大橋ツヨシ、帰還! 「オハヨー!半世紀高校」

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 みなさん!帰ってきましたよ!大橋先生が帰ってきましたよぅ!思えば昨年末、遅ればせながら「ねこたん」連載終了を知り、「これ以上寂しいことは、オレの人生にはもうないんじゃないか」と考えてしまうくらいにショックを受けてしまいましたが(おおげさ、でもなんでもなく)、お天道様はご覧になられているのですね!イヤァ、嬉し過ぎて肩がカチコチに張ってきましたよ(謎)

 で、新連載は「モーニング・ツー」で連載されており、その名も「オハヨー!半世紀高校」です!なんだこのタイトル!(褒めてますよ)…え?今頃何を言っているんだって?確かに連載自体は2017年の4月から始まっておりますが、しかし私がこの新連載を知ったのは今朝(2017/12/12)のことでして、相変わらずの情報弱者っぷりを感じてしまいましたが、それはさておき、早速内容の紹介に移りましょう。

 

 

 多分日本のどっかにある「半世紀高校」。その名の通り、この高校は1年生から50年生まであり、広大な敷地と無数の校舎が立ち並ぶマンモス校。本当に幅広い年代が集まるこの高校、さて、どんな騒ぎが始まりますやら…。

 

 

 …なるほど、50年生まであるから「半世紀高校」なんですね!って、なんだこの設定!さすがは大橋先生だぜ!ワケ分かんねぇや!(もちろん褒めてますよ)ていうか、こんな設定なら大橋作品には欠かせないじーさんばーさんも無理なくモリモリと登場させられる!先生、考えましたね!

 で、内容なんですけどね、もう、言う事ないです。ボクらはこういう大橋ツヨシを待っていたんだ…。しかしこれで済ませてしまうと今回の記事が終わってしまいますから、ネタバレしない程度に雑感をつらつらと。

 

 形式はいつも通りの安定の4コマです。前作「ねこたん」は4コマを数本連ねて1つのお話になっていましたが、本作は1本1本全力投球完全燃焼、「起承転結さぁ笑え」の王道四コマです。一応舞台は高校なので、一応学生生活を、一応描いておりますが、そこは大橋作品ですので第2話あたりから横滑りを始めて安心です。

 で、ネタは大橋ツヨシ覇道「ダジャレ」、「じーさん(そのうちばーさん)」、「メガネ」、「デブ」、「下ネタ」、そして「シュール」がこれでもかと詰め込まれています(どんなマンガだ)。「ねこたん」では「分かりやすく」を心掛けていた大橋先生ですが、本作ではそのような遠慮は微塵もなく、待望の斬馬刀を振りかぶっておられ、「分かれ、そして笑え」とばかりにグイグイ迫ってきます。

 そしてやっぱり笑えます。「クスクス」とかじゃなく、「プスーッ」と吹き出してしまいます。私はそうでした。そして気が付くと最後のページになってます。なんで!?なんで月刊誌連載なの!?と、あたりをゴロゴロ転げまわること請け合いです。

 

 で、恐ろしいことに、本作のスピンオフ作品がウェブコミックサイト「モアイ」にて連載されているのです。その名も「コンバンワ!半世紀高校」。まさかの夜間部であります!

 こちらはWEBだからか、夜ということだからなのか、「オハヨー!」よりもエッジが効いております。「昼より濃いやつばかり」のキャッチコピー通り、まさに「特濃!大橋ツヨシ!」であります。で、こっちも月イチ更新。もぅ!ゴロゴロゴロゴロ。

 

 

 そんなわけで、大橋ツヨシ、めでたく帰還!であります。取りあえず、読んでみてほしいです。まずはこちらの「オハヨー!半世紀高校」それから「コンバンワ!半世紀高校」と読むとショックが少なくてすみますよ。

 

 

 で、単行本第1巻が2018年1月に発売だそうな。もうすぐじゃん!買わなきゃ!私は買いますよ!皆さんもどうぞ!(回し者)


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todome

過去のホームページ時代より寄稿させていただいておりましたが、とある作品を完結させぬままに十数年すっかり忘れ、この度親方の号令により、再び参加と相成りました、todomeと申します。 主に小話を寄稿させておりますが、マンガ、ゲームにつきましても、今後ご紹介させていただこうかと思っております。どうぞお付き合いください。

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