
この姉御がいれば大崩れするはずはない!!
「姉御、一生着いて行きます」的な安心感が。
しかし、この姉御の普段は全く闘将という雰囲気とは無縁だそうです。
僕も驚いたんですが、朝日新聞によると普段は階段でけっつまずいたり、どこかのほほんとしたキャラらしいのです。
ああいう雰囲気はコートの中で、それも最後のオリンピックに出たいんだという気持ちが
素直に出たことなのだろうと思いました。
これはこのブログでリンクしてますMLB日記の「Who are AKI?」でmeshi氏が
選手の憧れや渇望について書かれてますが、
(僕はこの文章お気に入りでして(笑)、でもトラックバック出来ないっぽいのでここでお知らせを)
強い渇望を持つスポーツ選手はここ一番で強さを発揮すると思うんですよ。
それこそなりふり構わず、周りにどう思われようと、それこそ嫌われても良いから、
それを手に入れたいと願うような気持ちの強さ、
それを僕は今回の女子バレー予選で吉原選手に見せてもらった気がしてます。
で、そんなことを感じているおり、ふと今のサッカー日本代表にこういう選手いたっけな?と思いを馳せまして、
ある選手の名前がぽっと浮かびました。
それは名波浩です。
確かに今の日本代表には中田ヒデ、そして最近復帰した川口能活がいます。
彼らもちょうど7年前のフランスW杯予選に出場しています。
ヒデに関してはそれこそ年齢こそ違いますが、吉原的な役割を求められている選手です。
そして川口も吉原的なキャラクターの持ち主です。
でも、ヒデ1人では限界があります。
川口は僕の好きなかの金子達仁も
「ヒデ以外にチームを引き締める人間として川口は復帰させるべきだ、彼は中田を怒れる存在でもある」と言っていた。
確かにその意見、ヒデ以外にそのような存在を復帰させるのは賛成です。
でも、今の川口には問題点がふたつあります。
先ずは実戦から離れすぎていて、戦力としての計算が成り立たない、果たして今の川口の実力の程が分からないこと。
もう一つは実戦から離れていることやヨーロッパでの今までのことで
彼が自信を喪失してるのではないかということです。
僕には今の川口が果たしてヒデを怒れるだろうかと疑問に思うところがあるわけです。
そこで、なぜ名波浩の名前は出ないのでしょう???
ジュビロが今、絶好調なのになぜ???
僕が名波を押す理由は、まず、あの地獄のようだったフランスW杯予選を
10番という重要な背番号を背負い批判を受けながら戦い抜いた経験があること、
そして、その後、トゥルシエ監督時代には一度はコパ・アメリカ惨敗の責任を監督から押しつけられ、
キャプテン失格の烙印まで押されたにもかかわらず、
その後その評価をキャプテンとしてチームを引っぱりアジアカップを圧倒的な力で制覇するということではね返したことがあること、
そしてジュビロで完璧なアウェイという状況(確か場所がUAEかサウジで)で
アジアチャンピオンズリーグ決勝を闘い優勝した経験があり、
アジアのアウェイとはなんぞやということを知っていること。この3点です。
名波にはみんなに伝えられる貴重な経験がたくさんあり、
予選とはどんなものであるのか、それをどうコントロールするのか、
それを知り尽くしていると思うわけです。
確かに名波は闘志を前面に押し出すタイプではないのかも知れない。
それがネックなのかも知れない。
でも、女子バレーの吉原は昔からああいう雰囲気を持っていたわけじゃないと思います。
むしろおとなしい印象が昔の彼女にはあったと記憶してます。
ああなったのは色々な経験を積み、挫折を経験した上での成長の結果なのだと思います。
今の名波浩には、
代表に復帰すれば吉原のようなチームを引っぱる存在になり得るのではないか、
そして、そんな存在が一人でも多く今の代表チームには必要なのではないかと感じてしまった、昨今なんです。
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