[04ポルトガル]何事も気持ちが大事です!!(フランス敗退について)

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さて、今大会、不調のままだったフランスについて、 ボクなりの感想を、ガルティエによって前もって 書かれた文も参考に書いてみます。 いや〜〜、スーパースターや完璧に思われるチームにも、 気持ちって大事なんですねぇ〜〜。 いやぁ〜〜、フランスが負けちゃいましたね・・・。 まさか、ここで負けるとは思ってなかったんだけど・・・。 ベスト4では力尽きるかなとは思ったんだけど。 ギリシャは徐々に疲れが見え始めてたし。 でも、ガルティエのところでも引用してもらったけど、 監督のことは、今大会に大きな影を落とした気はするねぇ〜。 ガルティエのところでも書かれているとおり、なんか、 監督も選手も勝ちたい意欲とか、 執念めいた必死さが無さ過ぎた気がするよ。 妙な余裕というか、勝ちすぎた為に自身が過信になったような、 なんとも釈然としない雰囲気が漂ってたよね。 監督が勝ちたい意欲を前面に出す必要がない状況って、 どんな状況でもケツに火がつかないから、チームは締まらないはず。 サンティニ自身も、これに勝たなきゃ国帰れないみたいな 雰囲気を一度も漂わせなかったもん。 スコラーリやエリクソンの表情とは明らかに違う。 彼らはこのユーロに賭けてる感がヒシヒシ感じられたし、 フランス以外の監督はやっぱ、勝つことに必死だった。 あと、もう一つ、こんな雰囲気になった要素として、 今回のメンバーってほとんどが、 何かを勝ち取ったことのある選手ばっかりだったこと。 これも良くなかったのかな? 世界に自分の力を見せつけたいと願う若手が、 野心がある選手がいなかった気がする。 それにポジション争いもあまり激しくなかったから、 スタメンの選手はポジションを守るために 必死になる必要もなくなってしまったのかな? 実際、ギリシャ戦の後半の後半、選手交代で、サアが入って、 さらにロテンが入ってからは、入ったサアとロテンは 良く動いて、それによって、やっとフランスらしい パス回しが見られるようになった気がします。 それによって、やっと、2人、3人が絡んでの パス回しからの攻撃が見られるようになった。 そしたら得点が入りそうな匂いがしてきた。 でも。時、既に遅しって感じになっちゃったけど・・・。 これって、それまでは、各プレーヤーが動き回らなかった為に、 パスが回らなかったっていう証拠でもあるんじゃないかな? 試合中、みんな足下でボールもらって、 しかも誰も近くにフォローに行かないし、 さらには前線もあまり動かないから、パスコースも限定されて、 マーク受けたままのドリブルが多くなって、 ボールが全然回らなかったし。 サイド攻撃なんてほとんどなかったし。 それから比べるとロテンとサアは良く動いてた気がする。 彼らは野心もあるだろうし、試合に対して渇望もあったはずだから、 あのプレーになったと思ってるんだけどね。 選手選考がベテラン寄りになってしまったことと、 スタメン選手に野心のある若手がいなかったことが、 チームに変な自信と余裕からくる怠慢を生んでしまったんじゃないかな? それで、ある意味では無駄な動きになってしまうけど、 相手陣形を崩すような動き、スペースを作る動きを しなくてもいいやみたいな感じになって、 それがこの結果を招いた気がするよ。 特に選手選考がベテラン寄りになってしまったのは、 日韓W杯の時もそれで失敗した感があったから、 なんだか、もったいないよね。 あと、これはどこかの本で読んだんだけど、サッカーの選手、 特に一流の選手ってチームに目新しさがないと結構飽きちゃうらしい。 フランスはベテランでチームを固めすぎたために、 この目新しさ、新鮮さを失ってしまったために、 みんなの動きが緩慢になっちゃったんじゃないかな? チームを活性化できる選手がチームに欠けていたのは、 痛いよね。 オランダのロッベンや、チェコのバロシュ、 ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、 スウェーデンのズラタン、イングランドのルーニー、 デンマークのグロンキア、ギリシャのカリステアス、 と、ベスト8のチームには誰かしら、こう挙げられる選手がいるのに、 「フランスは?」と言われると、・・・思いつかない・・・。 でも、今のメンバーにいなかったって言うよりも、 監督がそういう可能性のある選手を使わなかったって こともあるかもしれない。 まぁ、ジュリーが直前で怪我したのが痛かったのもあるとは思うけど。 彼がいれば、右サイドに使ってもっと動きを出すこともできたし、 FWの一角に使うこともできたし。 あと、開幕前にガルティエが書いたけど、ニューカッスルの MF、ロベカル並みの左足を持つロベールとか、 モナコの左サイドバック、エブラとか、 リヨンのFWリュインデュラとか、 イケメンDF、ブラン2世ことメクセスとか、 控えに入れておくと面白い中堅から若手がメンバーに入っていれば、 色々オプションを持てたと思うけどね。 サンティニはアンリ、トレゼゲの2トップ以外に オプションを用意してなかったのが、最後には痛手になったね。 監督も選手も優勝に躍起になる状況にはならなかったこと、 そして、チームに活気を生む競争のなさ、 チームを変えられるような若手の不在 ないしは監督の起用の偏り、 それがこの結果を招いてしまった要因かもね!? チームの勝利への、優勝へのモチベーションが いかに重要か、それが分かった気がする。 ここから、また新たなフランスがスタートするはずだから、 今度は若手を軸として、新たな強く美しいシャンパンサッカーを 2006年には披露して欲しい!!

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miya10costa

ど~も~。きになるブログ新メンバーとして書き込むこととなりました、ミヤ10COSTAで~す。 どうぞヨロシクお願いします。 サッカーを中心にガルティエに負けないように、映画や音楽、時事ネタから果ては芸能スキャンダル、アイドルネタまで(笑)、お気楽に色々書き込もうと思ってるので、お気軽にお気楽に読んでもらえるとうれしいで~す。

コメント

  1. 眼鏡牛 より:
    悲しいですがフランスは 『ジダンのフランス』 からぬけれませんでしたねぇ
  2. 私的網記録 より:
    やっぱりフランス駄目でした [Quarterfinals] France 0 – 1 Greece 65′ A. Charisteas  ほんとフランスいいところが無かった。予選から色々と書いてきましたが、結局最後までこのチームはチームとして機能することは無かったです。  明らかにでしょうね。あれだけプレミアで得点を取っていた
  3. galthie より:
    いやぁ、本当に気持ちの部分は大事だとおもう。 あと、フランスはダバディさんがかいているように、メディアの勝って当り前というような報道に相当くるしんでいるようだったね。 確かリザラズのインタビューが象徴していて、「僕達はスーパーマンじゃないんだ。いつでも勝てるなんている妄想をいだかないで欲しい。」というような主旨のインタビューをしてたのが印象的でした。ピレスも「今日はギリシャが我々よりもすばらしかった。これで我々がいつでも勝てるチームじゃないってことがわかったんじゃないかな。」というような発言もしてたからね。 そういうフランスの勝って当り前みたいな雰囲気とかも今回のモティベーションへわるい影響があったんじゃないかな。 敗戦からいろいろ学んでかわっていくといいよね。
  4. miya10costa より:
    >眼鏡牛さんへ ホントですね。 なぜか、クラブチームでは自分で打開しようとする アンリやピレス、トレゼゲがジダンに頼ってる感が ありましたね。 あれだけ偉大な選手だからこそのことなのかもしれないですけど、 もう少し、各選手が動かなくては・・・。 これからジダンがいなくなった後を考えると その辺が課題ですね。 ジダンはEURO2004後に代表引退みたいに言ってたけど、 撤回して、2006年を目指すんでしょうか? ちょっと気になってます。 PS;そういえば準決勝、ポルトガル対オランダになりましたけど、 名勝負になったら、イングランド対ポルトガルの時みたいなことやりますか? やるなら、ぜひ御一報を!! 協力いたします!! >ガルティエへ 確かにね、みんながみんな、あのチームは勝って当然って思ってたからね。 今、改めてメンバー見返すと、控えとかに不備が目立つんだけど、 開幕前までは、「そうは言っても勝つっしょ!?」って思ってたもんね。 メディアを含めて、周りにそう言われてしまうと、 自分達に厳しくいられないし、 モチベーションを維持できないんだろうねぇ〜。 トップで居続けることの難しさってヤツだね。 そういう期待がプレッシャーにもなってたんだね。 予選の戦績が良すぎたのも問題だったんだろうね。 ここからはシャンパンサッカーの伝統を残して、 なおかつ若手にどんどん出てきて欲しいなぁ〜。 メクセス筆頭に!! シセ、カポ、ゴブ、リュインデュラ、エブラ、 ジダン2世と騒がれてるメグニ、ル・タレク、 シナマ・ボン・ゴーユとかね。 (こう書いてると、いるなぁ〜フランスの若手有望株) (なんで、こん中からポルトガルに何人か連れてかなかったのかな?)
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