映画『八甲田山』に想いを寄せて(八甲田山雪中行軍遭難資料館編)

旅・温泉
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はてさて、前回は青森駐屯地の記事を書きました。 今回は、雪中行軍の悲劇を伝える、幸畑にある『八甲田山雪中行軍遭難資料館』のことを書こうと思います! 資料館に向かっている途中、タクシーの運転手さんはいろいろ話してくれました。 今でも、遺族の子孫の方や映画のファンが訪れるそうです・・・でも夏だって・・・ですよねー、こんな冬にこないよね。。。 さて資料館に着きましたが・・・ヤバい、外観撮り忘れた!興奮しすぎて! ちなみに、自衛隊員さんの話によると、もともと防衛館と同じ様式の2階建てで作ろうとしたけど、予算の関係で平屋建てになったとか。 でも資料館自体はとっても綺麗な清潔感のある建物ですよー。 入口に入り、受付でお金を払うと、リーフレットをくれます。地味に嬉しい。 もちろん後藤伍長の銅像(レプリカ)がお出迎え! 後ろはこんな感じ。 左側から資料室に入ります。入るとミニシアターがあって、係の人が動画を流してくれます。 動画には結構映画の映像が使わていました。観終わるといよいよ資料館巡りが始まります! こんな風にミニチュアで当時の状況を再現。橇隊は四人でこんな風に牽引してたんですね。 これ、思わず触ってしまったんですが(いいんだよね?)、薄いってレベルじゃない!ペラい!ていうかフェルト地なんですけど!! ・・・これで頑張って耐えてたんだから、当時の兵隊さんの頑強さ、精神力の強さには尊敬と同時に切なさを感じて、涙が出そうです。 あと背嚢のレプリカ(持てる)と現在の自衛隊のパネルが比較するようにおかれてました。 他にもこんなレプリカが。加山、じゃない、倉石大尉を救った長靴、握り飯見ると映画のワンシーンが思い浮かんできます。缶詰は牛肉の缶詰。 こんな風に兵隊さんの一覧写真が・・・思わず神成大尉をジッと見る私。欣也マジナイスキャスト。 当時の事件は海外でもこのように報道されたそうです。 展示の終わり頃に、新しい展示ケースがあるな、と思ったら、大震災の時発見された新資料の展示が! 今でもこのように新しい資料が発見されるのはすごいと思います。 他にも山口少佐の死の謎やアイヌの捜索隊の活躍の紹介がありました。検索システムなんかも! 大体30分くらいで見終わる程度の広さでしたが、それでもとっても見ごたえがあり映画の追想をするには十分でした。 タクシーの運転手さんの話によると、古い資料館時代は、もっと生々しい写真が展示されてたそうです。 それもあり、映画には複雑な思いがあったそうですが、見ると引き込まれたと。 他にも地元の方しか知らない話をしてくれました。ありがとうございます。 長くなったので、隣にある陸軍墓地の記事は次回で! 今回よりは短くなると思います~!

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moeco

こんにちわ、今回新しくメンバーに加えていただいたmoeco(モエコ)と申します。 すでに記事はいくつか書いているので、読んだ方はお分かりだと思いますが、私は『THE腐女子』です。 といっても、腐オンリーというわけではなく、ノーマルなカップリングも大好きな乙女ゲーマーでもあります。

コメント

  1. todome より:
     穴掘ってじっとしている様は、本当に寒そうですね。かつて展示されていた「生々しい写真」って、本当に悲惨な事故だったんでしょうね。  それでも映画には引き込まれたというのは、それだけ製作スタッフが真摯だったのですね。
    • moeco より:
      1日目の穴の中で露営できたのはまだマシで、2日目3日目の露営では吹き曝しで露営して多数の凍死者が出たそうです。 映画は面白いというより引き込まれるという表現がぴったりの映画だと思います。 リアル八甲田山で3年かけて撮った映画ですが、今では再現不能でしょうね。
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