どういうパーツで組んだかずらずらっと書いてみます。各パーツをどういう理由で買ったのかというのと、実際使ってみての感想なんかは各回にわけて書こうとおもいます。
前に書いたように私がパーツを買うのは最先端というよりも、ちょっと前に定番だったものが新しいものが出てきていい値になったものを狙うという方針でした。今回は自作初めてということもあって、どんなトラブルが待っているかわからない。それである程度評価のかたまったもので、さらにかなりコストパフォーマンスが高くお買い得なものを安定重視で選びました。なので、自作熟練者がみれば、ああ定番の構成だなと物足りないかもしれませんね。
あと、なにしろ初めてなことがいくつかあるので、ちょっと深い技術に関してはまだまだ勉強中ですねぇ・・・。昨日もはじめに入れるドライバも付属CDだけじゃなくて、最新のものを入れるといいとか、悪いとか。メモリの動作タイミングのこととかまだまだよくわかりませんねぇ。ただ自分で作ってオーバークロックなど、パフォーマンスを追及したりしないとそういったことってわからないと思うので、せっかくなのでそういったことも追求したいですね。またわかったことなども書いていけたらと思います。
構想2年と書きましたが、漠然としていた自作の知識が具体的になったのは、一冊の本がきっかけでした。『
5万円で組み立てる インターネット対応パソコン Vol.7』IDG という本です。
この本は一見すると、安く作る本と思われるかもしれませんが、そんなことはなくて一連の組み方から、各パーツに関する技術的なことがしっかり解説してあって、
この一冊読んで大分イメージが具体化することができました。自作の本色々探したのですが、2000円くらいする本も結構ある中でこの本は1000円で買えますので、自作ってどんなもの?っとちょっと興味がわいてきたくらいの方が読むと技術的なことを含めて基本がわかるのではないでしょうか。
ちなみにこの本続編がどんどんでていて、今はVol.10くらいまでいっているのかな?だから技術もそのときに応じた新しいものとして読めるのでおすすめです。
組み立てるときもカラーの写真付きの組み立て方のページをかなり参考にして作りました。
この本を読んだのをきっかけに合間に読んだりしていたのが、自作雑誌です。おととしくらいになるのかなぁ。読んでいたのは、毎日コミュニケーションズ発刊の
PC FANという雑誌です。これは週間アスキーくらいの厚さなんですが、自作に特化しているので、月2回発行で今はやりのパーツや技術に触れられると思います。
この雑誌を読んでいた時期は、ちょうどPentium4 がFSB800MHz(簡単にいうと転送速度のこと)になったときでした。そして、その前のFSB533MHzの時はCPUの転送速度が4.2GB/秒に対して、メモリがデュアル・チャンネルに対応していなかったのもあり、メモリの転送速度DDR333 2.7GB/秒と追いつかずにボトルネックになっていたそうです。
それがデュアル・チャンネルをサポートすることで、FSB800MHz 6.4GB/秒に対して、DDR400MHz 3.2GB/秒を理論上2倍にすることで6.4GB/秒とバランスが取れるようになったという記事を読みました。
そしてしばらくはこの技術がおすすめというのをみて、じゃあこれにしようと決心しました。
そのときにCPUの値段も下がって、一番高いCPUでしか使えなかった、CPUを仮想的に二つあるように動作させることのできる技術ハイパー・スレッティングがミドルクラスのCPUにも対応してきたということもありました。いつも私はCPUは2万くらいと思っている中で、当時2.4C というCPUが大体20000円までハイパー・スレッティング対応で下がってきたのです。これでいこうという感じでしたね。
こうしたCPUからメモリ間の転送速度を実現しているチップがいわゆるチップセットといわれるものです。マザーボードの上の方にあることから、ノースブリッジともいわれます。大してサウスブリッジもあります。私もこの当時の最新技術865PEというチップセットを載せているマザーボードを買ったわけです。2003年6月当時この技術で一番いいものを作ると約23万くらいかかりました(モニタ・光学ドライブは別)。今私のスペックはこれと大体同じものです。一年ちょっとで大体半値くらいになるんですね。この当時も私が買うころには色々安くなるだろうと思っていたのですが、その予定よりも結構遅れてしまったので、まぁその分安くは買えたわけですが、この技術をいまさらという感じでもあるのです。
ただ、CPUのところでも書こうと思ったんですが、CPUメーカーインテルの技術も停滞気味で、インテル製CPUに関していえばいまの最新技術を買ってもFSB800のCPUと体感的にあまり変わらないといわれています。
インテルはとにかくCPUの動作クロックにこだわり3Gまではきたのですが、4GBへの突入は今のPentium4では断念しているそうです。クロック数を増やしてきた弊害が発熱です。
私が買ったCPUはNorth Woodというコアを使っていますが、この次今の主力のCPUはPrescottというコアですが、発熱が増えただけで、性能はNorth Woodよりもむしろ低いのではないかといわれてしまっています。
こういった背景から、今もっとも主流なのはAMD社のAthlon64 64ビットのOSが出ればそれへも対応するCPUが安くなり、大人気となっています。ここらへんの話はまたCPUパーツの回で。
そんなところから、去年はネットワークの勉強をしていたのもあって、少し自作はしたいしたいと思いながら離れていたのですが、9月くらいになって、自作初心者にわかりやすそうな『
アスキープラス』という雑誌に出会いました。
ちょっとふざけた感じのある雑誌ですが、記事はわかりやすいんではないでしょうか。この雑誌で今のパーツの人気やマザーボードの人気がわかりました。その中で驚いたのは新しいCPU Prescottが出ているのに、私が当時ほしいとおもったNorth WoodのCPUが1位だったのです。マザーボードもその当時からマイナーチェンジされているマザーが一位でPC FANおすすめの構成がまだ一位だったんですね。これはさっきもいったようにインテルのPrescott失敗というのが大きな要因としてあるのでしょうが。
それで買うのが長らく遅れた理由があって、それはCPUやメモリはわかった。ただケースやメモリの選び方がわからないというのが最近までずっとわからないことでした。よくわからないパーツはケース、メモリ、電源、ビデオカードでしたね。これだけあると、それぞれに奥がふかくてなかなか把握できませんでした。
でも大きな転機になったのが、そうあの某大型掲示板です。その自作板を頻繁にみるようになって、いままで疑問だったことがかなりわかって、今回買うにいたりました。それぞれのパーツについてはまた各回でと思いますが、なかでもパーツをこれから買おう思う人が買うパーツをさらして、厳しく突っ込んでもらうスレッドがあったのですが、かなり勉強になりましたね。初心者が無難に買うならこのメモリ。評判のいいケース・電源など。かなり助かりました。
そんな感じで構想2年(ながすぎ)今回買うにいたったわけです。そのスペックです。
[CPU]Pentium4 3GHz Northwood (Socket478/FSB800/512KB/HT対応)
[クーラー]リテール
[RAM]CFD販売 PC3200(DDR400) 512 HYNIX*2
[M/B]ASUSTek P4P800-E Deluxe
[VGA]Leadtek WinFast A6600GT TDH 128MB (NVIDIA GeForce 6600GT 128MB)
[Sound]オンボード
[HDD]日立 HDS722516VLSA80 160GB (S-ATA接続)
[光学ドライブ]流用 日立LG GSA-4040B
流用 PLEXWRITER Premium PX-W5232TA/NE
[FDD]これから買おうかな?!
[ケース]OWLTek OWL-612-SLT(SW)/430
[電源]ケースに付属 SeaSonic SS-430HB/12cmFAN
[マウス・キーボード]流用
[モニタ]流用
といった構成です。各パーツを選んだ経緯、使った感想なんかは次回以降に各回にわけてかいていこうと思います。
今回の最後にやはりみなさん気になるのは、パーツごとの価格だと思います。価格を参考にしたサイトをいくつかあげたいと思っています。
まずは定番中の定番「
価格.COM」
なかでも
パーツごとの人気ランキングは参考になると思います。
このランキングにないケースの値段や在庫状況をみるのに役に立った「
coneco.net 価格比較サイト(コネコネット)」
パーツランキングが細かい「
ベストゲート (BestGate) 〜パソコン・家電の価格比較サイト〜」
秋葉原の実際の店頭価格を調査してくれているサイト「
hermitage akihabara[エルミタージュ秋葉原] -アキバ最新情報サイト-」
通販価格と店頭価格がちがうことは多いので、店頭価格情報も集めておくといいと思います。あと「価格.COM」最安値のお店はサポートがよくなかったり、配送がおくれたりと評判が悪いこともありますので、気をつけたほうがいいかもしれません。次回からは予告どおりにCPUから各パーツについて書きたいなと思いやす。
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スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。
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将棋棋力(2016年1月現在)
【将棋ウォーズ】3級
【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ)
【将棋道場】対局数少なく判定出ていません
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