ども〜〜、おひさなミヤ10COSTAです。
セッキー、コラムの感想サンキュっす。すんません、コラム更新遅くて・・・・。最近はこの掲示板でコラムチックなコト書き込んでるんでここの文章で勘弁して〜。
さて、そんなわけで、セッキーご要望のサッカー界GM話を。
サッカー界でGMが重要な位置を示していた事例としては、ここの管理人ガルティエも書いてるけど、レアル・マドリーかな。マドリーが復活して今のような黄金期を作り上げるきっかけになったのが、会長の交代とGMの登場にある。
まずレアル・マドリー復活第1の要因、会長の交代。これは会長選挙によってフロレンティーノ・ペレスが会長となった。フロレンティーノ・ペレスは会長としては珍しくサッカー界にはうとく、経済的な手腕が凄いという評判だった。で、この会長は「金は出すけど口は出さない」タイプの会長なんだ。
サッカー界での会長は、そのほとんどが「金も出すけど口も出す」タイプ。選手獲得やチーム作りにとにかく口を出し、果ては監督の選手交代や戦術にまで口を出す始末。こんな会長がいるチームはチームの調子がいいときにでも会長が監督に戦術やら選手起用でワァーワァー命令されて、結局、チームの調子を崩すのが常。
でも、フロレンティーノ・ペレスは本当にごくたまに口を出す程度。例えば今回のロナウドの獲得には口を出したらしい。でも、会長が仕事としているのはチームの経営面で、このペレス会長は就任当時、借金まみれだったレアル・マドリーを、練習場を市に売却したり、フィーゴの獲得やジダンの獲得によるユニフォーム収入などで見事に黒字へ戻し、いまやレアルは世界でも裕福なクラブチームとなってる。これはペレスの大きな功績だと言える。それにこの会長の掲げてる目標がドリームチームを作ること。レアル・マドリーを世界最高のクラブチームにすること。そして、ただ選手を寄せ集めるだけじゃなく、自分達で若手を育成して世界的名手と若手を融合したチームを作ることとしている。この会長の考えもあってレアル・マドリーは最近カンテラ(下部組織)から有能な若手を輩出しているんだ。
で、この会長の考えをもとにサッカーに関わること、選手獲得やチーム作りの一切を任されているのがホルヘ・バルダーノGM。そしてこのGMこそレアル・マドリー復活第2の要因。
このホルヘ・バルダーノという人は元々はアルゼンチン代表のMFで、しかも、引退後は監督となり、クライフがバルサ監督だった時代にレアル・マドリーの監督をしていて、クライフもバルダーノの監督としての手腕を大きく買っていた程の監督だったんだ。実際クライフとバルダーノどちらも攻撃的なチームを志向していたようだし。で、このバルダーノはラウールを1軍デビューさせてるんだよね。ラウールの才能を見抜いたのがバルダーノとなるわけです。
そんなバルダーノがGMに就任してから、レアル・マドリーは出場機会が少なく、色々問題を起こしたりしていた選手や高額で放出できる選手を放出しつつ、チームとしてバランスの取れた選手獲得を行っていったんだ。
ただ、ロナウド獲得に関してはバルダーノGMは乗り気ではなかったんだ。なぜかというと、バルダーノGMは衰えの見えるイエロの後継者が欲しかった。レアル・マドリーの弱点とも思えるCBを獲得してまさしくバランスが完璧なチームを作りたかったんだ。でも、ペレス会長が世界最高のチームにするためにロナウドを獲得できるなら獲得したいと言うことでロナウドを獲り、CBをあきらめたという経緯があったんだ。結局そのことによって相変わらずレアル・マドリーのCBは弱点のままだけど。
でも来季はバルダーノGMはCBを補強するんじゃないかなぁ〜〜。もし良いCBが獲得できれば、本当の意味でレアル・マドリーはドリームチームになると思うけど。
こんな感じで、レアル・マドリーは賢い会長と有能なGMによってバランスの良いフロント体制となってチームは黄金期となってるってわけです。
バルサや他のチームはどうなのか?
ガルティエの言うセリエAではGMは有名ではないにしてもいると思う。ユーベのモッジは確かGMだったと思うし。ユーベはGMと会長が良く連携しているから、セリエAの中では選手獲得で混乱は少ないと思う。それに比べるとローマやミラン、インテルはとにかく会長の好み、会長の独断で選手を獲得して、それを監督に使うように強要して、監督が欲しがる選手をなかなか獲得しないって言う事が多い気がする。こんな状況だから、あるポジションだけ選手が過剰にいすぎたり、バランスが悪いチームになったり、毎年選手が碁盤の目のように替わるという異常な状況になって、結局チームとして熟成しないと言う悪循環にはまることが多いんじゃないかな。
バルサはつい最近まで会長だったガスパールが獲ってきた選手がことごとく使えない選手だったり、能力が未知数な選手に高い値を付けて獲得した結果、気が付くと、少し前のバルサと比べると技術力の劣った選手の多いチームとなっていたって所かな。ガスパールとスカウトの獲ってきた選手で当たった選手がほとんどいなかったと言えるかも。逆に放出した選手がみんな実力者だったり、将来有望な若手だったことから、選手全体の質が落ち、なおかつ財政面も悪化した結果、今の状況になってると言えるかな。そしてガスパール会長は長期的なビジョンに乏しく、どんなサッカーを志向していくのか、そのためにどんな選手が必要なのか、どんな監督が必要なのかという部分を曖昧にしてしまい、結局、その場その場の行き当たりばったり的な行動にしか出れず、方向性を見失ったと言えるかな。
結論としてはGMがいるから上手くいくというわけじゃないんだけど、会長とGMが連携を取っていて、長期的な展望を同じように持っていると上手くいくってことだと思う。逆に会長が独裁体制で好き勝手にやっているチームはなかなか長期的視野を持てずに、上手くはいかないってことなのかな。
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