師匠への将棋レポート#023「詰将棋についてあれこれ」

将棋
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みなさん、こんにちは。

今回は詰将棋について書いてみたいと思います。

詰将棋は将棋脳の筋トレみたいなものだそうです。
将棋は王を一手でも早く詰ませれば勝ちとなります。
サッカーでもゴールという明確な目標を一番に意識してプレーする必要があると思います。
それと同じで、詰ませれば勝ちということで、必然と価値は重要なものになっているはずです。

それだけでなく、将棋では何手も先を頭で駒を動かして指していく必要があります。
詰将棋を本で解くとそういった脳内で駒を動かすいいトレーニングになっているのだなと感じます。

効能については以下のサイトに詳しく書いてありました。
詰将棋は将棋の一側面でしかないことも事実ですべてではないですが、大事なのは確かだと思います。


私自身も詰将棋大好きといった感じではないのですが、やはり将棋の大事な部分が詰まっているなと意識して、
優先度も高く取り組んでいるつもりです。

今の段階としては、3手詰にこなれてきて、5手詰は苦戦するといった状況です。
毎日問題数を決めて解いていっています。
ただいままでのやり方は横になりつつ、だらだらと解くだけだったんです。

3手詰にこなれたといっても、正答率、スピードがもう一つというところです。
そこでブルーさんをはじめ、色々な方の方法なんかも調べてみました。

なんとなくみなさんがタイムトライアルにしているというのは頭にあったので、自分なりに方法を整理してみました。
いままで正誤の記録もとらずにだらだらと周回するだけだったので、まずはしっかり記録をとろうと考えました。

内容は問題ごとの「正誤」と「所要時間」ですね。
記録をつけることで解くまでの「平均所要時間」、「正答率」といったことがデータとして出てきます。
あとだらだらやっているときは解けないのに、悔しくて時間を多くかけすぎてしまったりして、詰将棋をやる時間も無駄に長くなったりしてました。
そこはタイムアップを作ることにより改善できるかなと推測しています。

時間を測り、記録を取るメリットとしては、
・どの問題にどのくらい時間がかかったか記録が残り、周回を重ねるごとにどのように解くスピードと正答率があがったかわかり、モティベーションアップにつながる。
・タイムアップがあることで緊張感をもって取り組める。
といったことが大きいでしょうか。

あとは私はそんなに得意ではないので、沢山解くのがつらく、少な目にしてきました。
この問題はブルーさんの記事がいいなと感じました。


私が参考にさせてもらったのは、
当日間違えた問題をその日のうちにもう一度解いて、次の日も間違えた問題を解くといった方法です。

やってみていいなと思ったのは解く問題がおのずと多くなること
その日のうちなので、当然解くまでのヒントが頭の中にある状態で解けるので、駒を脳内で動かしやすく、スムーズに解けることです。
まぁ、当たり前といったらそれまでなのですが、
やはり間違えると解けない自分にストレスがたまって自信もなくしがちになってしまうので、そのストレス発散にもいいなと思いましたw
スムーズに解ける自分をまやかしながらも、イメージを作ることは意外と効果があるかも~なんて勝手に思っています。

この方法で周回してみようかなと考えています。

実はタイムトライアルには2つくらい方法があって、上記のものと、
あとは、時間10分なら10分と決めてその間に解きまくるといった方法です。
この方法のメリットは問題数を稼げることがあるなと思いました。
デメリットはゆっくり解答を確認できないことのようです。
タイムトライアルって実はみなさんこちらの方のイメージなのかもと感じました。
この方法は、3手詰の正答率95%以上になったら切り替える、もしくは平行してやるのもありかなと感じています。

あともう一つ始めたことがあって、

将棋 1手詰タイムアタック

ken1shogi.sakura.ne.jp

将皇というサイト様の一手詰タイムアタックを解くことです。
1手詰と読んで簡単すぎるというイメージはあると思いますが、やってみたら効果ありそうと思いましたよ。
というのも一問10秒までで答えていくのですが(解いていくと制限時間が3段階で短くなる)、詰将棋のように局面を限定して載せているのでなく、盤全体が出てきて、すぐに状況を判断して指さないといけません。
私は脳の瞬発力がいまいちなようなので、一瞬で盤面を把握する、指すというのはいい訓練になりそうです。
指運、つまり時間がない中でいい手を指すトレーニングにもなりそうです。
ゲーム要素も強いので、毎日10回のうちに毎日最高記録を出していくことを目標にしています。
将皇さんのメインサイトには詰将棋なんかもあるので、おすすめですよ。

今回の対局からのコーナーはこちら。

(上側が先手です.)
(下側が後手です.)(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)

最近石田流対策なのか、速攻で袖飛車にされたり、この棋譜のように引き角で攻められたりといったことがありました。
このようにやられたのは初めてだったので、ウォーズで大分時間を使ってしまいました。
結果は当然のように負け・・・。
速攻での石田流対策にどう指していくかも研究しないといけなさそうです。

それではまたお会いできればと思います。
P8033760
Creative Commons License nakashi via Compfight


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galthie

スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。 好きなチーム:アーセナル 将棋棋力(2016年1月現在) 【将棋ウォーズ】3級 【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ) 【将棋道場】対局数少なく判定出ていません

コメント

  1. ブルー より:

    ガルティエさん、こんばんは〜
    時間を測るのはすごく良さそうですね!
    自分の成長が目で見える形になるのって大切ですもんね〜
    本当に成長してるのかな?というのは、実戦では運や相手次第の部分が大きくて分かりにくいですし。
    回転数が上がってきたら私も時間測ってみようかな〜

    ハッ 私のブログが紹介されてる・・!
    ありがとうございます><
    良いか悪いかは分かりませんが、またなにか思いついたら色々試してみよう〜

    タイムアタックのサイト、こういうのもあるのですね〜
    秒読みがすごく焦らせますね><
    一手詰みなのに、ここまで短時間だと大駒の効きの見落としが頻発しちゃって中々解けない^^;
    ゲーム感覚で楽しく出来て、私の様な初心者にはかなり良いかも〜w

    棋譜を拝見させていただきました。
    全然詳しくないので間違ってるかもですが、(本来は初手68銀だった気もしますが)、これって嬉野流というのです!?
    どう戦えば良いのか私も全然分からないです><
    狙いは本譜のように引き角〜ななめ棒銀の感じで進むのかなー
    間違ってるかもですが、
    ▲76歩としていないからこちらの角が捌きにくくて、逆に相手の角は飛車や銀との連携で働くから、角の働きの差と攻めのスピードで一方的に攻めつぶすのが狙いの戦法なのかな〜

    弱点はやっぱり玉の堅さにありそうですね!
    飛車が浮くとななめ棒銀で上から圧迫されそうですし、低く構えて迎え撃つのが良いのかな〜 う〜ん。。

    でも、確か三間が一番、嬉野に対抗できる戦法だったはずなので、もしかすると本に三間側が五角以上になる変化が載ってるのかも!?

    あと、個人的には・・
    60手目の△28飛車打から形勢逆転し始めたのかな〜と感じました。それまでは、相手の攻めが遅い印象があったのと、玉が薄いのと、ガルティエさんが上手に角を活用してらしたので、良さそうな印象だったのです。
    60手目は何となくですが、18飛車で次の36桂〜78飛車成を狙うのとか、先に36桂としておいて、▲57銀と角道を塞がせるのもある・・のかな〜?

    あるいは、成銀の活用としてはあんまり良くないかもですが、
    64手目で同成銀として、角打ちの隙をなくしつつ、次の36桂を狙うのとかもありそう〜

    ごめんなさい、ちゃんと検討してなくて、本当にパッと見の感想でした><

  2. galthie より:

    ブルーさん、こんばんは~。
    コメントありがとうございます。

    そうですね~、レコーディングダイエットではないですが、記録をつけるって数字でみれて、わかりやすかったりしますよね。
    私のやり方はタイムトライアルというよりは、レコーディング詰将棋に近いのかもです~。

    またまたブルーさんの記事紹介させて頂きましたぁ。
    そうですね、やはり将棋の座学も日々リファインしていくのがよさそうですよね。
    参考にさせてもらってありがとうございます。

    将皇さんも試してもらって、ありがとうです。
    そうなんですよ~、意外と面白くて燃えるかなとw
    最近将棋って脳トレとなんかかぶるものがあるんじゃないかなと感じてきました。
    とあるブログさんで脳内将棋盤について書いてあったので、今は無理でもゆくゆくできたらいいなぁ。

    棋譜まで見て頂きまして、そちらも感謝です。
    丁寧に助かります。
    嬉野流というのですね~、さすがにお詳しい。
    確かに低く3間でいくのがよさそうですね。
    クロノ氏の動画でもあるかもですね、ちょっと見てみよう。
    いやぁ、いろんな戦法があるものですね~。
    先日の検討では中飛車で浮いてくる戦法を使っていたりしたし、最近びっくりすることばかりですw

    おっしゃる通り、
    60手目の△28飛車打は指してから、馬の道も止めてしまったし、あまりいい手じゃなかったと直感しました。
    実は時間使いすぎてて、ここらへんはノータイムでないと負けるのでかなり焦って悪手連発になってしまいました(´;ω;`)

    確か△3六桂は激指先生も推奨の手であったような、さすがいい手が見えますね。
    本当に参考になります。
    悔しかったので、対策考えられるといいのですが・・・。

    ちょっと触れた速攻の袖飛車についてなのですが、今度ブルーさんのサイトに棋譜付でコメントさせてもらおうかと、企んでいますw

    そちらもどうやって指してわからなかったので、アドバイスなど頂ければうれしいです。
    ただお忙しいと思いますので、よければということで。
    少し時間おいてそちらは投稿させてもらいます~。
    ではではまた~。

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